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寺山修司の「てがみ」という詩をいま授業で扱っている。
第一連は「つきよのうみに/いちまいの/てがみをながして/やりました」というもの。
そこで「この手紙はどんな手紙だろう?」と発問した。
私は頭から「紙片の手紙」をイメージしていたのだが、即座に「瓶に入った手紙!」と言った子がいた。
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維新の会の見解、読みました。
酷いですね。「学校図書館の司書は、児童・生徒が求める書物を即座に取り出してくれますが、図書館は研究機関ではなく、その必要性はありません」て……。レファレンスというものの重要性を知らないのか。
井上真琴『図書館に訊け』を百万回読めと言いたくなります。 twitter.com/cafecriollo/st…
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ちなみに勤務校では、毎年中1に図書館ガイドの授業を行っています。司書教諭によるNDCのわかりやすい解説、検索機の上手な使い方ガイド、最後は館内をまるっと廻る図書館探検等、専任教諭だからこそできる継続的かつこまやかな指導。勤務校の図書館利用率が高いのは、間違いなく司書教諭の力です。
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また教員にとっても図書館はとても頼りになる存在。「これこれこういう資料を使った授業を行いたい」といった要望を出せば、自校の図書館はもとより、近隣図書館からも資料の取り寄せをしてくれるし、授業で使用する資料を一時的に禁帯出にしてほしいという要望にも素早く応えてくれる。マジ神です。
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生徒に聞くと、ネットでの書籍購入率は存外低い。理由はカードがないから。
そんな彼らが本に触れられるのが、図書館や本屋。
どのみちGWの遠出はできない中、せめて精神だけでもここではないどこかへ旅立たせる、そのための切符までは奪わないでほしいな。
#書店・図書館への休業要請に強く反対します
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クレヨンハウスが表参道から吉祥寺へ移転とのこと。驚いたけれど、移転理由はビル老朽化とのことだし、お知らせにも有機農業の畑を持つ云々とあるので、おそらく前向きな移転なのでしょう。
とはいえ、表参道裏通りのあの独特の空間がなくなるのには何とも言えない感慨が。
crayonhouse.co.jp/shop/pg/112209…
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「例えば夜泣きする子供をあやす時、妻の方が自分より工夫もしてるし辛抱強く頑張ってると思うけど、そんな時『これが母性の成せるわざか』と考えると、自分の足りなさが免罪されるような気分になるんだ」と夫が言っていて、なるほどこういう心理が「子供はママが一番」って言説に繋がるのかと思った。