三十数年前のアニメをネット配信で見ていたら、「高校入学時におばあちゃんが文学全集を買ってくれた(でもほとんど読んでない)」というシーンが出てきたんですよね。この頃は田舎の普通の家庭でも、おばあちゃんが孫に文学全集を買ってあげる余裕というか、文化資本があったんだなと。
誤解があるかもしれないので付け加えますが、「だから学校教育はダメなんだ」といいたいわけではないですよ。国語数学理科社会だって自分で勉強しなきゃ身につかないのと同じように、英語だって授業だけでは身につかない、なんでも英語教育のせいにしたらあかんよ、ということです。
「6年間も授業受けたのに全然英語できない」 あなた、6年間も授業受けたのに数学できないし現代文解けないし古文読めないし漢文読めないし物理わからないし化学わからないし生物わからないし地理も歴史もろくに覚えてないですよね。
たくさんのいいねやご意見ありがとうございます。とりあえず、現在の英語教育がどうなっているかについては、こちらを読んでいただくとよいと思います。 book.asahi.com/jinbun/article…
いいねをたくさんいただいているので何か宣伝を……。もしよろしければ、以前「マツコの知らない世界」でも取り上げられた『潮田の英解講義』という参考書の復刊リクエストに投票をお願いします。かつての英語教育の良いところが凝縮されたような名著です。 fukkan.com/fk/VoteDetail?…
#意外にこれ知られてないんですけど かつて「日本人は文法は得意だけど簡単な日常会話すらできない」というのが常識だったのですが、近年では文科省が非常に力を入れてコミュニケーション中心の英語教育を推進したおかげで、会話もできないし文法もできない生徒が量産されました。