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今日は長崎に原爆が投下された日ですね。毎年ご紹介していますが、私の父、井上光晴の著作『明日』は、被爆地で暮らしていた人たちの、8月8日を描く群像劇です。結婚した人、赤ん坊を産んだ人。彼らの「明日」が、一瞬でプツリと断ち切られるということ。ぜひ読んでいただきたいです。
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「不倫」をしてる人が百人いたとしたら百通りの不倫があるわけで、あなたが知ってると思ってる不倫が不倫のすべてじゃないんだよ。ということを伝えたいというのが私が小説を書く理由の1つですが、「不倫」を「引きこもり」に変えてもいいです。
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瀬戸内寂聴さんのご冥福をお祈りします。とても寂しいです。とても魅力的な方でした。映画「あちらにいる鬼」観ていただきたかった。複数の媒体に追悼文を書きますので、彼女への私の思いはそちらであらためて。
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井上荒野が自ら撮影した愛猫との日々とは 朗読は井川 遥 ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。 空前の猫ブーム、まさに「猫も杓子も」猫という時代に、「もの書く人々」は猫に何を見るのか?「もの書く人のかたわらにはいつも猫がいた。」 www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/tra…
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えっ。「ひとりごちる」はふつうに使っていた。もはや古語なのか…。そういえば以前「しょってる」という言葉を編集者が知らなくて、「サリーちゃんの歌で!しょってらァってカブが言うでしょ!」と説明していよいよわからなくしたことがあった。
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自民党の大勝が決まった夜に、ジョーカー姿の男が「人を殺して死刑になりたかった」と電車内で刃物を振り回していたというのが、今の日本をあらわしている感じがする。
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感動を共有することが悪いとは思いません。感動とは、ある事象と個人が出会ったときの心の動きだと考えます。感動はモノではなく、それを「与える」「共有が前提とされている」という考え方がおかしい、と言っています。 twitter.com/KXxuZzeRiCxcM9…
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先日受けたインタビューの原稿が上がってきたんだけど、無駄に長い&雑すぎて直しても直しても終わらない!私が必死で修正した原稿がそのインタビュアーの署名記事になるって納得いかない。
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「生皮—あるセクシャルハラスメントの光景」を書いた動機や、書きながら考えたこと。刊行のタイミングで、映画業界のセクハラが告発され、私は原作者の一人として、セクハラ撲滅のための声明に賛同しました。あらためて自分の考えを書くかもしれませんが、まずはこちらの記事をご覧ください。 twitter.com/dot_asahi_pub/…