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大人になれば寂しくなくなると思っていたけど、寂しいときの気の紛らわし方が分かるようになっただけで、寂しくなくなったわけではないな
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新入社員さんが、FAXがちゃんと送れたか確かめる方法が知りたいと言うので、教えるためにFAXのところまで一緒に歩きながら「ちなみに手応えはあった？」って聞いたら、「FAXに手応えとか関係あるんですか？」って言われたけど、手応えで大体分かるよね…？
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すきな人は前髪が長い女性がすきらしいので、自分も前髪を伸ばしたいという可愛らしい気持ちとは裏腹に、どんどん見た目がロッチの中岡さんに近づいていく、どうしたらいいか分からない、最近悪夢ばかりみる
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学生の頃「じゃんけんで勝ってもすきなものじゃなくて、余りそうなものを選んでるよね、私は勝ったらすきなものを選ぶよ」ってともだちに言われたことがあって、自分の人生が自分のイメージしてたのとちょっと違う気がするとき、必ずそのときのことを思い出して少しだけつらくなる
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近所の八百屋さんでスイカを見ていたら、八百屋さんのおじさんが私の後ろを通るときにボソッと「甘いよ…」って言ってきて、半信半疑で買ってみたけど本当に甘かった
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誤解を恐れていつも文章が長くなるので、3行で説明できることも「レモンのさわやかな酸味と香りをたのしんでもらえるかも知れないと思って作りました。砂糖を使うのがだめとかじゃないんですけど、今回は砂糖なしでやってみました。気に入ってもらえたら嬉しいです。」みたいになってしまう
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なにもたべる気がしなくて机に突っ伏したり、心の底から明日になんてならなければいいと思う夜があったことは、決していまでも忘れないし、そういう気分を経験する前の自分には戻れないけど、生活を続けていけば、他のことや新しい思い出が少しずつ気持ちを満たしていってくれると分かったから、大丈夫
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営業の女の人に「すてきなブラウス着てるね」って言ったら、ちょっと照れながら「今日の服は腕がどれだけ太っても大丈夫なんです！」って言ってブラウスをよく見せてくれて、照れ方がかわいかった
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ふらっと寄ったお花屋さんで結構長い時間店員さんと話して「いろいろ教えていただいてありがとうございました」って言ったら「いいんですよ、家族ですから」って言われて、この人と私が…！？と思ったけど、「大切な家族が枯れたら悲しいですものね」と続いて、植物と私が家族という意味だった
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絶対にいい人とか絶対に悪い人とかがいるわけじゃなくて、人がいて、合う合わないとか得意不得意とかを勝手に自分が感じているだけなんだから、自分の感じ方さえ変えればもっと軽やかに躱していけるはずだと頭では考えているんだけど、気持ちがね
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人間の心を失ってしまい、真夜中にポテトチップスをたべたり、ふだんは見えないふりをしているコンビニの200円以上のおにぎりを買ったりしたけど、もうちょっと派手に荒れても大丈夫だったな
