高畑吉男 / Tadhg(@bardoffairyhill)さんの人気ツイート(リツイート順)

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#ちょこっと妖精学 今日は夏至です。しかも日蝕と重なるというなかなか希有な日和のようです。伝統的に、今日(正確には前夜から)は、多くの妖精郷への扉が開くとか。彼らの貴族が騎馬行列を組み遊行し、王は乙女を求め、女王は美丈夫を誘惑します。どうぞ今宵ばかりは夜歩きをお控えくださいね。
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物語が消える時。たまには真面目なことを。 アイルランドの物語が消えていく過程は、確かに語り手がどんどん鬼籍に入っていくということも在るし、テレビやSNSなどのメディアにその座を奪われてしまったと言うのも大きい。けれど、それ以上に問題だったのが語り手たち本人たちにもあったんだよ。
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#ちょこっと妖精学 フェアリーの語源は様々ありますが、その1つに「Fée(フェ)」があります。フランス語で妖精を指し、元々はラテン語の「Fatum」運命だったそう。それが変化し、中世ロマンスでは「魔術に長けた女性」を意味するようになり、その典型が妖婦モルガン・ル・フェです。
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#ちょこっと妖精学 水の精たちほど魅力的で、お話に登場する存在はないのかも知れません。 よく伝承で、彼らが好むのは『林檎』と『程よく焼けたパン』だと。それは、水界には、どちらもないからだそうで、彼女たちを娶りたい場合は、その2つを持参すれば良いそうです。 こんなお話があります。
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#ちょこっと妖精学 夏至が近づき、夕景がそれはそれは美しい季節です。こんな状況でなければ、宵や夜の散歩も良いものです。しかし、そんな素敵な時間も、時として彼らと出会すことになりかねないのが、この世界です。妖精譚には、夜、友人宅での集まりの帰りに彼らと鉢合わせする事が多多あります。
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#ちょこっと妖精学 ハロウィン妖精録 ジャック・オー・ランタン。言わずと知れたハロウィンのアイコンですが、元々は博打打ちのジャックが持つランタンなのです。悪魔を欺して莫大な富を得たジャックは、死後、天国にも地獄に行けず、この地上を彷徨うことになりました。
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ショッキングなニュースが止めどなく流れてくるので、苦手な方はどうぞ自衛を。 というわけで、アイルランドの画像を投下します。 ディングル半島、アラン諸島、リムリックです。
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#ちょこっと妖精学 今日は七夕です。天の川で別たれていた2人が会える日ですね。同じような、と言う訳ではありませんが、アイルランド南西部には、ある姫が戦争に出た恋人を妖精になっても待ち続けるという伝承があります。佇む彼女の姿が、城の外郭で今でも時折見られるそうです。
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#ちょこっと妖精学 今日は夏至です。 正午、太陽が中天にさしかかり、影が消えるとき、日頃は姿を隠している妖精たちが「視える」と申します。 興味のある方はお試しあれ。 けれど昔から彼らは「視られる」ことを大層嫌うと申します。その事をどうぞ忘れずに……。
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#ちょこっと妖精学 自分たちの秘密を暴露する者に容赦の無い彼らですが、どうやら音楽は別のよう。彼らの音楽を聴いてしまった演奏者に、三度弾くことを許すお話が伝わっています。しかし大抵はその素晴らしい曲を弾きたい誘惑に負けて、演奏者は石にされたりあちら側へ連れ去られたりします。
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#ちょこっと妖精学 そろそろ夏至がやって来ます。夏至に関連した妖精花といえばセントジョーンズワート(オトギリソウ)です。黄色い花の咲く野にはご注意を。妖精たちが魔法をかけて黄色い花を馬に変えるとか。無理やり乗せられ至るところ引きずり回されるそうです。
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#ちょこっと妖精学 今日は冬至です。最も夜が深く、濃やかになり、そして明日からはゆっくりと日が長くなります。それ故、夜の妖精たちもまた活発になるのでしょう。首無しの騎士、死を告げる泣き妖精、そして嵐の大公である古の隻眼の大神が眷属を連れて駆け抜けます。どうぞ今宵は暖かくして。
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#ちょこっと妖精学 Oíche Shamhna‼︎ ハロウィンがやって来ました! 光と闇が入れ替わり、時間が溶けてなくなる日です。妖精郷とこちら側、此岸と彼岸の境界線も曖昧になり、死者の魂が妖精と踊る日です。そして妖精大王に謁見する為に、アイルランド中の妖精諸侯が大王の妖精砦に集結するのです。
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#ちょこっと妖精学 妖精と結びつけられた草木百花は多多ありますが、一番身近なものは鈴蘭ではないでしょうか。和名は君影草。その愛らしい姿と可憐な香りで大変人気です。白い鈴が連なって咲く姿は『妖精の階段』と呼ばれますが大変強い毒草でもあります。同じく鈴形の花を付けるブルーベルも同じ。
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#私の世界観に触れて欲しい アイルランドの民話、とりわけ妖精譚を竪琴を爪弾きながら語っています。
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近親相姦がダメとかって、線引きはどこなんだろうか。いや、神話とか民話、割とカジュアルにそういうシーン出てくるんですよ。
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しかし、移民の多かったアメリカではカボチャに変化し、それが逆輸入という形で今ではアイルランドでもカボチャが定番に。 twitter.com/NMIreland/stat…
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そんな彼を見て「ちったぁ可哀想だ」と思った地獄の門番が彼に煉獄の炭を与えました。その火が消えないようにジャックは手近にあったカブ(ターナップ)に、入れたのがジャックのランタン。ハロウィン発祥の地であるアイルランドでは、カブでランタンを作っていました。
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#ちょこっと妖精学 人魚の髪は赤いというのはアイルランドの民話で当然のように語られていることです。人魚だけでなく赤毛そのものが魔力を持っているそうですが、漁師たちは海で赤毛を見かけると一目散に丘に戻ろうとしたという記述もあり、それは人魚の髪のことだったのかもしれません。