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収入が上がって欲しいというより、この社会の賃労働が週5・約8時間がデフォルトなのをなんとかして欲しい。
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ヤフコメが誹謗中傷と差別で溢れかえるたび、『海をあげる』で2021年ノンフィクション本大賞を受賞した上間陽子さんのスピーチを思い出します。(出典はツリーに掲載)
#差別の温床になっているヤフコメを閉鎖してください #YahooJapanに抗議します
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人との写真は載せないと楽しくなかったことにされてしまうし、考えていることは書いたり話したりしないと考えていないことにされてしまうし、可視化したものしか人は信じてくれないけれど、可視化されたものしか信じられない人には僕の人生を信じてもらわなくていい。
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コンドームをつける時間は〈互いの身体を思いやる大切な時間〉です。コンドームの装着で萎えたり気まずくなったりするのなら、まずはコンドームの必要性・重要性を学ぶべきであり、なにより、その「気まずさ」の解消のために女性側が忖度しケア要員に回ることを企業が推進すべきではありません。 twitter.com/lcstaff/status…
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先日、美容室で「ドラマを観ると登場人物が性的マイノリティばかりで、普通は周りにこんなに居ないと思う。理解を求めてくるようで偏りがあり、腹が立つ」と言われたので、「むしろ性的マイノリティの側からすると、これまでの“異性愛者しかいない”ドラマの方が不自然だったと思いますよ」と返した。
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同性愛の恋愛を描いた作品に対する「恋に性別は関係ない」という異性愛者の感想は、描かれてある同性愛者の恋愛から自分たちとの共通性や普遍性をのみ感取し、彼らの恋にかぎりなく性別が関係している事実を無視している(/無視しえる)点で、異性愛者だから言いうる、とても無邪気な感想にみえる。
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アロマンティック、アセクシュアルの女性が主人公の映画「 #そばかす 」の舞台が敢えて“地方”なのは、未婚者が少ない≒結婚圧力の強さゆえに主人公のような女性こそ逃げ出したくなる環境だから、という脚本家の意図がある(パンフレット参照)が、地方での「そばかす」上映館は少ない。すなわち、(続
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週5・約8時間の賃労働を続けていると、疲労で感性の編み目がひどく粗くなっていく。これまでは手のひらに掬えていた水が五指の隙間から大量にこぼれ落ちていくみたいだと思う。それにあらがうために通勤時間や寝るまえにかろうじて本を読んでいる。
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「逢えないから別れる」という言葉が僕は世界で一番嫌いで、なぜかというと「逢えないせいで愛情がすり減り、逢える日まで待つだけの努力を貴方との関係には注げない自分になってしまったから別れたい」を、距離の所為にして伝え方を誤魔化そうとしているからだ。別れるときは正直に言え。
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本にブックカバーを掛けるか否か、自分は掛けません。寿司屋の待ち時間に『レイシズムとは何か』をレイシストの両親の隣で読んだり、『ふれる社会学』をリビングのテーブルに剥き出しで置いたりします。カバーを人目に晒すことは周囲への抑制や発信としての社会運動だと思っているので、本は隠さない。
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地方から上京したクィアである自分の場合、地元の映画館では「そばかす」は遡って調べても今のところ上映されていない。いま観るためには、往復のバス代約4000円をかけて隣県まで移動しなければならない。当事者が「私の物語」を得るためのコストやアクセシビリティの地域格差は問題だと思っている。
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警察は「無差別殺人」としているそうだが、韓国で起きた江南駅殺人事件とよく似た、いわゆる“フェミサイド”ではなかろうか。女性であるがゆえに刺殺される、そんな社会には反対する。
#StopFeminicides
#女と子どもを狙う誰でもよかった殺人をやめろ twitter.com/YahooNewsTopic…
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また政治が「かわいい」に回収されるんですね。「パンケーキおじさん」だのと政治が「かわいい」に回収されることの恐ろしさは明らかなはずですし、ヘタリアの時点で国内外から批判が集まってもいましたが、なぜゴーサインを出したのでしょう。 twitter.com/hima_kaz/statu…
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読んだ本の数が少ないと、物事を考えるときの材料(僕はそれを手札と呼びます)、引用や参照できるものが少ないので、思考や発想が拡張していかない。思考や発想が貧しくなる。だから本を読むのはものを考えるために肝要。
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同性愛者の恋愛を描いた作品に対して「恋に性別は関係ない」という感想を、当事者である同性愛者が言うのと異性愛者が言うのとではまったくその意味合いや働きが異なる。
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私はゲイではなく性別関係なく貴方が好き、というホモフォビックなフレーズはよくあるが、あめきり『ちょっと待とうよ、春虎くん』はゲイを好きになった男が「先輩がゲイでよかった」と自分たちの関係の発端として相手のセクシュアリティを肯定するシーンがとても良い。このセリフに逢えて嬉しかった。 twitter.com/dear_plus_/sta…
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最も届くべき、まさしく主人公のような地方住まいの当事者のもとへ届いていない、という皮肉な現実が少なからずある(地元では観られない、という呟きは既に散見される)。だから鑑賞できた地域の人間は、可能なかぎり「そばかす」に言及して反響を示し、(続