1
今頃寿司ざんまいの社長がソマリアの海賊を消滅させたなどという記事が出回っている。そんなわけないだろう。2012年から2013年にかけて海賊は激減したが、その主な理由は通行する船舶が武装護衛をつけるようになったことと自衛隊を含む各国の海軍がパトロールや取り締まりを行うようになったこと。
2
「ついにスーダンで日本人が入国禁止になった！」と同国出身のアブディンから嬉しそうな電話。日本や他の先進国の入管でさんざん苛められただけに痛快な気分になっているらしい。ただし残念なのは彼はいまや帰化して日本国籍。つまりアブ本人も帰国禁止。わけがわからなすぎで二人で大笑い。
3
アフガニスタン・カブールから唯一自衛隊機で退避した日本人、安井浩美さんじゃないか。共同通信カブール通信員で、現地に20年以上暮らし、アフガニスタンに最も詳しい日本人。私も何度かお世話になった。無事に脱出できてよかった。安井さんがいちばん現地の状況を適確に説明してくれるはず。
4
よくぞ言ってくれた！という記事。ここまで具体的かつ痛烈に踏み込んだ記事は初めてではないか。 toyokeizai.net/articles/-/420…
5
「クレイジージャーニー」が終了しました、お世話になりました、と担当ディレクターお二人からそれぞれ丁寧な挨拶の連絡が入った。私が一緒に仕事をした人たちは最初から最後まできちんとしたプロの仕事人だった。
6
沖縄の友だちが東京に来たので、浅草の「寿司令和」へ行った。日本で20年以上修業したミャンマー・ヤカイン州の人たちが経営しており、寿司と居酒屋料理とミャンマー・ヤカイン料理を出す唯一無二の寿司屋。どれも滅法美味くて安い。
7
私が今いる某国では、入国も渡航前のPCR検査陰性証明だけで、入国後に検査も隔離もない。住民はコロナ前の生活に戻っている。マスクなし、消毒なし、毎日握手とハグ。ワクチン接種は一回以上行った人がたったの30%未満。なのに、今コロナは日本よりはるかに少ない。コロナ、一体なんなんだ？
8
ミャンマー・クーデターの情報収集をしている際、「ヤンゴンではもうワクチン接種が始まってる」と聞いてびっくり。日本はまだメドも立ってないのに。クーデターが起きる国よりはるかに遅れているとはさすが我が国。
9
映画館へ行けない人はこの本を読みましょう。絶対に「読んでよかった！」と思いますから。
10
生まれて初めて「今すぐみんなのためになるレポート」を書きました。note.com/henkyochannel/…
11
私は今、毎日いろいろな在日ミャンマー人にクーデターについて訊いているが、軍を非難しない人に出会っていない。「軍もスーチーもどっちもどっち」という人や「お互いが協力するべき」といった中立的な立場の人も皆無。スーチーが好きではない少数民族もや非仏教徒にしても「反・軍」では全員一致。
12
辺境ドトールの店長に「シーフードヌードルでチャーハンを作るとプロの味みたいになる」と教えられ、半信半疑でシーフードヌードルをぶち込んでチャーハンを作ったら本当に美味くて驚いた。いやあ、知らんかったーnissin.com/jp/products/re…
13
ミャンマー在住の友人に電話で話を聞いたらコロナが相当ひどいらしい。1日の死者が百人を超えたというニュースが出ているが「実際はおそらく、その10倍ぐらい」。しかも、昨年は地元住民が自発的に感染者のケアや隔離、他地区との行き来などを管理していたが、クーデターでそういう地元機能は全て破壊
14
皮肉にもこれまで私が書いた文章の中でいちばん話題になってしまった「コロナ感染の歩き方」。第2弾の「宿泊療養篇」を公開しました。知られざるホテル療養の真実とは？ そして必須持ち物リスト付きです。note.com/henkyochannel/…
15
今ツイッター上で話題のオープンレターに私の名前も載っていたのか。全く記憶にないのだけど。 twitter.com/rogue_monk/sta…
16
NHK大河「鎌倉殿の13人」の初回が素晴らしく面白かったので、その参考文献の一つになっているとおぼしき永井路子著「炎環」(文春文庫)を読んだのだが、いや、この小説めちゃくちゃ面白いわ。
17
ミャンマーへ信頼できる寄付の受付基金ができました。私も賛同者の一人です。みなさんも寄付してノーベル平和賞候補になりましょう！（詳細はサイトをご参照ください）readyfor.jp/projects/justm…
18
今日ようやく１２月に発売される新刊が校了した。福音館書店の絵本月刊「たくさんのふしぎ」より『世界の納豆をめぐる探検』。私の大好きな漫画家さんであるスケラッコさんが素敵な絵をたくあん描いてくれました。国際納豆犬のマドも活躍してます〜
19
2月27日のミャンマー国軍記念日の式典に日本大使館が出席を検討しているという、ありえない情報。現地在住の後藤修身さんが直接大使館に電話で聞いたもの。もし出席したらミャンマー国民の間で日本の評価は地に落ちる。facebook.com/osami.goto/pos…
20
家の近所の書店がなくなってからもっぱらAmazonで本を買っていたが、それはよくないと思い直し、極力リアル書店で買うことにした。今日はすごく久しぶりに新宿のブックファーストへ行ったのだけど、心底楽しかった。書店では立ち読みができる。素晴らしいシステムだ。
21
PCR検査の結果、陽性と判定されてしまいました。飲み会をずっと我慢していたのに無念です。熱はありますが呼吸器系にさして問題がないので重症化には至らないでしょう。これから自宅か隔離施設かで療養となります。イベントにお申し込みの皆様、読者の皆様にはご迷惑とご心配ををおかけしました。→
22
すでに消滅しつつあるタヤップ語の罵倒語が素晴らしいほどに豊か。例えばおそらく日本語では「死ね、この馬鹿」みたいな意味で、「おまえのおふくろは雷が光ったときクソの山と一緒におまえを産んだぞ」なんて言うとか。
24
反クーデターの人々は、女性の腰巻きを道に吊るして軍の接近を妨げる作戦に出た。女性の腰巻きの下をくぐると、男性の機能に影響が出るという信仰がミャンマーにはあるらしい。 twitter.com/Myanmar_Now_En…
25
差出人も宛先も両方「高野秀行」という封書が届き、「あんた、また、やらかしたんじゃないの⁉︎」と妻に言われ、自分も一瞬そう思ったのだけど、実は将棋の髙野秀行六段から新刊を頂いたのだった。いや、びっくりした。
ノンフィクション作家。ポリシーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」です。最新刊は「語学の天才まで1億光年」(集英社インターナショナル)。