もの(@MONO_ISHI)さんの人気ツイート(新しい順)

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確かに、高額献金による貧困や家庭崩壊ばかりが取り上げられているけど、私の場合、二世としての苦しみは貧困よりも「真理や価値観を強要されること」「人間関係や行動を常に監視され糾弾されること」だったんですよね。人間としての尊厳を常に踏み躙られている気分だった。
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カルト新聞を読む夫と猫。夫は「神様のいる家で育ちました」も読んでくれて、内容に感極まって泣いていました。優しい人よホント。
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私は今の自分が好きだ。長い時間をかけて本来の自分になれた気がする。本当の意味で自分の人生を歩めるようになった。宗教二世が自分の人生を取り戻すのにかかる労力と過酷な道のりを一般社会にもほんの少しでも知って欲しいと思う。
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気付いた瞬間に茨の道が始まり、凄まじい苦しみの末に私の家庭は崩壊した。いつまでも神に出会えず信仰を持てない自分が悪いのか、嫌でも教会に行ったらこの家は円満になるのか、と何度も自分を責めることがあった。でも違う。子どもの犠牲により欺瞞の家庭を維持するのは違う。
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知人には「よくおかしいって気付けたね」「よく抜けられたね」と言われるけど、私だってあのまま洗脳されていればどれだけ幸せだったかと思う瞬間もあったよ。親とも仲良しで、自分の血統に誇りを持ち、神の存在を確信し何も疑うことなく、親と同じ道を歩めたらと。でも気付いてしまった。
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何百回も言ってるけど、一世が脱会した場合は「元の自分」や「戻る場所」があるんですよ。でも我々二世には存在しない。入信する前の親がどんな人間だったかも知らない。誰の助けもなく、まっさらな状態から自身を再構築しなければいけない。これがどれだけ過酷なものか。
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私が統一教会を離れた理由は「恋愛をしたい」よりも統一思想を真理として受け入れられなかったことに尽きる。善悪二元論や一つの思想で世界を統一することが荒唐無稽に思えた。世界はサタン側と神側の白黒ではなく、グラデーションであり、多彩な色の存在を認め合うことが私にとっての世界平和なので。
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私の願いは統一教会の悪評を広めたいわけでも組織をブッ潰したいわけでもなく、二世含めたカルトの被害者支援に注力してくれる政治であること。二世の相談窓口一つとっても対価のないボランティアで運営されており、支援者側の疲弊が著しい。本来これは政治家が音頭を取ってやるべき問題ではないのか。
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ひたすらコメンテーターの質が低い。「何で抜けられないのか不思議」「自分の家も過保護だったり家訓を押し付けられたけど恐れないで一回家を出てみたらいい」「熱心に信仰してる人もいるし議論できない」と的外れなコメントばかり。自助グループの横道さんの話をもっと聞きたかった。#アベプラ
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統一教会が有名になったことにより、ネタとして笑いのタネにする風潮が散見される。自分はカルトに無縁だと思っているのだろう。そういった、想像力が皆無の輩に二世達がどれだけ傷ついているか。そういう社会だからこそ誰にも言えずにどれだけの孤独を抱え込んできたか、声を大にして訴えたい。
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ZOOMで宗教二世が生きづらさを語る会を開催します。 8月11日(祝)14:00〜15:30 ・匿名、顔出しなし。 ・宗教は問いません。三世以降の方もどうぞ。 ・参加希望される方は、DMにてご連絡下さい。(申込者多数の場合はお断りすることもあります) 皆さんの参加をお待ちしています。
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二世のみんな、絶対に絶対に幸せになってやろうね。
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父から来たLINE。「山上の打った玉で亡くなったわけではない」とは、それこそ陰謀論レベルでは。末端食口はこうやって自らを納得させるしかないのかな。良識ある若い食口よ頼むから教会内部を変えてくれ。親達はもうここしか居場所がないんだよ
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今回多くの二世にメディアから取材が殺到していると思います。藤倉さんも懸念していたが、メディア側の理解度や思惑によってはタイムリーな一過性のエンタメとして昇華される可能性もあります。何よりメディアは私達の伝えたいことを伝えるとは限らない。見極めが必要。 twitter.com/cult_and_fraud…
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正直私個人としては政治や献金問題とか二の次で、団体の改革や社会の仕組みづくりによって「今苦しんでいる二世をが救われて欲しい」「信者や元信者個人に偏見を向けたり執拗に攻撃しないで欲しい」という思いの方が強いんですけどね。クソカルトなのは事実ですけど複雑で繊細な問題が絡んでるんですよ
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これを両親は「感謝して自分からやっている」というのですよね。強制されているという自覚は皆無。統一教会の言い分と相違はない。しかし、そもそも教会側が「先祖を解怨しないと現世で子孫にさまざまな悪いことを引き起こす。」と恐怖を植え付ける所以なんですよ。詐欺以外の何でもない。
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ところで高額献金の実態はまだありますよ。これは3年前に帰省した時に実家に貼ってあった先祖解怨の表ですけど、直系だけではなく一代前の父方母方……など、8家庭の記載あり。430代解怨するのに1000万以上かかるので、計算すると単純に震えますよね。無論これまで数千万以上は貢いでいるだろう。
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特にカルトと呼ばれる宗教は、思考のみならず進学や就職はたまた交友関係(結婚や恋愛も含め)等の社会生活を制限されることが多い。「真理」にそぐわないものを徹底的に排除し、子供の選択を奪い続ける。それを「家庭の問題」と矮小化し目を背け続けた社会の責任は重いと思います。
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大前提として「宗教二世」のスタンスや境遇は多岐に渡ります。親と同じ信仰を持つ人、教団から離れて生きている人、どちらも選べず悩む人、また今回の犯人のように親が途中から入信した、生まれた時から親が信者だった、信者が片親のみ、両親揃って等、本当にさまざま。 #統一教会 #宗教二世
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統一教会の記者会見を見た。第一印象は「田中氏、凄まじく話が上手いな」という印象。あの誠実(に見える)な姿勢と論理の破綻のない答弁に、多くの視聴者が「カルト宗教信者」とのイメージの乖離を感じたのではないか。その上で巧妙に無数の嘘を吐き、「自分達は関係ない」という主張を通しましたね。
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今回の事件で宗教二世が本当に苦しい状況に置かれています。過去に沢山の二世が本音を吐露しているホットラインもご活用を。私達は紛れもない「被害者」、おそらく今後も世間から好奇の目を向けられるだろうし、しっかりと立場を主張していきたい。 niseihotline.com
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「母親が団体に多額の寄付をして家庭が壊れた」という報道を見て「これもう確定に近いな」と思ってしまったけど、やはり問題はあの卑劣な行為そのもの。理由や背景、団体の是非は分けて考慮されるべきだが「あの団体から生まれてしまった」という事実に打ちのめされ、今、本当に心がしんどい。
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今回、集英社の担当さんや作家の菊池先生は本当に誠実で真摯な対応をしてくださったのだと思う。でも、同時に世の中の二世問題に対する認識の浅さを痛感するきっかけにもなった。菊池先生にはぜひ他の出版社さんで連載を再開してほしいな。
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二世問題の本質は教義そのものや団体そのものの是非ではない。親や団体から子供に対して「権利侵害」が行われている点なのに、団体側に配慮しすぎると「ちょっと行き過ぎた教育をしてしまった」各家庭の問題に矮小化される。そしてまた私たちの声はかき消される。
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集英社が「信仰心を傷つける」「事実確認が足りない」という理由で掲載終了にした経緯、私もぜんぜん納得がいかない。そこに配慮した表現にしちゃうと全く違う作品になってしまう。何年も何十年も見過ごされ、見ないようにされてきた宗教二世の苦悩が折角取り上げられた機会だったのに。