1
①
ABEMAで放送された下記番組の、脱炭素の議論を観た方が誤解されないように、いくつか補足します。
youtu.be/W9Tt5Cw5OUU
出演されていた専門家の方が「IPCCメンバー」と紹介されていましたが、IPCCは政府間パネルであり参加しているのは各国政府なので、執筆者をメンバーとは称しません。→
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熊本のアサリ産地問題では、「アサリが獲れなくなっている」という背景にも注目したい💡
不漁には様々な要因がありますが、生息地となる“干潟の減少”も深刻な問題のひとつ。当研究所では、こんな研究も↓
nies.go.jp/kanko/kankyogi…
金谷主幹研究員は、「アサリは年によって、また同じ干潟の中でも、→
3
地盤沈下よりも海面上昇の速度の方がはるかに大きいそう。
※論文では、フナフティ島の沈下速度は30m/100万年とあります(図4)。英文&有料購読です🐰ぐら
royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rs…
4
「ツバルの水没は温暖化ではなく地盤沈下」、「世界の海面上昇よりも早い速度で沈降している」とするツイートについて
twitter.com/takenoma/statu…
研究者に聞いたところ、これは“誤り”とのこと🔨
論文(※)によると、首都のあるフナフティ島の沈下速度は0.03mm/年。海面上昇の速度は数mm/年と桁が違い、→
5
#気候変動 #IPCC の最新報告書(RT)を、江守副領域長が動画で解説!📺
youtu.be/dLgGSI0G2SA
「温暖化が人間の影響であることは疑う余地がない」など、14あるヘッドラインを一つずつわかりやすく、時にマニアックに(?)、執筆者の一人として独自目線で解説。報告書の全容が詳しくわかります!🐰ぐら twitter.com/nhk_news/statu…
6
来年1/8(金)19:30〜📢Fridays for Future Japan @FridaysJapan と当研究所によるWEBセミナーが開催に!
『気候変動は「どのくらい」「どう」ヤバいのか?』、#気候変動 リスクについて専門家が解説、若者と対話します。第1回は、生態系・生物多様性への影響。詳細は↓🐣ぐり
fridaysforfuture.jp/climatechange-…
7
メタンが大気中の化学反応で消失していくのは事実ですが、その消失と放出を比べた時に放出が上回っているために、大気中のメタン濃度は増加を続けているわけです。
家畜のメタンを自然の循環の一部のように論じていますが、「家畜」は既に「自然の一部」ではありません。」
↓
8
家畜からのメタンは地球温暖化に関係ないというツイートがあり、
twitter.com/yoshiasakawa/s…
気になったので当研究所の遠嶋室長、伊藤室長、梅澤主任研究員に聞いてみました。
「大気中メタンは産業革命前より150%以上増加しており、家畜はその主な排出源の一つなので、この主張には無理があります。↓
9
#生物多様性 はなぜ重要で、外来種やウィルスの問題はどうして起こるのか?-その答えがわかる、当研究所の五箇室長の講演記事を紹介します↓
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-…
環境変動により生物多様性が急速に劣化し、#新型コロナウイルス など感染症を引き起こす要因に。警鐘を鳴らしています🐣ぐり
10
オーストラリアの山火事は温暖化と無関係で、そもそも火災面積は増えていないというツイートが話題に(RT↓)。江守副センター長は、
「たしかに火災面積は長期的に減少していますが、それは農地や人工物による土地の分断で燃え広がりにくくなった効果という説明があります。
theguardian.com/environment/20… twitter.com/ikedanob/statu…
11
③
この記事が紹介しているのはわかりやすい逆張り本で、懐疑論者の主張は断定的に紹介し、主流の知見は間違いに違いないと根拠なく切り捨てているようです。読んだ人は本当に地球温暖化が嘘だと思ってしまうかもしれません。ご注意ください。」
12
②
南極の周りの海氷は増加傾向でしたが、2014年から急減しています。
afpbb.com/articles/-/323…
海面上昇は加速しています。
climate.gov/news-features/…
ホッキョクグマが増えたのは保護活動により狩猟が減ったためで、その後は減少が懸念されています。
afpbb.com/articles/-/311…
(続く→③)
13
#地球温暖化 問題について、南極の氷が増え続けているという記事のツイートが話題に。当研究所の江守副センター長は、
「これはよくある懐疑論。
skepticalscience.com/translation.ph…
正しくは、南極の氷床は減っており、減少が加速しています。
wired.jp/2018/07/09/ant…
(続く→②) twitter.com/anonymous_post…
14
@wactktk はじめまして、国立環境研究所の対話オフィスです🐣
五箇室長に注目いただきありがとうございます!
見た目のインパクト大😎な五箇さんですが、研究者としての姿が見れる外来種のインタビュー記事もあるので、ぜひご覧ください!↓
taiwa.nies.go.jp/colum/gairaisy…
15
炭素をたくさん貯めておくストックとしての意義もあることを、研究者は指摘していました。
①②については、こちらからご覧になれます(英文)🐰ぐら
①carbonbrief.org/amazon-rainfor…
②nature.com/news/2008/0809…
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一方で、火災が今後頻繁に起こるようになると、火災に強い雑草や雑木ばかりになり、かつ土壌もやせてしまいます。こうしたマイナスの影響が、火災により森林が若返る効果を上回ると、生態系の衰退につながるおそれもあるとのこと。さらに、熱帯林は気象の条件が良いので光合成量は相当大きく、(→)
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成熟した森林でも、大気中のCO2濃度上昇により光合成能力が促進される施肥効果などで、正味でCO2を吸収していると考える研究が最近では多いとのこと(①②参照)。ただ、成熟した森林は光合成量が落ち、植物や土壌からの呼吸も増え、正味のCO2吸収が若い林よりもずっと少ないことは確かだそうです。(→)
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#アマゾン火災 に関して、ネット上では「森林が再生されれば光合成が盛んになる」と、火災が温暖化を加速させる説に疑問をもつ声も。「成長した森林は正味でCO2を吸収せず、燃えて再生した方がCO2を吸収する」という意見のようです。これについて当研究所の研究者に聞きました。まず、(→)
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住宅用 #太陽光発電「『10年で投資回収』は大ウソだった」という記事に、当研究所の江守室長が「すごい違和感を覚える」と記事を投稿→news.yahoo.co.jp/byline/emorise…
しかし🙀!今日(9/27)になって計算式の間違いを編集部が認め、記事は取り下げに。正しくは「10年でほぼ回収できる」。なんだった?🐱ぺあ↓
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