ER先輩(@er_sempai)さんの人気ツイート(新しい順)

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【基本が大事】コロナは鼻や口からだけでなく、目や肛門からも感染します。マスクや手洗いうがい、アルコール消毒はもちろんのこと、眼鏡をかける、外出先でウォシュレット使用を避けるなど「経粘膜感染」を意識した予防行動をお願いします。デルタ株のウイルス量は従来株の1260倍です。
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【お知らせ】コロナ陽性またはPCR結果待ちの方は診察後、公共交通機関を使うことができません。「徒歩(または同居家族の車)」or「感染防護を施した介護タクシー」で帰宅をお願いします。 前者は「直帰必須」、後者は5万円前後(※業者差あり)。どの病院も同じかと思いますが、知らない方が結構います。
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デルタ株まとめ ・潜伏期間:4日 (無症状でも感染力) ・ウイルス量:1260倍 (従来株比) ・感染者1人:5~9.5人が感染 参考 (感染者1人からうつる人数) ・風邪:1~2人 ・季節性インフルエンザ:2~4人 ・水疱瘡:8~10人 ←ここに匹敵 空気感染の水疱瘡に匹敵する感染力をもつ、それがデルタ株です。 twitter.com/tabitora1013/s…
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危機管理の基本は決まっている。 「常に最悪の事態を想定すること」 救急も常にオーバートリアージ。 政府はオリパラ開催に執着し、甘い見通しでその場しのぎを続けてきた。結果、制御不能。 気付いた時には遅い。 これがパンデミック。 愚策の代償は、あまりに大きすぎる。 yomiuri.co.jp/national/20210…
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反響の大きさに驚きましたが、裏を返せば都内の実情を知らない人が沢山いたということ。 本来は出すべきものではなかったかもしれません。しかし政府もマスコミも本当のリアルは伝えません。 あの消防庁のメッセージは命のメッセージ。一国民として公益性が高いと判断し公開しました。 #コロナ災害 twitter.com/er_sempai/stat…
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本部機動救急、非常用救急を含め、今日は都内ほぼすべての救急車が出払った模様。 私自身、長年救急に携わってきましたがこんなことは初めて。 異例を超えて、もう異常事態としか言いようがありません。 受入要請数も連日100件以上、コロナ関連がほとんど。 救急隊の皆さんも毎日本当にお疲れ様です。
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風邪→健康な人が肺炎になることはほぼない コロナ→健康な人でも重度の肺炎になりうる まだコロナを陰謀論的に言っている人もいますが、日本のそして世界の現実を直視して下さい。 健康な人が亡くなる病気、それがコロナです。 野々村真さん、無事に回復されますように。。 news.yahoo.co.jp/articles/a68cb…
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(続き⑥) 最後に、問い合わせの電話を頂く際、発熱制限で診察できなくても罵声を浴びせないで下さい。平日の発熱外来のご案内に納得されず「お前の名前は何だ」とか悲しすぎます。 制限は救急搬送患者へのコロナ曝露リスクを最小限にするための措置なのです。 救急現場の現状をどうかご理解下さい。
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(続き⑤) 受け入れたいけど受け入れられない。救急に携わっていてこんな歯がゆいことはありません。 コロナ以外の受入要請は、制限がある中でも当院はなんとか受け入れるよう努力していますが、それでも断らざるをえない場合がどうしてもあります。 それはどこの病院も同じと思うのでご了承下さい。
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(続き④) コロナ患者を看るのに実際どれだけのスタッフが必要なのか、政府は知らないでしょう。 だから簡単に「医師が必要と判断した場合は入院」「自宅療養で悪化したら躊躇なく救急車を呼んで」と言えてしまう。 患者は入院できると思って救急車を呼ぶけれど、実際は診察すら困難な状況なのです。
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(続き③) 政府が言っていることは、単なるリップサービスとしか現場は捉えてません。菅首相の発言が二転三転しているのは、国民の反応ばかり見て、現場を見てない、知らない証拠ですから。 仮にコロナ病床に空きがあったとしても、看護師やMEなどの人員不足で受け入れられない病院が多数あります。
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(続き②) 20代や30代の重症化した患者の受入要請も実際かなり増えました。もう「若いから重症化しない」というのは通用しないフェーズに入っています。 コロナ患者の受入要請は、救急車が高速使って1時間以上かかる距離の病院でもかかってきます。 何度も言いますが、どこも受け入れられないのです。
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(続き①) 政府は「医師が必要と判断した場合は入院」と中等症の自宅療養を撤回しましたが、事実どこも満床。 当院も満床、いやオーバー。転送待ち3日目の患者がいます。 こういう現場の実態を政府は知りません。入院が必要と判断したところで、実際入院も転送もできないのが受け入れ困難の理由です。
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昨日1日の救急要請は通常の3倍、103件(うちコロナ関連51件)となりました。初の100件超え。しかし実際に受け入れられたのは26件(コロナ関連はたった2件)です。 なかには東京埼玉200以上の病院に断られ、2周目の病院選定となっている10時間超えのコロナ患者の案件もありました(コメント欄に続く)
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日本は昨年オリパラを見据えギリギリまで海外からの渡航者を止めなかったので、重症者の増加は織り込み済みでした。 そこで苦肉の策として中等症1・2を置きあたかも重症者が多くないように印象操作することにしました。メイン会場の東京都が重症者を「独自基準」に定めたのも同じような理由からです。
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誰も知らない話。 コロナ肺炎において「中等症」が存在するのは「日本だけ」です。世界には軽症or重症しかありません。 コロナ肺炎(NCIP, novel coronavirus interstitial pneumonia)の表記は軽症。重症には頭にシビア(severe)が付きます。 重症を誤魔化すために国が設置させた、それが中等症です。