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殺意のある寒さ
ほど
空が綺麗
なんで
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完食。あっ、という間
吉高家は
昔から
食べるの早いらしいよ
今日はお家からでまてん。
ずーっとテレビみたりゲームしたりだらりんとするんだ
皆様今日もお疲れ様
通信ネット対戦いってくる
すぐそこにいるからね
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昨日のはなし
いや
あの人のはなし
突然ですが
長くなります
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1/8(婆ちゃんのはなし
婆ちゃんと舞台を観た。
独り言をしたり、手を叩いて笑う婆ちゃんの姿を隣で観てた。舞台を一緒に観にいくのはいつぶりだろう。婆ちゃんと一緒に観に来たらいいさ、と、室井さんから婆ちゃんを連れ出す1日のきっかけとチケットを頂いた。本当に感謝。→
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2/8 (婆ちゃんのはなし
終わって少し六本木を散歩した。街のせいなのかなんだか婆ちゃんがすごく小さく見えた。
父曰く、最近めっきり腰が重くなって家に篭りがちになっていて何もしたくなくなっていたらしい。
その後、よく集まって飲む仲間達の所に婆ちゃんも連れていった。→
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3/8 (婆ちゃんのはなし
ここに連れてくるのはもう何度もあるから婆ちゃんも知ってる人が沢山いる。が、知ってるふりをする素振りもする。3年前以降の記憶は割と鮮明なんだけど、そこから直近の記憶がもうあまりわからなくなってきたみたい。→
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4/8(婆ちゃんのはなし
話をしているとわかったことが、大切な人を紹介しても、美味しいご飯をご馳走しても、旅館に連れてったりしても、直近のことは違う記憶や、なかった事になって塗り替えられていた。ちょっとは寂しかったり悲しかったりするけれど、でも後悔したことはどこにもないよ。→
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5/8(婆ちゃんのはなし
皆と年齢差を感じさせない程楽しそうにはしゃぎながらお喋りする婆ちゃんは、3分経てば新しい気持ちでまた同じ話をしてる。皆は動じずに何でもない顔でまた話を聞いてくれてる。そんな自分に少し自覚しながら幸せだと言っていた。そんな夜、婆ちゃんが突然泣き出した。→
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6/8(婆ちゃんのはなし
理由は長くなるが要は寂しくて泣き出した。だけど久々に泣いたらしくて泣き止み方がわからないと皆の優しさに寄りかかりながら2時間程泣いていた。
私は婆ちゃんの号泣をはじめて見た。
少し前に婆ちゃんが死んじゃう夢を見て、起きたらまだ泣いてた朝を思い出した。→
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7/8(婆ちゃんのはなし
泣き止むと、またけろっとした顔でお酒を注文し飲みはじめてた。うわぁ〜私にもまだ涙が残ってたー。って。何を言うとんねんっ‼︎で、
そんな婆ちゃんに今までの1番の思い出は?と聞いてみたら、今から4年前の春が終わる頃に一緒に行った沖縄旅行だそう。→
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8/8(婆ちゃんのはなし
友達と一緒に婆ちゃんもバナナボートに乗って吹っ飛ばされた時、皆一瞬ヒヤッとしたが、そこに浮かんでた当時76歳の婆ちゃんは、久しぶりの海じゃーと言いながら爆笑して泳いでた。あのバナナボートにまた乗りたいと言っている80歳が私の愛すべき婆ちゃんです。
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これも覚えてないんだろうな
と思いながら
誰かに何かをする事が初めてで
これも忘れていくんだろうな
と思いながら
思い出を計画する事が初めてで
まるで
終わっていく事が始まったようで
その背中を摩ってるようで
動こうとする自分と塞ごうとする自分と
進み続ける世界に泣いたり救われる
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あ、2枚だ
そうか
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よくわかんないけど
幸せって思う感じかたって
毎日違うね
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あの日に戻れないから
前に向かってられるのかとか
自分のせいにできるのかとか
戻れたら何度も戻って
人のせいにして生きてそうで
そんな人で息してそうで
少し怖くなった
何年前かを思い出したけど
何もないまだ明るい空が
全部吸い込んでくれたよ
よかった
なんとなく
今日も幸せ
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今起きてる?