小雨が降る、今年の3月10日。 78年前のちょうど今ごろ、多くの人たちが、炎のなかで、苦しみ、心身ともに傷つき、亡くなりました。この像の親子のように。 昨日、空襲犠牲者1928名のお名前を読み上げました。一人ひとりの人間が、戦争で理不尽に日常やいのちを奪われることのない世界を。 #東京大空襲
東京大空襲から77年。 同じようなことが起きている現在。 憤り、失望、無力感の一方で、現状に反対し、何とかしなければという多くの声と行動。 それに勇気づけられつつ、センターも粘り強く「いのちと平和」の大切さを伝え続けていこう。その思いを新たにする、空襲77年目、開館20年目の3月10日。
緊急事態宣言のなかで迎える、76年目の3月10日。 空襲で焼き尽くされた東京下町。そこにいた、多くの人たち。 その街の、今の景色。 それぞれに思い起こし、または学び、あるいは語り合ってみてください。 11日は東日本大震災10年の節目も。 「日常」や「いのち」を考える2日間になれば幸いです。
3月10日。本日は早めに開館しています。 空襲体験者の方もセンターに来てくれています。14時~16時の間にご来館いただければ、体験者の方とお話できます。 雨もあがりました。ぜひご来館ください。
本日より特別展を開催します。空襲犠牲者の個々の足あと・名前・写真に焦点をあてた展示は、センターでは初めての試みです。本日13時からはオープニング・イベントもおこなわれます。ぜひご来場・ご見学ください。(詳細は添付チラシ)