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すごい今更ながら岡村さんの風俗関連の発言を読んだのだけど、あれは彼の資質の問題だけではなく、多くの男性が持つジェンダー観や女性に対する認知の歪みが表出した、いわば社会問題だと思う。そしてそれが著名人からも表出する根本には人間の『損得欲』が影響している。
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あれだけ常に注目されている人が、うっかりでも「弱い立場の人から搾取する」表現をするとは思えない。彼は貧困によって風俗で働かざるを得ない人を「自分より弱い立場の人」だと思っていない。絶対評価ではなく、相対評価として自分の方が弱者だと思っているから、自分の中で正義が保てている。
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結婚前、僕も根本に同じ認知の歪みを抱えていた。男性には逃げ道がない。社会や企業から高い評価を受け続ける以外に存在価値を認められない。一方で女性には色々な生き方があるし、仮に貧困や暴力で弱い立場に追い込まれても、その時点まで対策せずにいられただけ強者だと本気で思っていた。
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それらの情報の背景にあるもの（誰が発信しているか、女性限定の仕事がはらむリスク、男性と同じ仕事を志した時にどれだけの困難を伴うか、男性がどれだけ特権を持っているか等）には目を向けない。性別問わず、人間には「自分は損だと思い込む特性」があり、損を補強する情報だけを摂取する。
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話が逸れたけど、多くの男性が抱える認知の歪み（女性は有利で男性は不利）と損得欲が合わさった結果、岡村さんのように本気で悪気なく弱者を搾取する発言ができてしまうのだと思う。漫画でヒーローを見てきたはずの人達が恥ずかしげもなく女性を見下し罵倒し人権運動を否定するのも同じ原理。
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目の前にあればどうにかして対応せざるを得ない育児という業務がオフィス勤務の時は視界から消えて、誰にしわ寄せされてたかってことよね twitter.com/kasanana0000/s…
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「僕は差別をしていない」じゃなく「差別が存在している、それをどうするか」なんだよね。
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Twitterで断トツにダサいなーと思うのは、漫画のキャラのセリフを画像で貼りつけて何かを語った気になってるのを見た時。複雑な世界をその一コマで語れると思ってる浅はかさ、読んだ地点から一歩も前に進まずしがみついてる悲しさ、自分の言葉で語ることを放棄した思考停止感、全てがダサ過ぎて役満。
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同意のないセックスはレイプであるという話に反論する趣旨で「例えば夫婦生活の中で同意を取るとしたらどうしたらいいんですか」と言ってる人を見たのだけど、もしかして「これ一つで全て解決！夫婦間の同意の取り方」みたいなものがあると思ってる…？
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性犯罪の日常性に実感が持てない人はこの記事を読むとデータで認識できると思う。3万回以上の痴漢行為で立件が5回、検挙は30回程度。検挙数の1000倍発生していると推測できる。痴漢の年間平均検挙数が3500件なので、発生数は350万件ほど。これを日常的と感じるかどうか。 toyokeizai.net/articles/-/225…
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加害側の心理には往々にして「本来自分が得られるべきものを得られていない」という「欠損」の感覚があって、加害が適切でないという理屈は分かっていても「欠損」を埋めるための自分の行動には正当性があると思っていたりする。それを鬼滅はよく描いていると思う。 twitter.com/kean_univ/stat…
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GoToは今後も対象外が増えて行った結果、最終的に「島根県在住の40～59歳の男性で健康で口数が少なくいつも静かに笑っている方のみ対象」とかになる
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身長2メートル体重110キロで体が鋼のように硬くその気になればいつでも自分を殺せて隙あらば自分の体に卵を植え付けようとしてくる生物がいたとして、「よーしちょっと危険だけどこいつに体を差し出して金をせしめよう」と思える奴だけがハニトラって言葉を使うといい
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夫の睾丸を握り潰した時に出る脂汗のにおいが子どもの免疫力を高める世界で、同じ効果を得られる香りが開発されたとして、僕はもしかしたら「それでも玉潰し法でいきたい」と思うかもしれない。ただ、妻から「私は玉潰し法でいきたい」と言われたらドン引きする。
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「お父さんこれ！すごいチョコの味する！でも虫の味はしない！」と興奮しながら初めてチョコ蒸しパンを食べる三女
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非モテの辛さ、僕はものすごく分かって、別に屁理屈で言ってるわけじゃなく本気で「動物的本能に紐づいてるからどうしようもない欲求で、満たされなければ死ぬほど辛い」と思い込んでるのよね…。
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自分を「不幸」たらしめていたのは、「本来得られるべきものが得られていない」という喪失感と損得の感覚だったと思う。自分は失っている・損しているという認知が修正されたら一気に楽になった。喪失がもたらしていた欲求は本能ではなく他者から奪うことでの相対的「得欲」つまり加害欲だと知った。
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あ、でも、フェミニズムと言うとハードル高い人もいると思うので、男性の解放に焦点を当てた「これからの男の子たちへ」をオススメしておきます。男性の苦しみを生む環境を丁寧に紐解いて下さってて、10代〜20代前半で出会いたかったなと思います。
amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%8…
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「ラッキースケベ」という概念は、性的要素が絡む際の男女の損得の不均衡をすごく分かりやすく表していると同時に、男は得をする側で女は損をする側であるという認知を再生産し続けることで男が「得」を貪れるようにしているのよね。だから必死に再生産しようとする。
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目の前にいる人のパートナーを性別年齢関係なく何と呼ぶか、そろそろ決めちゃった方がいいと思う。僕は「お連れ合いさま」に一票。 twitter.com/kosodate10_3/s…
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と言うか契約上確認が必要な場合を除けば、お店に来た2人の関係性なんて店側が認識する必要はないので、2人とも顧客なら「お客さま」と呼べばいいし、どちらかがメインならもう一方を「お連れさま」と呼べば済むと思うのよね。
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そもそも「お腹を痛めたからこそ愛情が」みたいな何の根拠もない発想、誰がし始めたんだろ。父親全否定だと思うんだが。
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お風呂洗いを条件にお小遣い制にしてる長女が次女にお小遣いを渡して外注している
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夫を楽しく育児に参加させましょう系の話は要は「現実問題としてそういう意識レベルである人をどう動かすか」という短期的かつ夫に焦点をあてた発想なのよね。
で、これがなぜ推奨できないかと言うと、①そのスタンスを是とすることがまさにそういう意識レベルの夫を中長期的に生み出し続けるから→
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②そのスタンスでいる間、妻の側にだけ「子どもの命」「子どもの将来」という重荷が負わされ続け、子どもや妻の命に関わるから
なのだけど、そういう視点を実感を伴って持つことがないので何を言われても理解できていないと思う。
No War