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福井駅前のパブリックビューイング、優勝の瞬間 #WBC
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「積雪」という、数ヶ月で消えてしまうものに対する、リスク、コスト、ほんとに考えないとなぁ。とはいえ喉元過ぎるとまた忘れてしまいがちなんですけどね。今回だって「雪への充分な備えを(ガソリンや食料を)」って再三事前にアナウンスされてましたしね。
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こう言う事は、関係者でなくても新聞とかHPや広報で情報を拾うと知る事は出来るけど、ほんとは市長さんなりがSNSで発信したり、新聞も後出しジャンケン的な批判だけでなく、「あちらを立てるとこちらが立たずで良いとこ取りは出来ないけど、皆さんどうしますか?」みたいな検証記事も載せて欲しい。
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まぁ、とは言え同じ税金なのに、住む地区で除雪クオリティ違うのは、アレなので、一度「ブロックごとの除雪クオリティ」を客観的に撮りまわってユーチューブとかで上げると福井市民にはウケるかもなぁ。意外と「ウチの周辺マシだった!業者さんありがとう!」となるかも。逆もあるかも。
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あと業者さんからすれば、同じ条件、同じ単価なら、狭い路地が多く、通行量も多く、「車で出るな」言うのに出てスタックする住民がいる地区よりそうでない雪のやり場の多い地区に入りたいよなぁ。
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地区ごとに除雪クオリティ違う問題は確かにあるけど、除雪業者との入札条件や契約を厳しくすると、「誰も入札しない空白地域」とか出てきてしまうやろしなぁ。その「クオリティ低い業者」を来年から外す。も入札なら出来ない。
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56豪雪から以降は、まぁ毎年なんだかんだコンスタントに雪が降ったと言うのもありますが、業者さんがもっといたんですよね。(福井のデータどっかになかったかな?)「◯◯組」って中小土建業近所にありましたよね?という。だからといって「公共工事増やそうぜ!」にはなかなかならないかもですが。
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つまり「土建業を食わせてこなかった」ツケを市民みんなで受けている状態なんだと思う。なので役場に電凸して職員に怒鳴ったところで「申し訳ございません」しか言われないし、数少ない業者さん達に「ムチ」を入れて働かせる事は出来ないんですよね。前回それで業者さん亡くなってますし。
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業者も「毎年冬は除雪がある」ならともかく「数年に一度か」「10年に一度か」天まかせのボーナスあてにして雇用と機械を維持できないし、自治体も万が一の備えに除雪業者を維持できるほど仕事を発注はできないし、地元業者がなくなっても全国から業者が飛びつくような単価で公募も出来ない。
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除雪は地区割りで入札だから、地元土建業が大事にされている地区には地域に根ざした業者が入り「同じ町内だから」と丁寧な仕事をするし、慣れているから仕事も早い。しかし土建業の仕事が少ないところは、あまり良い業者が入ってこなかったり、高齢な社長一人がヒィヒィ言いながらやっている所もある。
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また、福井の大雪に関する連ツイ。「除雪が下手になった。」とか「通りの向こうはマシなのにウチのところだけ下手だ」とか聞きますが「税金の無駄使い」とか「コンクリートから人へ」言われ公共工事も減り、大型除雪車とオペレーターを抱えていられる建設業者も随分と減りました。
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福井駅前の氷河期感。
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仕事に関わる事なので、思わずまた連ツイしてしまった。丸山先生の認識は正しいし、「生き物が好き」と「でも農薬使用は仕方ない」は両立する考えだと思います。農学部でこういうことを教えて欲しかった。いや、教えてたのかな?体系的に結びつけられてなかっただけで。
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この大雨で収入が減るかも。と心配な農家さんも多いと思います。雨の中、カッパ来て排水作業したり。ホントに頭が下がる思いです。美味しい農産物ありがとうございます。「いただきます」
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あとコミュ力と言えば農業は「作物との対話」も大事ですよね。上司やお客様は「文句を言ってくれる」から、ミスに気づく事ができますが、植物は「黙って枯れる。」収入はなくなり、あとで苗代、資材代、農薬肥料代、地代の請求だけが来る。植物という「察してちゃん」によるある意味究極のパワハラ。
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あと「煩わしい人間関係がいやだから」と農業を希望する人がいますが、農業だって、行政、普及員、農協指導員、お得意先、先輩農家、ご近所、融資元とか沢山の人と関わらないといけないですからね。かなりコミュ力が必要な職業な気がする。
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そりゃ自分で食べる分には、レシピ無視して不味い料理でもいいかと思いますが、他人に食べさせるならやはりまずはレシピ通りに作ってみた方が良い。後でアレンジや手抜きするにしても。農業も同じ。農業は自分でコントロール出来ない要素が多すぎるからこそ、先代の知恵を借りて対処できる事はしないと
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あと、慣行農法の工程一つ一つが脈々と受け継がれてきた農家や農学の知恵の結晶で、成功への最短ルートである。という事が分からずに、工程すっ飛ばしたり、時期が遅かったりするんですよね。レシピを勝手にアレンジしたり工程すっ飛ばして料理失敗する人みたいに。
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経営がうまく行ってない新規就農者は、意外と「畑に行ってない」んですよね。「あれ?農業好きだから就農希望したんじゃないの?」と。
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昔の人は「野菜は人の足音を聞いて育つ」と言いました。これはもちろん植物が音を聞く訳ではなく、「それぐらいの頻度で畑に行く人の野菜は、きちんと管理され育ちや品質が良い。また病害虫や異常に気付きやすいから対処も早い」という事実から生まれた言葉なのでしょう。
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それで双方の畑を見ると、「有機農業希望」の人の畑の方が荒れている。いや、農薬や除草剤使わないからでなく、そもそも「畑に手をかけていない」みたいな事例が多い。単純に「手間をかけたくない=有機農業」みたいな感覚か。慣行農法の人より畑に行かないクセに「穫れない」「枯れた」と嘆いている。
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先の「まずは基本どおり作って基準反収を上げましょう」の話ですが、だいたい「有機農業やりたい」という人より「俺、農業で稼ぎたいっす!」みたいなヤンキー気質の人の方が意外と反収も上がるし綺麗な野菜を作ったりする。
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「有機農業で食べて行こう」となるとその野菜の生理生態、土の生理生態、微生物や病気、害虫、気候などの様々な知識と、「野菜の声」が聞けるレベルの高い技術に加えて、マーケティングの知識もいる。時間なんかいくらあっても足りない。ロハスとは真逆の世界。