手塚治虫の「新宝島」によって漫画に映画的表現が導入されて歴史が変わった言われているが「映画的」ではなく手塚先生は「アニメーション映画」そのものを"描こう"としたのだということが実際コマを繋げてこうやって動かしてみるとよくわかるのだ。いやスゴい!
多分『火の鳥』では一番評価が高いかもしれない鳳凰編。たった4ページでこの心を揺さぶれるエピソード。こんなふうにどれも短編で描けそうな話が凝縮されて長編が出来上がっている。読み返すほど手塚治虫の素晴らしさを再認識すると共に短編がもっと発表できる場が増えればいいのにと遠回しに思う。
昼、車で走ってたらKADOKAWAが建設中のところざわサクラタウンが思った以上に近所だった。スゴい建物だねぇ。
Q「マンガというものの本質を、ズバリひとことでいうと、なんでしょう?」 A「風刺ですよ」 (「手塚治虫のマンガの描き方」より)