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湖面にひっくり返された憐れスケキヨを改めてひっくり返し、新解釈で佐清の美談をひっくり返す。そして、金田一が辿り着いた真相を佐清が妄想として冷ややかにひっくり返す──
今迄傍観的立場にある事を好意的に許され続けてきた名探偵への、主人公側からの見事な復讐劇だった。ヨキ。
#犬神家の一族
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"僕は目に見えないものもめちゃくちゃ信じるタイプやし、幽霊もいるやろなとは思ってますけど、深川の周りの人たちは、疑う人も信じる人もいる。観に来て下さるお客様にも、深川を信じたり、疑ったりしてみてほしい"
役へのこの理解、とても良い。さすが
神山智洋×安部公房 natalie.mu/stage/news/493…
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"堤は祝福と共に「本当に慶喜のイメージを変えてくれた」「知性と強さを表現した本当に素晴らしい将軍です」と絶賛の言葉を送った"
その偉大さがなかなか理解され難い、閉幕の難業を遂げた特殊な偉人・慶喜。主役ではない大河、草彅剛だからこそ表現できた見事な演技だった。 mdpr.jp/news/detail/31…
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「出待ちに感謝」既に三日続けている。本人も変わらず、周囲も放置なら、外野としては周知によって問題提起するしかない。
コロナ下の演劇界の犠牲と努力に対する無分別の極致──それを解らぬ者が日本劇界の頂点、團十郎を名乗る事、歌舞伎ファンとしてもう許す事は出来ぬ。
ameblo.jp/ebizo-ichikawa…
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驚く事に今日も出待ちを容認している……。
本当に誰も海老蔵に言ってあげる人がいないんだな。こうなるともう、座頭の心構えというレベルの問題でなく、興行としての社会的責任レベルの問題となる。
あまりにも愚かで無責任だ。
ameblo.jp/ebizo-ichikawa…
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何か自分なりの考えがあって孤塁に籠り、新奇な事にばかり目を向けているのだろうと少しは思っていたけれど、歌舞伎の事も、劇界の事も、社会の事も、きっと何も考えていないのだろう。
出待ちもありがとうございます。 | ABKAI 市川海老蔵オフィシャルブログ ameblo.jp/ebizo-ichikawa…
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今日の草彅剛の慶喜の演技、落ち着いた諦念、黙し続けた覚悟、涙無くしては観れなかった。
正面から描くと鵺のように正体不明となる慶喜を側面から描いた、この大河はやはり慶喜が影の主人公だった。大河史に残る名作、名演。
#青天を衝け
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草彅剛の『アルトゥロ・ウイの興隆』の何が良いってね、いわゆる「普通のお芝居」ではないブレヒト劇を、思わせぶりな雰囲気や難解さだけで誤魔化す現代の失敗パターンに陥らず、彼の存在感で正統かつ新しく、正鵠を射たブレヒト劇として実現している所なんですよ。これは本当に、とても凄い事です。
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『アルトゥロ・ウイの興隆』の感想をアップしました。
"そしてその白井晃演出、ブレヒトの戯曲の高度な要請を独占的に実現、実演したのは、ひとえに草彅剛自身が持つ「得体の知れない」ムード、解り易いようでいて実は底知れない、彼の役者としての存在感に他ならない。"
inabahakuto.jp/cinema/?p=1125
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いや〜素晴らしかった。。
白井晃×草彅剛×KAAT。この『アルトゥロ・ウイの興隆』は、現時点で世界最高水準、最前衛のブレヒト劇上演に間違いないと思う。
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幕間。想像通り、草彅剛はブレヒト芝居にこの上なく合う。凄い。三文オペラのロッテ・レーニヤ、セツァンの善人の大竹しのぶかというぐらい。得体の知れない存在感が抜群。素晴らしい。
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ナポレオンズ、パルト小石さんが逝去されたとの事。小さい頃からTVで楽しませてもらってきた、ユーモラスだけど凄いマジックはもちろん、古谷一行の金田一耕助『トランプ台上の首』、木馬館舞台上での温かく人情味ある芝居がとても好きでした。
心よりご冥福をお祈りします。
yuka-shimoda.jp/family/1961/