おれたちの極楽太夫、天海祐希さんと、その歌声でその場にいた全員を髑髏党にしてしまったデーモン閣下のツーショットです。『修羅天魔』にぴったりの、さみしさを吹き飛ばすような、お祭りみたいなカーテンコールでした。
『修羅天魔』で、黄平次をつとめてくれた鈴木智久さん。まさかの連投。すぐに『メタルマクベス』の稽古に参加です。髑髏党ミュージカルでは、無駄とも言える一際、キレのある動きを披露してくれました。いろんなことできるマンです。次回公演もよろしくお願いします!
アクションチーム、左から、熊倉功さん、加藤学さん、武田浩二さん。とにかく、戦いの多い髑髏シリーズでは演出の要となるアクションを全身全霊で支えてくれました。連日のハードな稽古の日々…稽古場、舞台稽古を支えてくれたことへの感謝の言葉しか見つからんのです…今回もお疲れ様でした!
竜星涼さん。演技だけでなく、所作や殺陣など身につける事が盛り沢山の稽古の中、ひとつひとつ真摯に向き合って日に日に夢三郎になっていく姿がとても印象的でした。闇の中で生きた夢三郎。どこか別の世界で幸せになってたらいいなと思います。そして、舞台の外での兵庫との関係性も素敵だったのです。
サンボさんとアクションの川島弘之さん。裏切りの美学を胸に秘め、天魔王や夢三郎に爆弾を突きつける小田切三五はかっこよかった!狂暴猫熊もかわいかった!川島さんの演じる因原数馬はカッコ悪かったけど、川島さんのアクションはかっこよかった!
アクションの南 誉士広さん。髑髏党ミュージカルでの華麗なジャンプで稽古場をざわっとさせてくれました。ジャンプしてる時の顔が、「どんなに落ち込んだ時でも見たら元気が出る」くらい味わいがあったので、仮面がなければなぁと強く思ったものでした。髑髏シリーズ、たくさんお疲れ様でした!
原 慎一郎さん。今回、いのうえさんが一番作りたかったシーンでは?と囁かれていた髑髏党ミュージカル。川崎先生の振付も相まって、我ら、新感線!と思えて劇団チームがテンション上がったシーンです。妙声の右近さんと水神坊のメタルさんとユニット組んでライブしてくれればいいのに!
おにぎりめっちゃ持ってる!アクションの藤田修平さん。Season風に続き、山ほどある殺陣に次ぐ、殺陣…を休みなく稽古場で育ててくれました。次回の新感線への参加は『メタルマクベス』disc2です。よろしくお願いします!
花鳥風上弦・下弦、修羅天魔…全髑髏シリーズのかっちょいい殺陣を作ってくれた川原雅嗣さん!満を辞して登場した清十郎に心奪われた乙女も多いのでは…。山本亨さん演じる家康の元から離れ、無界屋の再建にやってくるまでのドラマをどうしても想像してしまう、謎多き男。本当にお疲れ様でした!
全ステージやり遂げた笑顔が眩しい、アクションチームの北川裕貴さんと縄田雄哉さん。飛んだり跳ねたり、斬ったり斬られたり、死んだり生き返ったり、新感線の縁の下の力持ち。本当にお疲れ様でした!
おれたちの兵庫兄貴!福士誠治さん。どこにいても人を惹きつける太陽のような人でした。許せない仇として立ち向かいながらも、闇の中でもがく夢三郎に最後まで手を伸ばし続けたまっすぐで熱い兵庫の姿は、普段の福士さんと重なる部分があり、カンパニーにおいても大切な大切なおれたちの兄貴でした。
キャストさんの写真はこれにておしまい。写真はないのですが今回の無界の男子も女子は特別に仲良しで、あぁ、無界の里の住人はこんな風に仲良く暮らしてたんだろうな…としみじみ思ったり。歌に踊りにアクションに…たくさん頑張って頂きました。修羅天魔をがっちり支えてくれました。お疲れ様でした!
みんな大好きキン消しみたいなカンテツと今日は泣き虫の元気娘、沙霧。目が赤かったから写真は撮らなかったけど、大変な機構の劇場で、あれもこれもやること満載の沙霧…ほんとにお疲れ様でした。いつまでも見ていたいほんわか仲良しコンビ!また新感線でご一緒できますように。
全髑髏シリーズ、それぞれの魅力を最大限に引き出して演出をつけた、うちの座長のいのうえさんです。(自慢の座長です。)特殊な機構の劇場に立ち向かい、試行錯誤し、最終的には劇場と仲良くなったいのうえさんです。『メタルマクベス』もご期待ください。
髑髏イヤーの始まりに、劇場に飾った1990年『髑髏城の七人』初演のポスターです。新感線の、髑髏城の原点です。若いみんなが阿蘇山に登って撮影しました。この写真がこの髑髏シリーズを見守ってくれていました。
カーテンコールで、天海太夫が「Season花からずっと応援してくださった皆さん、がんばってきたスタッフ・キャストにどうしても言いたいことがあります!」と言ったところで突然、福士兵庫にバトンタッチ。福士兵庫が全身全霊で「お前たちーー!!よくやったぞーー!!」って叫んでくれました。
福士兵庫の「お前たちーー!!よくやったぞーー!!」は本当に本当に嬉しかったです。最後までやれたんだということに気づきました。沢山の人が闇雲に走り回って、ぶつかったり転んだりしながらも、大事に大事に作り上げた豊洲の髑髏城が完結しました。
未知の劇場に、ちょっと遠い豊洲に、すっごく遠い豊洲に、お高めのチケットを手配し、お金と時間をかけて足を運んで頂いた沢山のお客様一人一人に限りない感謝を込めて、応援、ありがとうございました!2017・2018年髑髏イヤーはこれにて閉幕します。次は『メタルマクベス』でお会いしましょう!
もしも皆様の心に髑髏城の形の穴がぽっかり空いているならば!ぜひともご覧いただきたいです!『髑髏城の七人』〈Season鳥・風・月・極〉全シーズンをWOWOWにて放送します!トップバッター〈Season花〉の放送日は2018年7月14日(土)18:30~21:45です。wowow.co.jp/detail/113198/…
(振り返ったら立ち止まってしまいそうなので、大千穐楽の昨日は駆け足でツイートしましたが、花鳥風月の髑髏城の出演者の皆さんが、それぞれの形で消えゆく髑髏城に手を振って見送ってくれていたそうで、共に命をかけて戦った七人が見た景色ってこんなだったのではないかと思いました。)
(各シーズン、髑髏城から抜け出し、別の道を歩き出して、後ろ姿ももう見えないくらいに遠くにいるような出演者の皆さんが、あの日々のこと、忘れてないよと合図をしてくれるなんて、こんなのほんとにあの時の七人じゃないか…と、髑髏イヤーやってよかったー!と、改めて叫びたい気持ちです。)
(これから怒涛のように、『メタルマクベス』のあれやこれやが始まりますが、『髑髏城の七人』〈Season花・鳥・風・月・極〉全シーズンのWOWOW放送も決まりましたので、時々、まだ少し話し足りない髑髏城の話をしながら、新しい物語へ進むことにします。引き続き、よろしくお願いします。)
本日、『メタルマクベス』〈disc1〉稽古初日でした。21年ぶりの新感線参加となる橋本さとしさんが稽古場に登場すると、次の瞬間、いのうえさんの演出が始まり(まだ、さとしさんはカバンを手に持ったまま)、21年間という時間を二人だけ一瞬で飛び越えすぎて、危うく置いてかれそうになりました。
公式サイトのブログにて、『メタルマクベス』disc1の撮影レポートがアップされました。今回は、橋本さとしさん篇です。ご覧ください!tbs.co.jp/stagearound/me…
本日は、さとしさん・じゅんさんの二人の橋本さんのシーンの稽古がありました。橋本という名が付く人はみんな揃っておもしろいのかな…と思うほど、橋本さんと橋本さんはおもしろくて、そこにいのうえさんが演出のために加わり、さらにさらに加速していくのをただただ見守る一日でした。