高原英理(@ellitic)さんの人気ツイート(新しい順)

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作品にうっすら政治性がうかがえただけで「小説に政治を持ち込んでいて嫌だ」と言う者がたまにいるが、確固たる主流文学作家の作品に政治性が見えてもそこが否定されることは一般にはない。つまり政治性不要と言われる作品はそれを言う者から「たかが読み捨て作」と見下されている。厭らしい姿勢である
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ここ数年のアニメの質の高さに驚嘆し、喜び、(社会的にヤことは多いとしても)今この時代にいてよかったと思う者だが、その素晴らしいアニメ天国はこのままだと来年までで終わるよ。だって業界の優秀なメンバーたちがでかいショバ代を取り立てられて廃業するからね。 だから↓ #インボイス制度反対
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「マンガやアニメのひどい実写版が作られないようにファンができることってないのか」という記事を見た。 答えは「作者が許可しているならそれを邪魔してはいけません」しかない。 私もある種の実写映画にはうんざりしているがそういうのは結果を見て批判だけしよう。 「作らせるな」はダメ。
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『鬼滅の刃』全巻読了。 用いられる漢字・漢語が豊富でわりと正確だった。 「矜持」は「きんじ」と読まれることも多いが正しくは「きょうじ」だし、そもそも漫画ではそんなに使わない言葉だったが、この国民的漫画で子供たちは正しく覚えるだろう。よいことだ。昔の総ルビ講談本なんかの効果と同じ。
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小さなコミュニティでも共通の敵が決まると一気に会話が活気づく。そしてその敵をいかに悪く言うかを競うようになり、より過激にまた巧妙に悪罵できた者が勇者として迎えられる。そこで悪口を言い続けている限り一体感があって楽しくて誇らしい。 理性を保つとはそういう楽しさを放棄することだ。
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未だにわからないものがあってネット上にも情報がない。1968年前後に学校で全員が見た30分くらいの短篇映画で、数日後、NHKで放映しているのも見た。「夕方はこわいおにがやってくる」というような手書き文字の題名で、幼い子供が迷子になって街をさまよう話だった。ご存じの方いらっしゃいますか。
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一番よいのは徹底無視することなのだ。だがそれのできない人たちが多くいることをこのポスターの企画者は見透かしている。それら怒りの発言によってこそ、このポスターは戦略としての効果を発揮するだろう。その成功の先には格差主義・人的政治と新自由主義のより一層の台頭がある。皆、わかってくれ。
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こうやって良識的な人が激怒悲嘆することをこのポスターの企画者は予期し歓迎している。良識派の中から憤激のあまり出る「公序良俗に反するから禁止」との発言を待っている。それにより表現の自由を望む側の人が良識派と対立せざるを得なくなることと、騒動が大きくなり全国に知られることが目的だ。 twitter.com/ikeuchi_saori/…