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暁斎が描いたこのフクロウ、狐に乗った狸に追われています。
鳥がこんな顔をするわけはないと言われていましたが、鳥類学者によると「フクロウは驚いた時はこういう顔をする」のだとか。暁斎、見たに違いありません！
走ったり、困ったり、鳥は愉快で表情が豊か。暁斎の興味を満たしていたのでしょう。
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暁斎はお化け、妖怪を好んで描いたのではありません。狩野派の絵師は指定以外のものは描くことを禁じられており、狩野派崩壊後は自由な課題の依頼を受けても応じることができず路頭に迷いました。しかし暁斎は常に勉強していたので依頼があればお化け、妖怪でも描けたというのが事実です。河鍋楠美談 twitter.com/97margaret/sta…
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幕末から明治維新、文明開化期の荒波のなか、バイタリティと圧倒的な描写力で縦横無尽に作品を生み出した河鍋暁斎と、その暁斎を父とし、幼少から絵の手ほどきを受け、現在の女子美術大学で後進を育てるなど女性日本画家の先駆者であった娘・河鍋暁翠。父と娘が探求した自由闊達な作品世界の魅力をご紹介します。