豊崎由美@アンチ維新(@toyozakishatyou)さんの人気ツイート(新しい順)

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安倍晋三を「英雄」にしちゃいけません。なぜなら、単純な話、そもそも英雄なんかじゃないからです。どんな死にかたをしようがダメなものはダメ。
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ナンシー関が亡くなってから今まで、テレビでちょっとどうかと思うようなことが起きるたび「ナンシーならどう書いただろう」と思い続けてきた。 これからは社会で何か起きるたび「小田嶋さんならどう考察してくれるだろう」と思い続けるだろう。小田嶋隆は、そういう唯一無二の書き手なのである。
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鴻巣さんのおっしゃる通り。逆なんですよね。翻訳が出ていない受賞者こそを紹介してほしい。そのことで小説好きの知見が広がるし、大手メディアの報道の後押しで受賞作の翻訳が進むかもしれない。 日本村の狭い了見にはほとほとうんざりです。 twitter.com/yukikonosu/sta…
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失敗したくないから岩波文庫に入っているような古典ばかり読んできた、というツイートが流れてきて思い出したのは30年以上前に川本三郎さんにもらったアドバイスだ。曰く「昔の小説を読むのは年をとってからでいい。若いうちは同時代を生きる作家を応援してあげなさい」。守ってきたつもりです。
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是枝監督の入学式辞が素晴らしいですね。若い世代への励ましであり、挑戦状でもある。読むと、「どんな人間になりたいのか、なるのか」と自問することになる。 waseda.jp/top/assets/upl…
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アニメの『平家物語』素晴らしかった。原作の膨大なエピソードの取捨選択、その手際が見事。で、このアニメに感じいった方に熱烈推薦したいのが、宇月原晴明の『安徳天皇漂海記』(中公文庫)なんです。海の底に沈んだ幼い帝の物語を宇月原さんがどのように語り直しているか。一読驚嘆必至の傑作です!
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一日一冊本を読むという人、瞬間記憶みたいな特殊能力の持ち主でもない限り、わたしは「読んだ」ことを疑う。飛ばし読みしてるか、流し読みしてるか、ページをめくっているだけではないのか。 本はゆっくり読めばいい。じっくり読むのがいい。
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こんなバカバカしい基準のせいで、これまで直木賞は海外を舞台にした作品のほとんどを落とし、SFやファンタジーを排除してきた。 お訊きしますが、じゃあ、長年にわたって選考委員を務めてきた宮城谷昌光氏の中国史に素材を求めた作品群を他の委員の皆さんはどう思ってたんですかね。
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日本人は日本を舞台にした日本人の物語を書くべきである。少なくとも直木賞はそういう作品に与えられるべきである——と、林真理子氏と伊集院静氏が考えているのだとしたら、その根拠を示してもらいたい。それが選考委員をつとめる者の最低限の責任です。
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直木賞選考委員の一部は、ずっとそう。出身国以外を舞台にした小説なんて海外ではフツーに存在していて評価されてきているのに。なんかもう情けなくなる。 twitter.com/sengaiakiyuki/…
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でもって、「西村賢太作品の主人公のような人物を登場させてもいいけれど、今の時代においてその場合は、作者からの批判的あるいは批評的な眼差しは必要不可欠」とも、わたしはまったく思わない者です。ただ、ゴロッと存在していればいい。それをどう見るのか読むのか感じるのかは読者の自由です。
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西村賢太作品の主人公は問題がありすぎるという内容のツイートが散見されますが、だから「嫌い」なのはいいですけど、だから「ダメ」はそれこそダメ。世界はポリコレ的に正しい人ばかりで成り立っているわけではないし、そういう「正しい」人しか出てこない小説なんて味気ないと、わたしは思います。
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早すぎるでしょ、賢太。 慊いよっ。
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→とてもスケールが大きい文学作品の構想を語り、「書いてくださいよ!」と興奮するわたしたちに、「もう、ダメだな。年をとりすぎてしまった。政治に時間を取られてしまった」と淋しそうに笑ったこと。そういう石原慎太郎のことも覚えていたいと思う次第です。
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→「小説家だよ。小説家に決まってるだろ!」と答えたこと。「震災は天罰だという発言は政治家としてはアウトです。なぜ、小説でそれを書かなかったんですか」という問いに「ああああ。そうか。そのとおりだ」と暗い表情を見せたこと。→
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→中国飯店での会食で石原氏がもらした「政治家になって損をした。政治家になんかなったから、俺の小説は正当に評価されなかったし、批評もほとんど出なかった」という言葉。わたしの「石原さんは政治家ですか、小説家ですか」という問いにその場で初めて気色ばみ、→
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→芥川賞選考委員としての酷い選評や都知事時代のあれこれで、わたしは石原慎太郎を批判したし、大嫌いでした。でも、その一方でいくつかの傑作を遺した小説家として、メディアで見せるのとは正反対の貌を持つ魅力的な人物としても記憶に残したいと思っているのです。→
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→あの原稿に怒って、社の偉い人に命じて「Title」を全面リニューアルに追い込んだスモールアスホール野郎は渡辺淳一です。石原氏は鼻で笑って「どうでもいいよ」と相手にもしなかったそうです。→
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→ここでちゃんと言っておきたいのは、わたしのベストセラーを斬りまくる原稿で文藝春秋から出ていた「Title」が全面リニューアルに追い込まれたことが、「噂の真相」の1行噂では「石原慎太郎の怒りをかった」ことが原因とされてましたが、ちがいます。→
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→と同時に、その当時は明かされていなかったけれど、脳血栓か何かで倒れて片方の腕がよく利かない状態だったにもかかわらず、フランス製のウォッカをぐいぐい飲み、我々にもぐいぐい勧めてきた、自身のマチズモ幻想を守ろうとする姿もよく覚えている。→
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→「君たちは若いのによくものを知っているね」と、3人の話に興味深そうな表情で耳を傾ける人だったことに、とても驚いた。「人たらし」として大物政治家の懐に入り込んだ氏の、わたしたち一般人には見えない一面に触れたことが印象深く残っている。→
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『石原慎太郎を読んでみた』を気に入った(わたしの酷い戯曲評も載ってたのにね。そこは読んでなかったんでありましょう)石原慎太郎氏に呼ばれて、栗原裕一郎さん、中森明夫さんと3人で中国飯店で会食したことがある。メディアを通じてしか知らなかった石原氏が「俺が俺が!」の人ではなく、→
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昔、英国での演劇留学から帰ってきたばかりの野田秀樹にインタビューした時の、「イギリス行っていいなと思ったのは、チビやらデブやらノッポやらガリガリやら、いろんなタイプのいい役者が揃ってて活躍してるってこと。日本はルックスのいい俳優ばかりチヤホヤするけど」って言葉が印象深かったです twitter.com/Cristoforou/st…
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TikTokで感想を発している人のおかげで本がたくさん売れ、版元も著者も書店も大喜びという素敵滅法界に水をさすツイートをして、申し訳ありませんでした。 大変貴重なご意見の数々、ありがとうございます。今後の書評活動の参考にさせていただきます。
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正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬鹿馬鹿しくないですか? あの人、書評書けるんですか?