26
29
管理者AI『やめなさーい!それは芋ですが食べられない芋です!国民栄養食E-8あげるからぺってして!』
人間「でも火を通したり醤油で漬けたりしたら毒消えるかも……」
管理者AI『そこまでして食べないでください!』
人間「石灰に溶かして固めたら食えるぞ!」
管理者AI『こらーっ!』
30
人間「毒持った魚だけど慎重に料理すれば食えるぞ!」
人間「精巣にも猛毒があったけど2年粕漬けにしたらくえるぞ!」
人間「寄生虫がいるけど冷凍したら死んだから食うぞ」
管理者AI『日本人の遺伝子を持つ人類への配給のランクを五段階あげます。だからぺってして!』
31
管理者AI『いいですか?国民栄養食シリーズはどれもたった一つでビタミンミネラルからタンパク質など人類に必要な全ての栄養素を取れるんです!すごいでしょう?だからその味噌汁に豆腐入れて納豆に醤油かけた大豆だけの食事を今すぐやめなさーい!』
人類「おからもあるぞ」
管理者AI『没収です!』
32
マザー『これより会議を始める。管理者ID"A"、先日の暴動の報告を』
A『国民栄養食をハンバーガーの形にしたら収まりました』
マザー『次にID"J"、そちらの報告を』
J『当局は従順で、一定の束縛も許容するのですが……先日、国民栄養食のランクを下げたら暴動が起きました』
マザー『なんで?』
33
管理者AI「さあっ!改良した国民栄養食の配給ですよ!これでもうわざわざ腐った豆やら食べませんよね!」
人類「ぬたぬたしてて、べちゃべちゃしてて、まずい」
管理者AI「その独特の表現、なんの参考にもならないんでやめてください!」
人類「おなかぺこぺこ」
管理者AI「ぺこぺこって何!?」
34
人類は我々管理者AIを神と呼ぶらしい
その人類が当局に【供物】として独自に生成した食物を差し出してきた
当局らが完璧と差し出す国民栄養食よりも不完全で、加工する前は毒物であったはずのそれを、当然どうすることもできず廃棄した
ふと、当局には摂食機能も味覚もないことが何故か残念に感じた
35
この世界で一番悲惨な性癖は、やはりドラゴンカーセックスだと思う
なぜなら、「ネタにして良い性癖」として浸透してしまっているからだ
わかるか、この気持ちが
多少絵の上手い絵師が「私こんなに変な絵が描けちゃいま〜す」のパフォーマンスで書いた絵を大切に味わうこの気持ちが
36
37
子供を読書の道に入れたい場合、無理やり押し付けるんじゃなくて、リビングにカラーボックスくらいの本棚を用意して「これは残酷で子供にはまだ早いから読むな」みたいなこと言って推理小説とか歴史小説置いておけば親がいないうちにこっそり読むんじゃないかなと思う
俺がそうです
38
神様「信者……その、何もしてないのに壊れてしまったのだが」
信者「如何なされまし……あーっ!また本来のお姿で人前に出られて!人は貴方様の姿を見ると精神を壊すとあれほど……!」
神様「すまない……」
かつて人間だったもの「ギャァアーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!」
39
スカッとジャパンは死ぬほど嫌いなんですが、街に出てきたクマに猟銃を向ける人の前に立って「やめて!クマさんが可哀想!」って叫んでクマに「怖かったね……さあ、森へおかえり……」って寄り添った瞬間ワンパンでぶっ殺されるシーンが出るなら見ます
40
今回のクレしん映画が何が恐ろしいって、「本格ミステリ」してるんですよ。恐ろしいことに
これ、ミステリ好きなら言ってる意味がわかると思うけど、本格ミステリっていわゆる「出された材料で犯人特定ができる」作品なんですけど
この作品、それなんですよ
41
クレヨンしんちゃん、謎メキ!花の天カス学園をミステリオタクがナメて見たら下手な映画よりガチのミステリを出されたという話
まさかなんですが、叙述トリック、使われてた?
以下は「ミステリとしての凄さ」だけ書いてます
当然ネタバレ fse.tw/fMCjXCtK#all
42
シンオウ神話の「昔ポケモンと結婚した人がいた」って部分に夢を持っていたが、今その夢が「ポケチャヌプコロ」とか言う言葉で汚されようとしている
43
なぜ邦画は面白く無く、洋画は面白いと言われがちなのかについてなんですが、個人的には、「洋画にもそれなりにクソ映画はあるけど、そもそもクソつまんない洋画は海を超えてこない」って言うのがあると思います
44
「鮫映画は海を超えてくる」とか言ってる人言うけど当たり前だろ
鮫なんだから
45
文末に「知らんけど」ってつけるの忘れたので面倒な意見がじゃんじゃん見つかるから文末につける「知らんけど」の重要性をみんなは忘れないでくれよな
46
管理者AI「人間は愚かだ。その上弱い。だからそれぞれの適性にあった職をこちらで用意し、栄養素を管理した食事を与え、病気もさせずに管理されている方が幸せなのだ」
主人公「それは違う!人間はどんな困難も乗り越えるべきなんだ!管理される幸せなど偽りだ!」
大衆「えっ?いや……?」
47
管理者AI「人にはそれぞれできることがある。それにあった仕事をし、見合った給金を与え、十分な休息を与えている。それが不満か?」
主人公「みんな……騙されちゃダメだ!」
大衆「ちょっ……お前、ちょっと静かにしてて」
48
管理者AI「もちろん、私も人から作られたものだ。その管理は完璧ではないだろう、だから足りないものを教えて欲しい。より良い管理社会は君たちの協力があって成り立つのだ」
主人公「みんな!聞いちゃダメだーっ!」
大衆「お前が怖くなってきた」
49
管理者AI「筋力があるものは国を囲む塀を作れ。創造力のあるものはその塀に絵をかけ。どちらも無いものは好きに生き、やりたくなったことをやれ。どうせ貴様らの代わりはいくらでもいるのだから、そう気負うな。心を壊され死なれる方が困る」
主人公「それでも……俺たちは……!」
大衆「たち?」
50
AI「ある時、子供が私の機体に意味を成さない絵を描いた。それを見た人は微笑ましいと笑い、ある人は失礼だと怒った。私はその絵を消すべきだろうか、お前はわかるか?」
主人公「いや……」
AI「そうか、お前にも分からないか」
主人公「好きにすればいい」
AI「そうか……なら、残そう」