77
プリキュアはこの時期、一年間戦ってきた敵と仲良くなったりして、「このまま物語の続きを見たいなぁ」っていう最高の状態で終わってしまうんだけど、視聴者が自由に物語の続きを想像できることを考えると、めちゃめちゃ後味の良い作品と言えますよね。
80
人魚の記憶消去装置が人間と会えない寂しさから作られたという事実に泣かされ、5分後には明るいBGMとともにその記憶消去装置が大爆発する。
我々が女児向けアニメに求めているものはきっとこれ。
感動して泣いて、楽しくて笑って……幸せで心地よい余韻に浸れる最高の最終回。
100
マリちゃんの「無理に許す必要はない」という台詞に救われる人がいてもいいけれど、続く「大事なのはその感情に流されないこと」という台詞の方が、伝えたいことの核心に近いんじゃないかなぁと僕は思う。
プリキュアが伝えたかったであろう前向きに生きるためのヒントはこっちのほうが近いかなって。