お問い合わせが来た。 客『オタクのだしは旨味がどのくらいあるの?』 私「どのくらいといいますと?」 『グルタミン酸がどのくらい入ってるのかってこと』 「多分、グルタミン酸は殆ど含まれていないかと…」 『は?あんたのところは旨いって書いてたよね?』 「あの、イノシン酸の事ですか?」 ↓
【50年前とは別物になったかつお節】 1 今、大半の人が知らなくなってしまった、かつお節。 今あるものは、50年前とはまるで別物になってしまっている。 鰹節という名称 原料にカツオを使うこと 煮て燻製する事 枯節はカビをつける事 これは同じだけど、その詳細がまったく変わってしまっている ↓
8 似た別物では意味がない。 日本の食文化の、土台を支えるものですから。 50年前のかつお節を残しているのは、多分というか間違いなくうちだけだと思う。 これをもう一度、日本に増やさないといけないから、別物になったものをもう一度取り戻さないとね。
こういったニュースを見ていると、この子たちが可哀想にも思えてくる。 躾をしてもらえず、良し悪しの判断もつけることができない人に育ってしまった。この子たちが果たして、ここから成長できるのだろうか… 修学旅行の中学生が展示作品損壊 新潟・十日町「大地の芸術祭」 news.livedoor.com/article/detail…
まるっと1分、そのまま流します。 生切りの現場です。 機械は使わず、全て手作業。 家族3人で作るからこそできる、クオリティです。
ちょっと泣けるお話 ① 会社の電話が鳴った。 お名前が表示された。 名前が表示されるのは古くからのお客様。 電話に出ると、若くは無い女性の声。 かつお節を注文したいとの事で、話を伺うと、ご本人は初めてだと仰る。 ところが番号は表示されたままのものなので、疑問に思いお尋ねしてみる。 ↓
② 「恐れ入ります、こちらの番号は既に登録がされている番号ですが、お間違いありませんか?」 『え?…それって〇〇〇〇で登録されているんですか?』 「あ、はい。そうです。」 『…それ、父の名前です。』 「あ、なるほど!お久しぶりのご注文でしたので、念のため確認させていただきました!」 ↓
③ 『こちらのかつお節だったんですね…』 「はい、丁度3年前の2019年12月7日に、前回ご注文をいただいておりました。」 しばらく女性が無言になって、そのあと、静かに鼻を啜る音が聞こえて驚いた。 声をかけてしばらく泣かれた後、落ち着かれるとポツポツとお話された。 ↓
④ 2020年の夏頃にお母様が急逝されたそう。 毎年実家に家族親戚が揃って、新年を祝われていたそうで、その時にはお母様が10リットル近い出汁を毎回用意しておいて、お蕎麦やお雑煮を作られていたのです。 それが美味しくて、毎年家族親戚一同孫たちの、一番の楽しみだったとか。 ↓
⑤ ところが、お母様が急逝されてから、集まりのお料理を電話主様と妹さんで、残っていたレシピを元にお雑煮やそばつゆを作ってみたところ、全く味が違う。 色々試してみて、ひょっとしてかつお節が違うんじゃ無いか?と思い至られて、色々試されていたそう。 ↓
⑥ そこで、兄嫁さんにうちの事を聞いたらしく、試してみようと思って、電話されたところ、大当たりで… 驚きと喜びで、涙ぐまれたのです。 毎年、年末に血合い抜きと厚削りをご注文いただいていたお客様。 これは、ハレノヒにみんなに美味しいものを食べさせたいと思われてのご注文でした。 ↓
⑦実は、お母様の最期のご注文の電話を受けていたのは私で、よく覚えていました。 『毎年お宅のかつお節を頼むと、年の瀬って感じがするわぁ!』 『お宅のは、普段はなかなか使えないんだけど、お雑煮だけはそちらの枯節じゃ無いと、主人が納得しないのよぉ』 と、楽しげに仰られていたのです。 ↓
⑧ その事をお伝えすると、また泣かれて、ありがとうございますと、何度もお礼を仰られました。 その後ご注文を受けて、出汁の引き方やかつお節の扱い方などをお話をして終わりましたが、最後に言われたのが 『これで、母の味が残せます。』 この言葉に、不覚にも私が泣いてしまいました。 ↓
⑨ 家庭の味が、脈々と受け継がれていく。 文化というものは、結局は家庭で育まれて繋がっていくものなのです。 その一欠片にでもなれていることが、嬉しかったのです。 お宅のかつお節でないと、この味にならないの! この言葉は、かつお節屋にとって、最高の褒め言葉です。 ↓
⑩ という事で、気合いを入れ直して、年末に向かいます。 いい仕事、やりましょうね! うちのかつお節、うまいっすよ! いかがですか😁✨
なんか皆さんに思いの他響いたようで…(´;ω;)ブワッ 文化って、一人一人が実は守って、育てているものなんです。 失うと、再現がとても難しい…。 日本の食文化は、今大きな岐路に立っています。 うちの使わなくてもいいんで、ぜひ出汁を引いて、食と文化を『面白がって、楽しんで』ください!
あああ!万バズですか!この話で万バズですか⁉ この際だから、思いっきり会社の宣伝させてください! かつお節の目利きがいる、日本で最後のかつお節屋です! 沸騰させても絞っても雑味が出ず、使う量も一般に言われる量の半分以下というかつお節を売っておりますー! taikoban.info/renew/
ちなみに、 真昆布のお勧めは 大阪はこんぶ土居さん@空堀商店街(←個人的に圧倒的一番。ここの主人が昆布の目利きやってる。イケメソですw) 東京は吹田商店さん@築地場外市場(←昆布全般扱ってるよー!) いりこのお勧めは 香川のいりこのやまくにさん(←ここのは本当にうまい!) です。
なんかね… これに対して、嫌なこと言ってくる人が殆どいないの(´;ω;`)ブワッ やさしい世界が発動しているかのように、みんな凄く温かい目線で読んでくれてるの…嬉しい。 みんなが、もっと幸せになる世界にしたい。 twitter.com/ajimai3/status…
@Narodovlastiye @iokawauchi 弊社は、クールジャパンから過去に一度、助成金?的なものを頂いたことがありますが、頂く側よりもむしろそれを狙っている〇〇ディレクター、〇〇コンサル、なんてものの方が遥かにタチが悪いことがよくわかりました。 真面目にやろうとしている人から、いかに搾取するかを狙っている輩が多すぎる…。
@__mgml__ すいません、小さな記事の取材受けたことありますが、全然言ったことと違う方向性で書かれていたことが、何度かあります。 専門用語もあったり、一般的な世界では無いので、きちんと理解されていたかな?って毎回心配にはなりますので、念のため、確認させていただいております。
#コオロギ を食べることについて、私見を。 ① 私たち、食品を生産/製造/販売をしている者にとって、最も重要視しているものは、「美味しい」でも「栄養がある」でも「安い」でもありません。 【安全】です。 人の口に入るという事は、それは命に関わることとして考えています。 長い時間をかけて ↓
防犯のお知らせ。 先日の事、突然男性二人組が会社に入ってきました。 時間は19時前。 うちは事務所が奥にあり、わざわざ奥まで入ってきて、事務所のドアを突然開けて声をかけてきました。 若い男性二人組。 うちは社長が1人。 社長が顔を向けてなんだと声をかけると、男性2人はゴニョゴニョと ↓
【来社する和食料理人さんへのお願い】 すいません。 今回、すっごく上から目線な書き方します。 が、この内容は、弊社に対してだけではなく、社会人としてとても重要な事だと思います。 何を言いたいか、まず単刀直入に申します。 来社したら、『まずご自身で名乗って、用件を言って』ください。 ↓
② なぜこんなことを書くかと言いますと、和食の料理人さんは、結構な割合で「名乗らず」「用件を言わない」方が多いのです。 弊社に入ってきて、声もかけず、挨拶もせず、名乗りも用件も言わずに、立って待っているのです。 事前にアポを取っていただいていたら、『何時ごろに誰々が来ます』と ↓