1
2
転売ヤーが話題だが、旧車業界ではそれはもう長い間その手の輩が跋扈しており、そのことが日本の旧車文化に与えたダメージは計り知れないと思う。始めたばかりの若い衆が、ベテランオヤジのマウントに耐えながら、這いつくばって部品を恵んでもらうような場面を目にすることもあり、気の毒であった。
3
ロックダウン中の上海のサプライヤから「生産数は落ちているものの供給に支障なし」の連絡が来て、ほっとしてたら「ロックダウンで工場から出られなくなった労働者がそのまま就労している模様」と続いてて、戦慄した。
4
会合に出掛けては他人の車のアレが欠けてるコレが間違ってると腐し、自分の家にあるからと誘い込んで相手がへとへとになるまで自分の車の自慢を長々と開陳し褒め称えさせ、最後にもったいぶって不要な部品と抱き合わせた上、高額に部品を売る。だから若い衆はいやになってやめてしまうんである。
5
ただ、そういうマウントおじさんと良く話してみると、相応の理由があることもある。農家の次男坊で立場が弱いとか、家族親戚に疎まれてるとか、親類縁者なく独り身とか。何か人より秀でたものを持って、自分を大きく見せたいのだと思う。これは自分も身に覚えがあるので、自戒を込めて書く。
6
同じ車のクラブ組織になると、マウント合戦が熾烈になる。部品を持ったものがそれを武器に子分を抱え込んで、限られた部品を巡って取ったの取られたのとやった挙句に分裂する。かつて方々にあった旧車のクラブ組織が減ったのもそうした影響があって、今のゆるいミーティング形式になったのだと思う。
7
クラブW杯やラリージャパンの開催中止や返上を受け「五輪はやったのに!」と息巻く人いるけど、そもそも疫病下での五輪開催がおかしく、開催しない決定をした開催側の意思こそ正常で、その意向は英断と評価すべき。
勿論ラリージャパン見たかったが、人の命には替えられない。
news.yahoo.co.jp/articles/90895…
8
最近、娘が水戸黄門の再放送をよく見ていて、印籠が出るところになると、
「出るぞ出るぞ!来た!出た!やった!すごいすっきりした!めっちゃすっきりした!」
と大興奮しているので、そろそろ封印を解いて新シリーズが始まってもいいんではないかという気がしてきた。
9