1
2
3
Amazonレビューについて、私も著者として4,5年前から度々悩み、声を上げてきました📝
個人攻撃とも取れる、無根拠で理不尽な言葉をレビューの場で投げられること。なぜ?と今でも納得できません。
(4年半前のツイート。ネタにしてでも昇華したかった🤔↓) twitter.com/luna_yumi/stat…
4
私は、酷いレビューを書き込む人がプロの同業者であっても正直まったく驚きません。隙あらば、誰かの足を引っ張りたい詩人や作家は沢山いるからです。
知名度や権力は関係ありません。4年前の私は20代前半。だからこそ標的になりました。
誰しも標的になりうる問題として重く捉えて欲しいと思います。
5
2014年以降、Twitterで私を中傷した詩人のうち何人かの方から直接謝罪の言葉をもらいました。
「ごめんなさいね。こんなに若い方だと思わなかったの」
いいえ。あなたは私の年齢をよく知っていたはずです。最年少で受賞、と報じられたことも。名前でググれば一発で、私自身の容貌も確認できますよ。 twitter.com/luna_yumi/stat…
6
【新刊】第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』文庫化が決定!📚💐 ちくま文庫に仲間入りします◎
未収録詩やエッセイが読める増補版です🙏
金魚を解き放つ少女が印象的な装画はカシワイさん、装丁は名久井直子さん☺️
小説家の町屋良平さんが熱い解説を寄せてくださいました🙇♂️amazon.co.jp/dp/4480437096/
7
2015年に書いたエッセイの一行「男の人は無邪気だなあ」は皮肉のつもりだった。今ならもっと辛辣に、刺さるように書くだろう📝🌠
"恋人がいてもいなくても、セックスしてもしなくても、詩は書ける。"
▶︎ セックスすれば詩が書けるのか問題|文月悠光『洗礼ダイアリー』
webasta.jp/serial/senreid…
8
暴力による"洗脳"は怖いよ。相手がいつ激昂するかわからないので、常に顔色を窺い、怯えるようになる。終いには「相手が気に入る通りに行動しなきゃ」と自分を責めることに。
最も恐ろしいのは「相手の思惑に強く支配されて、自分自身の考えがわからなくなること」。これを感じたら一刻も早く逃げて。
9
20代前半の頃、出演したイベントの客として来ていた詩人に「あなたの朗読にはエロスが感じられないね。最近セックスしてる?」「男と濃い恋愛をして、その経験を詩に注ぎ込まないと!」と詰められたことを思い出した。「恋をしないと詩は深まらない」など、似たようなことを言われたのは一度ならず…。 twitter.com/from41tohomani…
10
↑以前「セックスすれば詩が書けるのか問題」というエッセイに書いたので、ご存知の方もいるかなと。エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)に収録されています📚 版元のサイトがリニューアルしたため、現在ウェブでは読めなくなっている模様(Kindle電子版はあります)。
twitter.com/luna_yumi/stat…
11
ハラスメントそのものへのダメージもありますが、今思い出してみて一番つらいのは、そうした言葉をぶつけられた際、その場にいる年長者が誰も止めたり、会話に入ったりしてくれなかったこと。それを繰り返し思い出すこと。その度に、怒りと無力感に襲われること。
#文学界に性暴力のない土壌を作りたい
12
被害者がその場で言い返しても相手に通じないことが多い。なので、こんな場面を見かけたら積極的に介入して欲しい。
私もできることなら、タイムスリップして過去の自分を守りにいきたいが、こうして声を上げることで自分の無力感を少しでも拭い去ろうしている。
#文学界に性暴力のない土壌を作りたい
13
加害の場に居合わせた第三者の証言、興味深く読みました。
「なぜハラスメントを止めることができなかったのか」ということへの真摯な反省が綴られています。
少しでも気になる方は、この引用先のツリーを最後まで読んで欲しいです。 ▽
#文学界に性暴力のない土壌を作りたい twitter.com/Tsuyoshi_Shoji…
14
加害者に「教える」のは被害者の役割ではありません。
「あなたの朗読にはエロスが感じられないね。最近セックスしてる?」と告げてきた人物に対し、私はその場で「そんなの関係ないと思います」と反論しましたが、相手は尚も自分の意見を押し通していました。なんだかな……。 twitter.com/kohimon/status…
15
他人の恥ずかしい文章を「ポエム」と揶揄する風潮、正直ずっと「やめてほしい」と思っています。逆に「詩」として世に出せるものを書いているなら、揶揄してくる方がおかしい。たとえ今自分の文章が恥ずかしくても、めげずに堂々と書き続ければいいんです。
16
詩作の講座を5年以上続けています。自分の言葉に酷く自信がなさそうだった受講生が、回を重ねるごとに、顔が明るくなっていき、読者に心を開いた詩を書くようになっていく。その様を見ていると、人の言葉を揶揄したり、軽く扱わない(全肯定とは違います)環境が、いかに大切なものか気づかされます。
17
その変化の過程は、何にもかえがたい美しさを持つ、力強い体験です。
「ポエム=黒歴史、恥ずかしい」、本当にそうでしょうか。世間的にはそれが当然の反応だろうと、駆け出しの詩の書き手の足を引っ張るような価値観は、私にはとても貧しく、取るに足らないものに思えます。
18
自分の言葉を獲得するために、一生懸命あがいてください。憧れの人の作品に似てしまったり、綺麗に仕上がらないこと、あって当然です。すこぶる順調な成長過程です。
世の中は(社会は、親は、先生は)すぐ「恥ずかしいことだ、くだらないことだ」と思い込ませようとしてきます。それは「罠」です。
19
現代詩の人たちは、ポエムへの揶揄をあまりに野放しにしてきた。上手にイメージを刷新することができなかった。怠慢です。その役割をこの10年、短歌が担っています。 twitter.com/luna_yumi/stat…