18歳から30歳っていうばりばり働ける時期の人限定で、5年も住んで日本語能力チェックして、初めて定住者資格とか、家族帯同とか、よくまあ、こんなしょうもない制度を考えるものです。 日本に出稼ぎ労働者がこぞって来てたときの夢から覚めてないんですかね。 twitter.com/jijicom/status…
ふつうに考えれば、「女性が高学歴で健康状態もよいのに、賃金格差が大きい→女性差別がある」となるのでは? 「外務省総合外交政策局女性参画推進室室長」という肩書の方の発言が、日本のジェンダーギャップ指数116位のみごとな説明になっています。 twitter.com/yamtom/status/…
立場が弱い人に対して、「このほうがあなたの利益になるよ」と勝手に価値判断し、その判断を押し付けることをパターナリズムといいます。 その昔、「あんたのためでしょ!」という秀逸なCMがあったので、内心「ヨード卵光」と呼んでいます。 「自己決定権」と書いた紙をおでこに貼っておくといいかも。 twitter.com/fujitatakanori…
こちらはストーカーの話ですが、職場のハラスメントでも、行為者(加害者)が、「被害者に直接会って謝罪したい」ということがあります。もちろん、会社は被害者の希望を聞かずに、それを受けてはいけません。 基本は、ハラスメントの調査が始まったら、謝罪だろうとなんだろうと、接触禁止です。 twitter.com/kyokosakaino/s…
本来なら、システムの不具合を教えてもらって、感謝し、トップとして謝罪すべきところです。 不祥事発覚のときの、企業トップの謝罪をずっと見ていますが、謝るどころか、逆ギレ、他者への責任転嫁という最悪のパターンです。 行政は私企業よりも責任が重いはずですが、そうでもないようですね。 twitter.com/KishiNobuo/sta…
不利な処分で脅すだけでなく、言うことをきいたら見返りがある、として相手を性的に支配することも含まれます。映画『スキャンダル』にくわしく描かれていますし、#metoo の潮流を作り出したハーヴェイ・ワインスタインの行為はまさにこれですね。
「枕営業」という言葉がTLにたくさん流れてきますが、内容を見ると、「女性が肉体を武器に仕事をとる」というのとはぜんぜん違いますね。 対価型セクシュアルハラスメントそのものです。 対価型セクハラとは、権力のある側が、解雇等、不利益な処分をちらつかせて性行為を迫ることです。
これ、ハラスメント防止研修でいつもお伝えしていることです。同僚などにハラスメントの嫌疑がかかったら「あの人はそんな人じゃない。はめられたんじゃ?」と思うことがありますが、人は多面的なもので、あなたに見せている顔がその人のすべてではない、ということ。 twitter.com/ciotan/status/…
わたしは、この見出し読む前からほかの記事で内容知っていましたが、知らずに見出しだけ見たらどう感じるか。 20代前半男性にきいてみたら、「女子高生がなにか悪いことをした」「女子高生が元ユーチューバをストーカーしたのかな?」と受け取ったそうです。サンプル1なので参考まで、ですが。
おかしな見出しです。なぜ「女子高生」が主語なんでしょうか。 「元ユーチューバー」がだましてわいせつ写真を送らせた、という話。 性犯罪かつ詐欺の被害者、しかも未成年なのに、自分の欲のために、写真をすすんで送ったという点が強調されています。主客が転倒して、印象がぜんぜん違います。 twitter.com/Yomiuri_Online…
男女の軸ではないですが、これについては、過去にブログも書いています。 これを読んで反省してくれるならいいのですが、クソバイスしがちな人は、自分ではなかなか気づかないんですよね。 yhlee.org/wp/kusovise/
ただ共感してほしいときに、男性が問題解決を志向した返事をすると女性はムッとする、って微妙に違う。 指摘や提案が、とっくに考えてダメだから捨てたことだったり、実態も知らないのに上から目線だからですよ。 本当にいい指摘なら聞く耳持ちます。 常に問題解決できるって自信があるのが不思議。
若い人でも、野蛮な時代の話を聞いて「うらやましい」という男性もいますね。 同僚女性の屈辱には考えが及ばないんでしょう。 殴る側になりたいと思うか、殴るのも殴られるのもいやだと思うか。 人間性というよりも、想像力や観察力の問題かもしれません。
若年層中心の研修で「むかしは、男性が女性社員のお尻を触ってもとがめられなかった」という話をすると、女性だけじゃなくて男性も「なにそれひどい」という感じで顔をしかめる人、けっこういますよ。男性でも、そんな殺伐とした会社はいやなんでしょう。進歩した社会に適応した人たちです。
「昔はこのくらいのこと問題にならなかった」というのは、昔が野蛮だったということですよ。 殴っていうこときかせるのがふつうの社会って、腕力のある人には居心地がいいでしょう。 「痛い。もう殴られたくない」という当たり前のことが通るようになるのを、社会の進歩といいます。
「やめてください」「セクハラですよ」と言えればいいけど言えなかった場合、言っても相手がとぼけたり、逆切れした場合は、すぐに誰かに相談しましょう。何月何日に何されたというメモもいいです。証拠にもなるし、自分の気持ちも整理できます。
セクハラの研修で、不本意に体に触られたりしたら拒否していいんです、と言ってるけど、現実には難しいことも知ってます。そのときはぽかんとしてしまって、すぐ反応できないことも多いでしょう。でも外部講師という「権威」がそう言明することがだいじなので必ず言います。
セクハラ研修のとき、悪い例として使わせてもらいますよ。 そんな実例ほしくなかったけど。 twitter.com/ns27264591/sta…
器物損壊。 犯罪行為です。 歩きスマホを注意する→正当な目的 注意する手段→暴力。ダメダメ。 これパワハラにほんとうによくあるパターン。 目的が正当なら何してもいいわけじゃないという当たり前のことがわからない人が、ほんとうに多い。 twitter.com/ohagiboshi/sta…
「体に触ってはいけない」という意識はいきわたっているので、こうなってしまうんでしょうか。 女性の側からすると、なかなか被害を訴えづらいんですね。 でも、これセクハラですので、ほかの同僚に観察するように頼むなどして、気のせいではないという証拠を押さえてください。
同僚の女性を好きになる。その人がなにかの用事があって席を立つと、自分も用がないのについていく。女性が用事をしているそばでふらふら。 こういうつきまとい型のセクハラ、ご相談が増えています。 やられると超気持ち悪いんですが、やってるほうは、それほど相手に脅威を与えてるとは思ってない。
女性へのパンプス強制も、間違いなく、いずれこの例のひとつになりますよ。わたしたちが毎日働いている職場は、こういう変化が起こっている歴史の現場でもあるのです。そのときあなたはどの位置に立ちますか? 今の社会秩序を最高のものとして、それを守る立場ですか?
黒人は白人と同じレストランに入れない。女性には参政権も財産権もない。貧しい家の子供は学校にも行けず労働する。これ、全部昔は当たり前で、良識のある人もなんとも思わなかったことです。もっと身近な例を言うと、わたしの若いころは職場で男性が女性のお尻を触っても別にとがめられませんでした。
苦痛を感じている人は社会的に弱い立場なので、抗議するという行動自体が「生意気」「甘え」「社会秩序を乱すもの」として攻撃されます。#MeToo#KuToo の成り行きは、今説明したことそのものです。でもそうやって社会は動いていくのです。
差別って、抗議する人がいて可視化されるまで、その社会ではごく当たり前のこととして受け入れられていたことです。だからどんなに不合理で人に苦痛を強いるものであっても、巨大な同調圧力が働いて抗議することすらできません。