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私の妻は雑誌などのライターなんですが、一昨年タレント本を一冊、一年間かけて作ったのですが、ギャラの支払いは
「本が発売されてから」
と訳の分からない事を言われ、結局まだ支払われてないんじゃないかな。
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映画のプロデューサーがギャラの話をする時、
「今回は予算がないんで」
と、口ぐせの様に始めるが、いつも思うんだよな。
「利益が出たらそれをあなたは全部持っていくんですか?」
「国内がだめなら海外のマーケットに持っていき、予算をつけるのがあなたの仕事ではないですか?」
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それにもし自費でヘアメイクとかスタイリストとかつけてたら、経費だけは先に出ていくという…。
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俳優の出演料の話。
日本のテレビの場合、ギャラは作品の放送が終わってから支払われる。多くの場合、数ヶ月後。
海外では、撮影が始まったらすぐに、週単位でギャラが分割されて支払われる。
恐らく会計上の問題なのだろうが、もうちょい俳優に優しい精算方法は無いのだろうか。
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Kōkiが犯罪者集団から金塊を奪う! カンヌ行きの新作映画で共演のジャック・ロウデンは日本で共演お祝い - フロントロウ | グローカルなメディア front-row.jp/_ct/17628115
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Netflixがこれから4年で韓国のコンテンツに25億ドル(3350億円)投じると発表した。
撮影環境に厳しい日本との差が歴然に。
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韓国の大企業サムソンの創業者の孫娘ミキ•リーさんはグループ会社を通じて、スピルバーグ監督の映画などで知られる制作会社ドリームワークスに、約325億円を投資。結果として、韓国の映画関係者がこの会社で研修を受けることができるようになった。
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自慢じゃないが、海外作品の契約事にはこれまでコテンパンにやられて来た。日本の制作会社のミスで、日本と海外で二重課税されたり、それが嫌でハリウッドのビジネスマネージャーという人にお願いしたら只の泥棒だったり。これから海外作品多くなって行くから気をつけて欲しいのだよ。
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坂本龍一さんがある雑誌で、私の出演した「Giri/Haji」についてコメントしてくださったのを見て、思い切って事務所にメールしてみたら、めちゃくちゃ丁寧な返事をくださった。何度も文面を読み直し、只々お人柄に感心するしかなかった。
R.I.P Maestro.
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日本の映画関係者と話をすると、みんな決まって「ハリウッドは予算が違うからねー」と口を揃えていうが、私から見ると予算の違いは結果的な違いで本質的な違いではない。
「100億の予算で映画撮ってください」と言われ、ちゃんと撮れる監督、プロデューサーが日本にどれだけいるだろうか。
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ロンドンで撮影していたある日、撮影が遅れ、10分程オーバータイムに突入して終了。するとプロデューサーは全員の前に出て平謝り。みんなの追加賃金を勘弁してもらってた。
時間にルーズなアメリカやイギリスでは、労働時間に厳しく、時間に厳しい日本では、労働時間にルーズという矛盾。
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北米の撮影現場で声を荒げる監督、プロデューサーはまずいない。作品に関わっているすべての人のポテンシャルを最大限に引き出す環境を作るのも、彼らの仕事の一部だと認識しているからだ。
私の経験上、一度だけ現場で声を荒げたプロデューサーがいたが、次の日全員に謝って回っていた。クビ寸前。
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日本の俳優のギャラが上がらない理由の一つとして、大手芸能事務所が俳優のマネージメントも舞台 •番組•映画制作もやってしまう事にある。だってそうでしょ、俳優はギャラ交渉を誰にすれば良いのよ?奴隷が奴隷マスターに賃金あげてよ、ってあげないよね。完全なconflict of interest(利益相反)。
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妻「綾野剛と佐久間なんとかが結婚したんだって。」
俺「はあー?良子じゃねえだろなー!?」
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夏の思い出 #平岳大 takehirohira.com/253/
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ブログ始めました。
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