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日本人は日本を舞台にした日本人の物語を書くべきである。少なくとも直木賞はそういう作品に与えられるべきである——と、林真理子氏と伊集院静氏が考えているのだとしたら、その根拠を示してもらいたい。それが選考委員をつとめる者の最低限の責任です。
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だめだ、泉は。とことん、だめだ。立憲の中の人たち、いいんですか、これで。
立憲・泉代表が連合・芳野会長に国民民主との仲介を要請 次期衆院選めぐり共産との選挙協力否定を評価 | TBS NEWS DIG (1ページ) newsdig.tbs.co.jp/articles/-/489…
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→「小説家だよ。小説家に決まってるだろ!」と答えたこと。「震災は天罰だという発言は政治家としてはアウトです。なぜ、小説でそれを書かなかったんですか」という問いに「ああああ。そうか。そのとおりだ」と暗い表情を見せたこと。→
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西村賢太作品の主人公は問題がありすぎるという内容のツイートが散見されますが、だから「嫌い」なのはいいですけど、だから「ダメ」はそれこそダメ。世界はポリコレ的に正しい人ばかりで成り立っているわけではないし、そういう「正しい」人しか出てこない小説なんて味気ないと、わたしは思います。
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自分が好きな「訳」を選んで読めばいい。新訳を否定するのは不毛でしかない。いろんなタイプの日本語の『若草物語』やドリトル先生が存在するのは、まちがいなく豊かなことなんだから。
という意味で、新訳が出ても旧訳も引き続き読める環境であってほしい。
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→とてもスケールが大きい文学作品の構想を語り、「書いてくださいよ!」と興奮するわたしたちに、「もう、ダメだな。年をとりすぎてしまった。政治に時間を取られてしまった」と淋しそうに笑ったこと。そういう石原慎太郎のことも覚えていたいと思う次第です。
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→中国飯店での会食で石原氏がもらした「政治家になって損をした。政治家になんかなったから、俺の小説は正当に評価されなかったし、批評もほとんど出なかった」という言葉。わたしの「石原さんは政治家ですか、小説家ですか」という問いにその場で初めて気色ばみ、→
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ナンシー関が亡くなってから今まで、テレビでちょっとどうかと思うようなことが起きるたび「ナンシーならどう書いただろう」と思い続けてきた。
これからは社会で何か起きるたび「小田嶋さんならどう考察してくれるだろう」と思い続けるだろう。小田嶋隆は、そういう唯一無二の書き手なのである。
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→「君たちは若いのによくものを知っているね」と、3人の話に興味深そうな表情で耳を傾ける人だったことに、とても驚いた。「人たらし」として大物政治家の懐に入り込んだ氏の、わたしたち一般人には見えない一面に触れたことが印象深く残っている。→
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昔、英国での演劇留学から帰ってきたばかりの野田秀樹にインタビューした時の、「イギリス行っていいなと思ったのは、チビやらデブやらノッポやらガリガリやら、いろんなタイプのいい役者が揃ってて活躍してるってこと。日本はルックスのいい俳優ばかりチヤホヤするけど」って言葉が印象深かったです twitter.com/Cristoforou/st…
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本を買ったというツイートで、わざわざ「ブックオフで買った」と明かすことを躊躇しないという点で、この御仁が読書とはほぼ無縁の人間だということがわかる。
ちなみに「墓穴を掘る」って言葉はご存じですか? twitter.com/TOMOKI_SUGINAM…
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過去の作品に差別的な描写や言葉があったとして、それを後世の人間が“正す”のは間違っています。差別的言辞を残すことで「かつてはこんなことがまかり通ってたんだね」という学びも得られます。お願いだから、言葉を“存在しなかったこと”にしないでください。
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こんなバカバカしい基準のせいで、これまで直木賞は海外を舞台にした作品のほとんどを落とし、SFやファンタジーを排除してきた。
お訊きしますが、じゃあ、長年にわたって選考委員を務めてきた宮城谷昌光氏の中国史に素材を求めた作品群を他の委員の皆さんはどう思ってたんですかね。
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→芥川賞選考委員としての酷い選評や都知事時代のあれこれで、わたしは石原慎太郎を批判したし、大嫌いでした。でも、その一方でいくつかの傑作を遺した小説家として、メディアで見せるのとは正反対の貌を持つ魅力的な人物としても記憶に残したいと思っているのです。→
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失敗したくないから岩波文庫に入っているような古典ばかり読んできた、というツイートが流れてきて思い出したのは30年以上前に川本三郎さんにもらったアドバイスだ。曰く「昔の小説を読むのは年をとってからでいい。若いうちは同時代を生きる作家を応援してあげなさい」。守ってきたつもりです。
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→あの原稿に怒って、社の偉い人に命じて「Title」を全面リニューアルに追い込んだスモールアスホール野郎は渡辺淳一です。石原氏は鼻で笑って「どうでもいいよ」と相手にもしなかったそうです。→
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とうとう、こんな恐れていたことが。最近、翻訳関係でもこれに似た話を聞いたばかり。知性も理性もない。いやだいやだ、いやだ。
英作家ロアルド・ダール氏の作品の「表現」変更に賛否 「太った」から「大きい」に bbc.com/japanese/64715…
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【謝罪と訂正】文学賞メッタ斬り!チャンネルの芥川賞候補作を紹介する回で、鈴木涼美さんの『ギフテッド』に関して「主人公の母親が、70年代に青春時代を送った人のように描かれているのが違和感がある」と発言しましたが、この作品の「現在」は2009年頃なので、まさに70年代の若者でした。
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是枝監督の入学式辞が素晴らしいですね。若い世代への励ましであり、挑戦状でもある。読むと、「どんな人間になりたいのか、なるのか」と自問することになる。
waseda.jp/top/assets/upl…
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→ここでちゃんと言っておきたいのは、わたしのベストセラーを斬りまくる原稿で文藝春秋から出ていた「Title」が全面リニューアルに追い込まれたことが、「噂の真相」の1行噂では「石原慎太郎の怒りをかった」ことが原因とされてましたが、ちがいます。→
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第二次安倍政権以降、年々歳々、どんどんどんどんイヤな国になっていくな、日本は。
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→と同時に、その当時は明かされていなかったけれど、脳血栓か何かで倒れて片方の腕がよく利かない状態だったにもかかわらず、フランス製のウォッカをぐいぐい飲み、我々にもぐいぐい勧めてきた、自身のマチズモ幻想を守ろうとする姿もよく覚えている。→
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アニメの『平家物語』素晴らしかった。原作の膨大なエピソードの取捨選択、その手際が見事。で、このアニメに感じいった方に熱烈推薦したいのが、宇月原晴明の『安徳天皇漂海記』(中公文庫)なんです。海の底に沈んだ幼い帝の物語を宇月原さんがどのように語り直しているか。一読驚嘆必至の傑作です!
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ああ、この、ただ運の良い出自を得ただけのクソ野郎は、国民を本気で物言わぬ奴隷にしてしまいたいのだな。
自民・麻生太郎氏「義務教育は幼稚園と小学校だけで十分。中学校まで義務にする必要ある?大人になって微分積分や因数分解なんか使わない」 | Share News Japan sn-jp.com/archives/40292
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皆さんも著者や訳者の方に「本買いました!」というツイートを送る時は気をつけたほうがいいですよ。「ブックオフで」と言われて喜ぶ人は一人もいません。