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先日有名店のNO1キャバ嬢とお話しする機会を頂いた。
その人は「四国の県名全部言える?」という客の質問に対し、どの程度バカであって欲しいかという空気に合わせ数を調整するとのこと。
どの道にもプロはいると感心したが、知らないフリをされてる横で笑うおじさんの姿を想像したら泣けてきた。
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英国では電車を導入する時に、石炭をスコップで入れる人の雇用はどうなる!と揉めている内に、当時の新興国日本がどんどん電車を走らせ負けてしまった歴史がある。
今その日本が「スコップ側」になっているのは悲しい限り。
tv-tokyo.co.jp/mv/nms/smp/new…
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メンタル不調の方とお話しするとかなりの確率で自炊ができなくなったと話す。献立(企画)⇒買い出し(予算配分)⇒調理(実行)。自分以外にも作る場合は相手の好みも考える(マーケ)。確かに脳のCPUが低下している状態ではしんどい作業。
料理は脳の様々な高次機能を使う総合競技。
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医師会からPCR検査バイトの話がきた友人医師。8時間で6万7千円。医師バイトは最低時給1万以上だが感染しその後の診療が稼働できないリスクを鑑み断ったと。(因みにNYではコロナ担当のナースは日給20万だし杉並区では独自に危険手当を出す)
善意に頼る設計は社会損なので再考した方が良いと思う。
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女性は管理職になりたがらないというアンケート結果について質問された時は、「現行のルールでは・・と解釈すべき」と答えます。男性同士が夜に飲み屋で決定し後で知らされるような無理ゲーをあえて引き受けたい人はそう多くないですし、まずは「現行のルール」に意識的になることが重要かと。
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最近の小学校の授業はインターネット検索を教える。最初に入れる言葉は「お米」。その時期にはこの検索ワードが急上昇する。それに加え最近はお父さんの名前を検索してみようという地獄みたいな授業が。後数年後にパンドラの箱をあける娘にはあらかじめ謝っておきたい。恥の多い人生を歩んできました。
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社外の方の前では自社の社員を呼び捨てにするのがこれまで社会常識とされてきましたが最近スタートアップ界隈では社外の方の前でも社員をさん付け呼称にしている会社も。内と外を過剰に分ける文化は徐々に減少し今後は誰にでも敬意も払うフラットな「さん付け文化」が増えていくように思います。
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エビデンスが確立されている標準療法。どうも特別扱いを受けたい人からウケが良くない。
何かいい説明がないかと試行錯誤してみたが、「王道の治療」と言うとニュアンスが伝わったっぽい。
今度からこう説明しようと思う。
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元々会社でのメンタル不調者には空気が読めずにうまくいかないタイプと空気を読みすぎ疲れてしまうタイプが多かった。
この2タイプは在宅勤務になり楽になったという声が多い。いかに今までの会社が「空気を読む」に重きが置かれていたかが分かる。
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ワクチンの職域接種、予想に反して動きが早い。この分野河野大臣のアイデアをまとめ民間に丸投げという、丸投げが奏功している。
特に医師会には疎まれがちな若手の新興クリニックチェーンの動きが早い。医師会はお膳立てが整えばやってやっても良いという態度に対し早さの大事さを理解しITにも強い。
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会社は従業員の安全や健康に配慮する安全配慮義務を負っており、これは①予見可能性②結果回避性に分解される。
つまり従業員の安全が脅かされる事が予見できるのに結果回避を怠る企業の責任は重い。
台風が予見できなかったという言い訳は無理。企業には「無謀な出社要請は労務リスク」と伝えたい。
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ZOOM会議ではチャット機能が便利。先日同僚宛の個別メッセのつもりで、「(上司の)話なげーんだよ」と送った友人。全員向けの誤爆だった。
その日以来、在宅勤務で物理的に離れていた上司と心理的にも距離ができ名実ともにフルリモートが完成した。
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霞が関の深夜閉庁の発起人の1人です。いくら官僚が優秀でもそもそもの構造が無理ゲーでは生産性も上がりませんし何より身体に悪い。
70歳まで働く方が増え「長時間労働から長期間労働へ」と言われる時代なのですからそろそろ改めるべきかと思います。#霞が関の深夜閉庁を要求します twitter.com/worklifeb/stat…
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来月から土日に某区でワクチン接種のバイトをする予定。因みにその区では「うちの区長や職員はズルしてワクチン接種していないか?」という問い合わせが多数あるとのこと。
因みに当日キャンセル分は打たないと廃棄になってしまうのでその場にいる職員が打つことが「ズル」ではないです。
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有休を細切れに使って休む人が日本の企業には多いですが、個人的には最低年一回は長期休暇をお勧めしたい。
リフレッシュ効果はもちろん、どんな階層であっても「自分がいなければ業務が回らない」なんて事は殆どないと実感できるから。
この強迫観念から解放されるだけで気持ちが少し楽になります。
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産業医面談中、最近よく聞くのがSlackストレス。スピードは上がるが言葉は良く言えばカジュアル、悪く言えば雑になりがち。
流れるタイムラインの中で率直に用件をどんどん伝える「グイグイ感」が苦手でシンドくなってしまう。
メールからチャットツールへの変化に伴いストレスの形も変わるのか。
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産業医面談でよく出会うのが、育休中の「時短勤務の過重労働」。
一見矛盾ですが、制度は使えても業務は減らず、常に仕事に追われ、場合によっては持ち帰り仕事をしていたり。しかも時短分だけ給料は引かれますますの徒労感。
時間と成果が必ずしも一致しない仕事が多い時代の難しさを感じます。
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鬼滅の主人公炭治郎には承認欲求がない。あるのは禰豆子を救うという目的のみ。つまり承認欲求を否定し目的論を提唱したここ数年ブームのアドラーの体現者的。一方承認欲求に囚われてしまった人の多くが鬼として描かれている。承認欲求に囚われたシンジやアスカのエヴァンゲリオンと対照的。
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友人産業医の過重労働面談での話。
社員「顧客から午前1時とかによく電話がかかってきて、、」
産業医「今時そんな非常識な会社珍しくないですか」
社員「こ、厚生労働省です・・・」
#霞ヶ関クソ発注オブザイヤー
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子育て中のバリキャリ女性の友人。
会社を辞めない理由として、今の会社には信用貯金が貯まってるので、子の発熱などでの突発休みやフレキシブルな在宅対応に応じてくれるからと。
会社に対しての信用貯金。この感覚のバランスが良い人は大抵の仕事はうまくいく。
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気志團の綾小路翔さんが小5の頃ジャニーズに申し込もうと母に判子を頼んだところ叩かれ「私にとっては世界1カッコいいけど、世間ではそうでもない」と泣かれたと。
このエピソード、無償の愛を注ぐ事、自己愛肥大にしないようある程度の世間相場を示すこと。親の2つ役割が凝縮されてて面白い。
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実は今医療系人材紹介会社業界では激震が走っています。厚労省が医療従事者の紹介事業を始めました。当面は民間とハローワークのような共存になるのでしょうが、病院経営が大変な時に高額の紹介料を払わなくて良い仕組みは飛びつく病院も多そうです。 #NewsPicks npx.me/paKY/xaPx?from…
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吉本興業は芸人の事を「家族」と呼んでいたがこれは「親の言うことは黙って聞くべき」という父権主義になりがち。ただ本当の家族は簡単に関係清算ができないのに対し吉本は、切る。
現代において自らの組織を中途半端に家族と呼ぶより、「お互い他人だからこそ敬意を払う」方がよっぽどいい。
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産業医をしてて思うのは共感力が強いが故に辛くなってしまう人の多さ。取引先、同僚など色々な気持ちに寄り添い過ぎて疲れてしまう。
こういう方は負の空気が蔓延する職場ではいるだけで疲弊してしまうので、給料の多寡より職場の雰囲気や後ろめたくないものを売っている事を重視すべきだと思います。