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インディ・ジョーンズやスター・ウォーズのテーマ曲なみに聞いた瞬間グワッとアガる国産のテーマ曲はなんだろうと考えたんだけど、私の場合はドラクエのファンファーレと暴れん坊将軍で上様が斬り捨て御免する時の曲だった。
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自己決定できる人は、世の中にはかなりの割合で「自分の頭では考えずに人に決めてもらいたい人」「考える方法を知らない人」「考えるのが嫌いな人」「おみくじ感覚で決める人」がいることを理解できないんだよね。人間、自分にできることは人もできると考えがちだから。そこの齟齬は大きい。
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もうひとつ、「これは宗教ではない」「これはマルチではない」とやたらめったら強調する団体は、間違いなくカルトやマルチです。
本当に違うならわざわざ強調する理由がありませんからね。
何にせよ、君子危うきに近寄らず、がベストです。
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あくまで私の狭い観測範囲での話ですが、陰キャが突然陽転すると、かなりの確率でカルトやマルチに取り込まれています。
特に、妙な作り笑いというとか、張り付いたような笑顔を見せ始めると相当やばいです。
また、自己啓発セミナーは「神信心のないカルト」であることが多いので要注意です。
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むしろ前世がダンゴムシやゾウリムシだったという人の方が「よほど高徳だったのだろう、ぜひ今生の友誼を結びたい」と思うものではないか。
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前世が王様やお姫様、はたまた貴族と、とにかく高貴な身分だったと広言する人にはこれまで何回か会ったことがあるんだけど、そのたび「で、どんなけ悪いことしたら現世がこうなってまうん……」と思ってたのは秘密です。
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最近の若い人が郵便に切手を貼って出すのも知らない、公衆電話のかけ方も知らないって記事が回ってくるたび、いっぱしの昭和女として「なんたること」と悲憤慷慨するのだけど、そのたび「でもまあ私も火打ち石で火を起こせないもんな」と思って終わりになります。
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小林カツ代さんぐらいですよ。カツ丼のレシピを「カツは店で買ってくる」ってしたの。
ご自身が働くママだったから、手が回らない時はお惣菜使うべしって書けた。
小林カツ代さんのレシピは、本当に「毎日お家でご飯を作る人のためのレシピ」です。 twitter.com/W7u8NXx595mJBu…
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この一年で思ったのは、文化的な引き出しが多い人ほど蟄居に強いってことで。
コロナ以前から不要不急扱いされがちだった「教養」が、実は生きるチカラの強度に直結しているのを思い知らされました。
実学一辺倒みたいな人、弱かったですよね。
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お化け方面の皆様へお知らせ。
2021年7月24日（土）に東京の国立能楽堂で「安倍晴明生誕1100年」記念企画公演が開催されます。
演目は説経節「葛の葉」（演者 若松若太夫）、能「鉄輪」（シテ 観世流・関根知孝）、さらに小松和彦国際日本文化研究センター名誉教授の特別講演も予定されています。
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「安価だけど安定したサービス」を社会が享受できるのは「安価で不安定な雇用形態」で労働力を提供している人がいるからであり、そんな彼らが個人の努力では如何ともし難い状況下で苦境に陥っている状況を見て「え、非正規ってそういうものでしょ」と言える人はちょっと己を省みた方がいいかと。
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「他人を責めない優しい私」に自己満足を覚えている人には、せめて「自分は声を上げる人にフリーライドしているだけ」という自覚ぐらいは持ってほしい。
文筆業。著書に『文豪の死に様』『ときめく妖怪図鑑』『ときめく御仏図鑑』『死に方がわからない』など。波津彬子作『お嬢様のお気に入り』原案。
連載
よみもの.com 「もっと文豪の死に様」43mono.com
カラフル「老い方がわからない」colorful.futabanet.jp