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絵を上達させるにはやはり絵を見る必要があると思う。プロは現実ではあり得ない光をあえて入れたり、体の構造をずらしたりすることでも絵の魅力を引き出しています。そういった表現は正解も教科書もないので絵から学ぶしかない。取り入れるかどうかは別にしてたくさんの表現を知っている人は強いです。
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「お手本をよく観察しましょう」と言われると難しそうでも、「発見をしましょう」と言い換えると、割と落とし込みやすくなる。「こう描けばいいのか!」をひたすら発見していく作業。どれだけ観察したかは数値化しづらいけど、「絵を描くコツを何個発見したか」は数で表せるから成長が実感しやすい。
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「思った通りに描けない」じゃねえ。お前の解像度が低い想像に任せて、思った通りに描いた結果がその絵なんだよ。(自戒)
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遅筆で悩む必要はないと思う。初めて自転車に乗る時はフラフラしながら慎重に漕ぎ出したし、初めて箸を持った時は何度も掴み損ねながらゆっくり食べたはずです。筆が遅いのはそれだけ丁寧な証拠。遅筆は成長の途中と考えれば、割と気持ちが楽になります。と、自分に言い聞かせてます。
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実は絵を描くのに必要な知識はもうある程度持ってて、あとは描くだけという状態が出来上がっているものの、毎日描きまくる体力や精神を維持するための「環境」が圧倒的に不足している、という人が結構多いんじゃないかなあと思ってます。