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「鬼滅の刃っておもしろいの?」という電話が母から掛かってきたのですが、60代女性にまでこう言わせるなんて本当に社会現象だなって思ったら「ベルばらを本誌連載リアタイで読んでいたようなオタク第一世代のこのわたくしが、漫画で一般人におくれをとるなんて一生の不覚」という旨の話だった
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鎌倉殿の13人の誅殺ラッシュを見た直後に、最高裁から江戸時代の司法文書発見のニュースが入るの「マジかよ!!!江戸時代めっちゃ文明だな!!!ルネサンス!!!!」ってなる
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再来年の大河、「愛の物語」と銘打ってるので、「あ~はいはいスイーツ大河か~」と一瞬思ったけど、「イケメン大河」と銘打って直虎とか「ホームドラマ」と銘打って鎌倉殿をお出しされてるのに懲りないな俺たちときたら
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本音を言うと、まず『源氏物語』そのものを大河で1年やってほしかった
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電車の向かいの席のオッサンが、新入社員とおぼしき女の子にずっと「ちゃんと本読めよ~w インスタばっかやってないでさw 俺は今ひろゆきの本読んでて~云々」って説教してる。女の子は「はい!」ってニコニコ相槌打ってる。でも唐橋は知っています。その子、さっき鞄に『韓非子』しまってた。
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雨上がりの畑の中に佇む御館の亡霊、数秒だけのカットだったのに、「能の後シテだ...」って思った。もうこの平泉も義経もこの世のものではない...。最高峰のダンサー田中泯さんは、佇むだけで雄弁なのだな...。
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「鎌倉時代あんまりわかんないからな~大河見ても楽しめるかな~?」と言ってるそこのアナタ!そうそこのアナタ!!私はアナタが羨ましい!私は今すぐ記憶全部消して、事前知識ナシで大河を見たい!!それくらい鎌倉幕府草創の物語はおもしろいです!!いい国つくろう鎌倉幕府!!!(クソデカボイス)
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まさかの正解を引いてしまった twitter.com/FuhitoFumikura…
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新解釈と思われたバーサーカータイプの義経、自然な流れで従来型の悲劇の貴公子イメージに合流していくのスゴいな
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腰越状が実は宗盛の代筆という脚色、荒唐無稽なのにそんな感じが全然しないのスゴいよね。宗盛、お人好しぶりを発揮して実際に代筆してくれそうだし、教養あるから名文書けそうだし、でもリサーチ不足で相手を不快にさせる詰めの甘さ(無意識に源氏をナメてる)まで、マジで宗盛マジ宗盛って感じなのよ
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宗時が石橋山で別行動取った理由ってよくわかってなくて、たぶんいくらでも脚色できるんですよね。それこそドラマチックにするなら、佐殿たちを逃がすために囮になったとかさ。でもそうじゃなかった...。迂闊な行動で、つまんなく死んでいく。それが小四郎が初めて知る戦場のリアル......。
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和田義盛「手柄立てたら俺っちを侍大将にしてね!!」皆「オイオイ、気が早いぜww」佐殿「いいぞ小太郎!約束な!!」というこの一連のやりとり、史実ですが、なんかこう、たぶん、のちのちこの場面思い出して泣いてしまう気がするんだ...。何も持ってなかった俺たち、あの頃が一番輝いてたみたいな...
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このめちゃくちゃ強そうな平家とめちゃくちゃ強そうな木曽を相手に戦うために菅田将暉を投入するもコントロール不能に陥る大泉洋が可哀想すぎる問題
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丹後局は遠回しに「後宮はそんなに甘くない。『源氏物語』読んだんだろ、桐壺の更衣がどうなったか知ってんだろ」って言ってたんだよな。イビってる割に楽しそうじゃなかったし。政子にとって、りくさんより更に一段格上のメンターなんだな。攻撃が全部、大姫にストライクしてたのが最悪だったけど
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このドラマの頼家が、真面目で誠実で頭の回転が早く、可愛らしさもある善良な若者であることを視聴者はよく知っているんだけど、周囲に振り回されるあまりグレて暗君ムーヴを繰り返し、目が据わっていく姿を見るにつけ、それが完全に『吾妻鏡』が言うところの「源頼家」そのものなのキツイ
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今日友人に「佐殿が浮気中に襲撃されて難を逃れたのは本当か」と質問されたので「さすがにあれは創作。史実ではあの女とは伊豆時代からズルズル続いていた」と答え、佐殿の名誉を守っておきました!いいよね佐殿(いいのか)
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佐殿さぁ、小四郎と政子がじい様の助命嘆願のために双六やら竹馬の思い出話するの、やたら戸惑ってたけど、家族の愛に恵まれなかったからこそ、本当によくわかってなかったんじゃないの...。父の義朝の思い出も、祖父の熱田大宮司の思い出も、佐殿の口から全然出てこないじゃん...。
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源三位、めちゃくちゃ風流な人なので、野菜もらって「これもしかして自分が知らないだけで中国の故事とか引用してんのかな? それとも万葉集の和歌に何かあったっけ?」ってめっちゃ漢籍調べて大宰府まで問い合わせちゃって返事が遅れた説を提唱したい。たぶん返事にはすごい和歌添えてあったと思う。
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佐殿コノヤロウと思うことしばしばなんだけども、あの誰にも近付けない深い孤独こそ佐殿を彩ってるのが哀しいな。小四郎に本音を漏らしたり、時政にやたらキツかったり、北条家に対して距離感おかしいの、なんか愛に飢えた子の試し行為のような気がしてきた。佐殿、理想の父親を探してんじゃないの...
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今日の鎌倉殿でふと思ったこと。ティモンディの高岸くん、直垂と鎧をあまりにも自然に着こなしている。歌舞伎役者や時代劇俳優の皆さんが似合ってるのはまあ当然として、高岸くんの着こなしっぷりのナチュラルさを見るにつけ、やっぱり直垂って鍛え上げられたボディの持ち主に合わせた装束なんだなって
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五稜郭のシーン、土方と喜作の最後の会話で感じたんだけど、あの二人は本当の意味ではわかりあえてなかったんじゃないかと思った。土方は負けるとわかってて死に場所探してたんだろうけど、喜作はたぶん本気で勝てると思ってたんだろうなって。敗北を思い知ったのが、あのモノクロのあの瞬間だった。
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BLまったく知らない旦那ちゃんに、カップリングとは何か説明しなくてはならないハメになり、「まあ、ダイ大で例えればダイとポップくっつけるみたいな…」と言ったら「そんなんでいいの?ハドラーとミストバーンとかじゃなく?」と返され、いや才能あるなお前
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三浦黒幕説とか北条黒幕説とか、もう書きふるされた陰謀劇はやってこないだろうなとは思ってたけど、公暁単独犯行説も全部乗せた上での、さらにいつもの最悪ピタゴラスイッチも添えてみました、って感じで、なんだその、やっぱり雪の日は出歩いたらだめです
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せっかくならもうこの際ネタバレ禁止で大河を見たいアナタは、Wikipedia禁止!吾妻鏡と曽我物語はミュート!一年突っ走ろう!グッドラック!!!
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「ガッキーの皮をかぶった地雷女」の八重さんになんで小四郎がそこまで執着するのかわからなかったんだけど、八重さんは小四郎にとって故郷の伊豆そのものだったんだね。温暖で穏やかな海辺。どんなに理不尽でも帰るべきふるさと。そしてたぶん、荒海に漕ぎ出してしまった今はもう二度と帰れない...