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知らない番号から電話がありました。仮放免の方でした。母子家庭の方。生まれたばかりの赤ちゃんもいます。「生活に困ってます。一人で子育て大変。辛いから精神科に行きたい。お金ないです。恥ずかしいけど電話しました」 勇気をもって相談されたのだと思います。どうにかしなければなりません。
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今朝は路上生活中の外国籍の方のところに行きました。「アパートに入りたい」「足が痛い」とお話されています。 在留資格はありますが、生活保護は利用できません。なので、ずっと路上生活のままです。ボランティアの方や近くで路上生活をされている方がこの方をサポートしてなんとか生き繋いでいます
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今も路上生活をしている仮放免者がいます。家賃の見返りに性的関係を強要されていた仮放免者もいました。私のもとには「家賃が払えません」 続 難民・仮放免者を「ホームレス」にさせない!ホームレス化した難民・仮放免者が暮らすための「りんじんハウス」をつくりたい! congrant.com/project/umbrel…
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記事を書きました。 「未成年の子がレイプされ殺害され証拠隠滅のために燃やされている…この事実を多くの人に知ってもらうために今まで努力をしてきた。知ってほしい」 ホームレス化の危機にある母子家庭/ミャンマーのこと、知ってほしい/国連で「仮放免者」について言及 yumaosawa.com/?p=776
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今朝は仮放免のご家族のもとへ行きました。お母さん、泣いていました。 子どもたちのこと、病院に行けないこと、入管収容中から続く癒えない心の傷、急に行われるかもしれない再収容・退去強制への強い恐怖。眠れないそうです。「わーっ」と叫びたくなるそうです。 私にできることを探して行動します。
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今晩はホームレス状態の難民で仮放免の方のところに行きました。 1ヶ月以上、路上生活をしていたそうです。支援者の方のご協力もありホテルに泊まることができました。よかったです。しかし、ホテルは高い。いつまで泊まれるのかわかりません。行き先もありません。どうなってしまうのか。 続
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昨日は支援者の方から、「難民の母子家庭が今いる家を出ないと行けない。行き場所はないですか?」と連絡がありました。現状、ありません。どうなるんでしょうか。 今朝は、路上生活中の外国籍の方のところに行きました。生活保護は利用できません。この方は「国には帰れない」と言っていました。 続
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本当にそういう状況の国です。食べ物と防寒着、寝袋をお渡ししました。喜んでいらっしゃいました。これしかできず歯がゆいです。心配です。 「ホームレス化する難民・仮放免者」が相次いでいます。命や健康の危機にあります。この「現実」を多くの方に知って欲しい。もう待てません。
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南米の領事館の方から電話がありました。「日本でホームレス状態になりどこにも行けなくなった人の保護はできますか?」とのことでした。 領事館が保護してくれれば良いと思いますが、保護してくれる領事館は私の知る範囲内ではありません。それは在外困窮邦人を保護しない日本政府もそうです。
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困窮する日本人・外国人の支援をしていると公的・半公的団体の「嘘」に出くわします。 ある市役所に制度利用に関する事前問い合わせをしたところ「OKです」と言われたので、ほっとして当日よろしくお願いしますとお伝えすると「使えません。使えるなんて言っていません」と言われました。 続
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事前に何度も確認したので間違いはないのですが、ひっくり返されてしまいました。 ある医療機関もそうでしたら、事前に時間をかけて何度も確認しましたが、当日「聞いていない」とひっくり返されてしまいました。 こうした場合、言った言わないになってしまうので、どうしようもありません。 続
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私たちは簡単にあしらえる「どうでもいい人」とみなされているのでしょうか。多くの人にとって、公的・半公的団体が「嘘」をつくということは信じられないかもしれません。私もそう思っていました。でも、残念ながらそういうことがあります。 続
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こうした事態に対して、録音するということが対策のひとつになると思います。でも、いちいち録音してられないし、関係性にヒビが入る可能性があるのでそんなことはしたくないし、録音すると「録音はやめてください」と言われます。 続
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多くの公的・半公的団体の方々は真面目に職務をこなされていると信じていますし、そういう方も多く知っていますが、正直、疑心暗鬼になってきてしまいます。 私の中の「普通」が「普通」でなくなってきています。
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先週に引き続き今週も「ホームレス化する難民・仮放免者」の相談が相次いでいます。 アフリカ出身男性。難民。来日まもない。着の身着のまま逃げてきて、荷物は小さいバッグのみ。サンダル。成田に着いて、誰かに新宿までの切符を買ってもらう。駅に着いても行き場所なくホームレス。 続
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「首と手首を切って自殺未遂…。ドアから血が流れ出していることに隣人の方が気づいて緊急搬送されたものの、そこでかかった15万円が払えず、処置も不十分のまま“自主退院”してホームレス状態」 「排除」から「包摂」へ 生きる権利を奪われた「りんじん」と向き合うd4p.world/news/19496/
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今日は来日まもないアフリカ難民の方の難民申請書を作成しました。同国人の方と通訳の方と一緒です。終電がなくなってしまいました。 高学歴の方。理路整然と辛い状況を話してくださいました。帰ったら命が危ない。家族は拉致されている。明らかに難民です。 続
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日本には来たのは「最初にビザがとれたから」。周囲に日本に行けること 伝えたら「人権の国だ!よかったな」とみんな喜んでくれたそうです。そのあとに日本より難民認定率の高い別の国のビザも取れましたが、来日を優先しました。 カタールのワールドカップで日本人サポーターがゴミ拾いを 続
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していましたが、その光景がSNSを通じてアフリカ中に出回っているそうです。「日本人は礼儀正しい」「日本は信用できる国だ」。多くのアフリカの方がそう思っているそうです。言葉がありません。 この方に日本の悲惨な現状をお伝えする他ありませんでした。命からがら「人権の国」に逃げてきて 続
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これで安心だと思ったら、まったくそうではなかった。希望を失った表情に変わったことが脳裏に焼き付いています。 この方は、今後、入管に行き、難民申請をし、担当官から高圧的に怒鳴られる仕打ちが待っています。少しでもそれを緩和できるように同行します。通訳の方も弁護士の方も同行して 続
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くれます。この方は「人権の国」の真実を見ることになります。 もう外面だけよくするのはやめませんか。これ以上被害者を増やしたくない。日本は「人権の国」ではないです。帰れない人に「帰れ!」と脅し、仕事も認めず、生活の保証もしない。入管の中でも外でも自殺者が出る。それなのに 続
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入管は変わらない。社会の関心も高くない。 それでも諦めることはできません。多くの方が力強く動いていることもわかっています。できることを探してやるしかありませんし、変わっていくことを信じています。
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皆さまに色々とお伝えしたいことがあるのですが、現場は毎日が緊急事態宣言のような状況で、落ち着いて文章が書けません。 月曜はアフリカ難民の方の相談。アジア難民の方とミーティングなど。火曜は弁護士と通訳の方と難民申請。今日は路上生活中の外国籍の方の訪問と食料提供。その後、 続
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火曜日は弁護士の方と通訳の方と一緒に難民申請に行きました。 100人以上来ていたと思います。申請書の記入は廊下でやります。申請書を書くのは極めて困難。ダメだったら付箋を沢山貼られて高圧的な態度で押し戻されます。皆さん苦慮していました。私たちは事前に申請書を入手して、弁護士の方の 続
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指導のもと書き上げたものを持参したのですが、それでも一度修正しなければいけませんでした。日本人が3人、しかもプロがついてこれなので来たばかりの難民の方が独力で申請するのは極めて困難です。 以前、難民申請をお手伝いした時には書き終えることができず、帰っていった中東の家族を見ました。続