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食事中に店主に話しかけられるのがちょっと苦手で、味は好きなのにすごい話しかけられるから行くのが億劫になったお店があるのですが、もう行かなくなって1年以上経つし大丈夫だよね…とワクワクしながら訪ねたら入るなり「1年ぶりぐらいですね!!」と言われて泣きたくなった
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普段通らない道を歩いていたらすれ違った散歩中の犬が敵意剥き出しで吠えて襲い掛かろうとしてきて、それを飼い主のお爺さんが「いいんだよ…!あの人はいいんだよ…!」と諌めていて許されたのですが、良くなくて許されないパターンもあったの…?という疑問だけが残った
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出身がウマ娘の聖地なのですが、何かのレースで受賞した馬が出ると、村の1番目立つ所に馬の名前がデカデカと書かれた滅茶苦茶大きい祝福の横断幕が貼り出されるので、ウマ娘の世界でも優勝すると街中に名前が貼り出されてお祭りみたいになるのかなって思った
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今のはメラゾーマではない…。もっと矮小で、無価値な……。でも私にとってはかけがえのない……心の奥にしまっていた大切な…………
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「将来はウマ娘になる」と夢見る男の子が必死に練習して、ヒトはウマ娘になれないと知っても走り続け、でも結局陸上選手にもなれずウマ娘のアシスタントとして働き、そんなある日ウマ娘が忘れ物をし、これはと思い走って追うも全く追いつけず次第に小さくなる後姿を見て笑いながら涙を流して走る男の話
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ツイッターが最終回を迎えたら、誕生日でも無いのに全てのアカウントのホーム画面で色とりどりの風船が飛び交い、風船1つ飛ぶたびに1ツイートが消えて最後は真っさらなページだけが残り、窓の外に風船の群れが空高く浮かんでいくのが世界各地で報告されて終わり
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昔、休日は野球や釣りばかりしてて典型的な男勝りな性格の女の子が友達にいたのだけど、ある日その子に渡すお土産を忘れて仕方なく、別の子に渡す予定だったキラキラの飾り物を半ば冗談で渡したら目を輝かせながらわぁ〜…と何度も小声で喜んで笑顔でお礼を言われたのを、お土産屋を見る度に思い出す