SandA@粗忽長屋(@suzu1arbre)さんの人気ツイート(いいね順)

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10月14日は米国の女優リリアン・ギッシュ(1893-1993)の誕生日。可憐で大きな瞳は表情豊かで 映画の父D・W・グリフィスが彼女の顔に見惚れてクローズアップの技法が生まれた。子役出身の永遠の美少女は色気づいた大人の女の顔をせず、純真無垢な魂と瞳を保ち続け、可愛い老女に。華奢だが逞しくご長寿。
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1949年9月19日には2人のトップモデルで女優の英国のツイッギー(70歳)と、日本の山口小夜子(享年59歳)が生まれた。英国のファッションブランドBIBAを着こなすグラマラスでデカダン、ロマンティックで優美なツイッギー。世界的クリエーターで「仏の知性・哲人」セルジュ・ルタンスが手がけた山口小夜子。
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8月14日は世界的に活躍した日本のファッションモデル、アーティスト山口小夜子(1949-2007)の命日。黒髪のおかっぱ頭に切れ長の目、白い肌に映える赤い口紅は東洋の妖美として、資生堂などの化粧品広告に起用された。異界から来たような謎の生命体として神秘のベールに包まれた彼女は未来に生きている。
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#敬老の日だからカッコイイ爺さん婆さんを貼ろう 🇸🇪の俳優,歌手 ビョルン・アンドレセン(65歳) 1971年「ベニスに死す」の美少年タジオ役で知られた彼が2019年「ミッドサマー」の出演で再び注目を浴びる。 尚、往年の王子ビョルン様は少女漫画『ベルサイユのばら』の主人公オスカルのモデルらしい。
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仏の女流写真家イリナ・イオネスコ(1930-)の娘エヴァ・イオネスコ(1965-モデル、女優、映画「ヴィオレッタ」の監督)は7月18日で54歳。1977年に母イリナは幼いヌードの娘エヴァを撮った頽廃的で妖艶な写真集『鏡の神殿』を作家ロブ=グリエの序文つきで発表し、物議を醸したがエヴァは伝説のロリータに。
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5月13日は写真家ヤン・ソーデック(🇨🇿1935-)85歳の誕生日。白黒やセピアの写真に着色した彼の写真はノスタルジックで蠱惑的いかがわしさがある。物語性と毒々しいユーモア、背徳的エロティシズムを帯びているが、子供がモデルの可愛い作品もある。子供の頃覗き見た見世物小屋の仄暗い禁断の快楽を想起。
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8月14日は女優,ファッションモデル山口小夜子(🇯🇵1949-2007)の命日。切れ長の目と黒髪前髪ぱっつんヘアが印象的なクールで妖艶,神秘的な東洋の至宝。仏語でモデルは“mannequin”といいマネキン人形の意も表すが、彼女は「ウェアリスト:着る人」として服を着て見せることに誇り高い能動的な表現者だった。
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4月6日は画家ギュスターヴ・モロー(🇫🇷1826–98)の誕生日。〈美しい無力〉を表す「旅する天使」は2人の天使が亡霊の如く宙に浮揚する「ソドムの天使たち」同様、飛ぶのに疲れ寺院の天辺に腰をおろして休息中のようだ。「聖なる象」の天使のような活力は無いが力なく肩を落とした傷心の天使の姿が美しい。
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9月28日は仏の女優ブリジット・バルドー(1934-)85歳の誕生日。近年は動物愛護運動家として活動。幼い頃からバレエで鍛えられた抜群のスタイルで、10代にはモード雑誌のモデルをしていた。猫のような目とぷっくりとした唇のアヒル口の小悪魔ぶりは、子供時代からも健在の愛くるしいファム・アンファン。
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11月8日は仏の俳優ジャン・マレー(1913-98)の命日。ギリシャ彫刻のような彫の深い顔立ちの男前で圧倒的存在感。芸術家ジャン・コクトーとの出会いは決定的で、コクトーのパートナーで創作の源泉になり、演劇映画作品の殆どに出演。詩人の傍にあって薬物中毒にも陥らず早世もしない「善き天使」だった。
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《山口小夜子×セルジュ・ルタンス》 着物姿が妖艶で、ため息ものの美しさ。。。
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10月15日は女優 江波杏子(🇯🇵1942-2018)の誕生日。名前は女優だった母親の芸名と室生犀星の新聞連載小説『杏っ子』に由来。新聞を読むのが一番の楽しみで読書家。日本人離れした容貌と抜群のプロポーションで脇役でも存在感がある。凛としてモダン、権高でカッコいい姐御。もっと主演映画が観たかった。
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4月12日は掃除夫,作家,画家ヘンリー・ダーガー(🇺🇸1892-1973)の誕生日。死後発見された1万5千㌻以上の壮大な作品を描いたパラノイア的熱意と想像力に瞠目。生き生きとしたアール・ブリュットの世界に驚嘆。幼女が描くような戦う少女群の稚拙な筆致が純粋さを感じさせて寧ろ好い。孤高の創作活動に感動。
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7月23日は澁澤龍彦に日本人初で認められた画家 金子國義(1936-2015)の誕生日。運命的2人の邂逅の個展で「金子國義氏が眺めているのは、遠い記憶のなかにじっと静止したまま浮かんでいる、幼年時代の失われた王国である。…“花咲く乙女たち”の桃色のスキャンダリズムに腹を立てるがよい」澁澤@青木画廊
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11月30日はアイルランド出身の詩人、作家オスカー・ワイルド(1854-1900)の命日。戯曲のサロメは罪悪感を全く欠いた純粋な官能的人間で、本能的欲望と感覚的充足のみに忠実なデカダンな快楽主義者であり、作者自身を投影。オーブリー・ビアズリーのデモーニッシュな挿画が官能的youtu.be/HpAuRyw2YxY