1
数学版ブラックジャック
親「息子を医学部に合格させたいのですが、数学が苦手で…」
数学者「息子さんの成績をあげるのに5千万頂きましょう」
数ヶ月後
子「数学が楽しくなったから数学科に行くよ!」
親「そんな…騙したな!」
数学科「成績は上げたはずですぜ。その後のことは知りませんな」
2
卒業式
女子「よかったらくれませんか?先輩の第二…」
先輩「ああ第二ボタンね。いいよ」
女子「第二象限!」
先輩「え!?」
瞬間、先輩の右上半身の自由が効かなくなる
先輩「こ、これは…」
その女子の数学固有スキル「奪象限」能力:相手の臍を原点と見なし1つの象限のコントロールを奪う
3
子ども「ねーねー、もしかして”九九”って『みぎうえ』と『ひだりした』のかずが、おなじなんじゃない?」
親「お!いいところに気づいたね〜!実は3×4と4×3は同じ数なんだよ〜」
子ども「へー、つまり自然数全体の集合は積に関して可換モノイドになるわけか」
親「理解力ありすぎるだろ」
4
太郎さんと花子さんは15^20について話している。
太郎「15^20は何桁なんだろう?このまま求めるのは大変だからlogの値が上手く使えないかな?」
花子「そうかしら?15^20= 332525673007965087890625だから24桁じゃない?」
太郎「本当だ。やっぱりゴリゴリの計算力は何でも解決するんだね」
5
博士「苦節30年…ついに嘘発見器が完成したぞ!」
助手「流石です博士!」
博士「試しに何か言ってみたまえ!」
助手「『私は嘘をついています』」
博士「いきなり壊そうとするんじゃない」
7
子「親にどうしても数学科に行きたいと言ったら勘当されてしまいました」
数学者「…大学は諦めるのかい?」
子「いやバイトしてでも進学してみせます!今までありがとうございました」
数学者「そうか……これを渡そう」
子「これは…?」
数学者「餞別の5千万だ。それで当分生活できるだろう」
8
Q. ある男は初デートで彼女にテイラー展開について説明したらフラれた。なぜ?
A. 男はテイラー展開の理解が甘く、無限回微分可能ならどんな関数もテイラー展開できると思っていて、彼女にそれを指摘された際に、形式的テイラー級数の収束先が元の関数と一致しない例を挙げることができなかったから。
9
たかしくんは果物屋さんで4個のリンゴと5個のミカンを310円で買い、5個のリンゴと6個のミカンを380円で買いました。たかしくんが家に帰る途中、隣の家に住む数学者のおじさんに「やあ、たかしくん。元気かい?ところで微分方程式は好きかな?」と問題を出されました。次の微分方程式を解きなさい。
10
教授「えーと、この定理がなぜ成り立つかというと……ちょっと教室の外で考えてくるので待っててください」
30分後
教授「よく考えたら自明だったので証明は省略します」
数学徒「自明とは」
11
Twitterあるある
受験生「〇〇大学に合格しました!」
教授「私も(40年前に)〇〇大学に合格しました!」
受験生「奇遇ですね!何学部ですか?」
教授「理学部です!」
受験生「一緒ですね!4月からよろしくお願いします!」
教授「授業でお会いしましょう〜!」
13
「九九の7の段が難しいんだよね」
「mod 7で考えると楽だよ」
「7×1≡0、7×2≡0、7×3≡0、7×4≡0…ほんとだ!!!!」
14
10年後の僕「俺も昔は数学の概念にガチ恋してた時があってな~w」
娘「えー、パパ気持ち悪い…」
僕「い、今はお前が一番大切だぞっ!」
娘「やった!でさ、パパがガチ恋してた概念って何なの?」
僕「それはな…」
グレブナー基底「ご飯たけたよぉ〜!!」
15
男「あ、財布が落ちてる。どうしよう…」
天使「正直に交番に届けましょう。いいことをすれば気持ちがいいものです」
男「天使……」
悪魔「おいおい、それより俺とほとんど至る所の微分係数が0なのに0から1までの値を連続的にとる関数作ろうぜ」
男「カントールの悪魔……」
16
数学書「理解できなかったら購入代金を全額お返しします!」
数学徒「まじか。返金してもらお」
著者「どこが分からなかったですか?」
数学徒「この部分ですね」
著者「ここは代数閉体の性質を使っていて〜」
数学徒「あー、なるほど!」
数学徒「くそ!今日も返金してもらえなかった!」
17
子ども「ねー、これ買って!」
母親「ダメ!」
子ども「クラスのみんなは持っているんだよ!」
母親「よそはよそ、うちはうち!」
子ども「つまり平面に置かれた自己交差を持たない閉曲線は平面を「内側」と「外側」に分けると?」
母親「ジョルダンの閉曲線定理の話はしてません!」
18
子ども「もしかして九九って右下と左上が同じなんじゃない?」
親「お!いいところに気づいたね!」
子ども「つまり整数の集合は積に関して可換モノイドになるわけか」
親「急にレベルが上がったな」
19
「先手、180°回転」
解説「おーっと、これは……どういう手なんでしょう?」
棋士「これは、180°回転ですね。将棋盤を180°回すことによって、一気に劣勢から優勢に転じました」
20
子ども「鬼はー外!福はーうち!」
鬼「じゃあ、次の集合Rは、Rの外かな内かな?」
R={X|X∉X}
子ども「えーと、R∉Rとすると、定義からR∈Rになって、逆にR∈RとするとR∉Rになって……あれ?」
鬼「今だ!混乱してるうちに家の中に侵入しろっ!!」
21
Q. なぜ奇数の素数は無限にあるのに偶数の素数は2しかないのか
A. かつては2以外の素数もたくさんあったが、偶数は割れやすいため他の素数に捕食される場合が多く、1番小さい2だけが生き残った
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途中数学科が話してるのは誤植ぶな
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教師「それじゃあ2人組作って〜」
生徒「先生!1人余ります」
教師「それじゃあ3人組作って〜」
生徒「それだと2人余ります」
教師「それじゃあ5人組は?」
生徒「その場合4人余りますね」
教師「クラスの人数が30人以下だとする時、中国剰余定理から人数を求めなさい」