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たぶん最大の問題は、ほとんどの教員が3年で博士号を取らせる指導法を知らないこと。今まで博士号を取るのに何年かかってもいいみたいな態度で指導をしていたらそれを矯正するには時間がかかる。(そもそも何年かかってもいい、というのは指導ではない。)学生の側の問題ではない。 twitter.com/qiaoyang915/st…
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ファインマンの妹で天体物理学者のジョーンさんの訃報。オーロラの研究者。兄のリチャードと競争すると先に全部解かれるおそれがあったので「物理を分けましょう。私がオーロラをやって、あなたがその他全部をやるってことでどう?」と提案したら「OK!」と言われたらしい。
nytimes.com/2020/09/10/sci…
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学術変革領域B、応募件数が650件で採択件数は20件らしいですね。こういうのを見ると、不採択になった630件の申請書を用意するために使われた研究者の膨大な時間が無駄になってしまったのだと思って悲しくなる。
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しかし、やばいなと思うのは、日本のシニア世代の研究者と話すと、研究者は昼夜なく四六時中仕事をするものだと言う考えを疑うことなく持っている人が多いこと。本人がそう思ってそんな仕事のやり方をするのはもちろん勝手だけど、そういう前提で制度設計されると研究以外の生活のある研究者は困る。
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ライティングの授業ではないけど、とても良かったのはアメリカの大学院で受けた量子光学・量子情報の期末課題で「今週arXivに投稿された論文を一本選び、レフェリーのつもりでその査読レポートを書け」というもの。教授が実際書いた査読レポートをいくつかみんなに配ってくれた。とても役立ってる。
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中国の方が日本より研究費が多いからと言って中国に行く人を自分は知らない。研究費以前の問題として日本にはポストがなくて中国にはポストがあるから中国に人が渡ってるのではないか。中国に行った人でもポストさえあったら日本に残っていた人がほとんどではないかと思う。 twitter.com/caesar_wanya/s…
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日本のアカデミア、人が多すぎてポジションが足りない問題と人が来ない問題が両方議論されていて、確かにちょっとわけわからないことになってはいる
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研究者の流動性を高めるっていう考え方、理解できたことがないんだけど、どうして若手研究者に任期性を定着させて雇用を不安定にすることが研究の活性化につながると考えたのだろうか
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本当に役に立たない研究っていうのは、書いてからいつまで経っても被引用数ゼロの論文で、そういう論文を量産している人は胸を張って役に立たない研究をやっていると誇って良い。引用される論文を書いてる人は残念ながら他人の役に立ってしまっている。
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優秀なら転出できるんだから任期付きで問題ないはず、という意見を聞くと次の実験を思い出す。
ハムスターを回し車で走らせて、快適に走っているときの平均速度を測定し、次にその速度で回し車を強制的に回してハムスターをその速度で強制的に走らせたらどんどん衰弱して死んでしまったというもの。
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物質中の電磁気学・マクスウェル方程式の研究が未だに科学の最先端でかなり大規模に行われているってことは大学生の時に知っておきたかった。当時は力学・電磁気学は量子力学・統計力学に行く前の前提知識みたいな理解だった。全く間違っていた。
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少し気になって調べてみたら、世界の富豪のランキングトップ10のうち大学で(中退も含め)いわゆる理系科目を専攻していたのは9人、文系は1人。
一方日本の富豪ランキングトップ10を見ると、理系は(たぶん)1人。
この偏りの差はたぶん偶然ではないんだろうけど、何なのだろうか。
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去年、こんな論文があったのか。統計物理・熱力学を使って食べ物空間をスープ、サラダ、サンドイッチの3相に分類することに成功。この結果を使えば「ホットドッグはサンドイッチか」などの永年の謎に答えを出すこともできる。ちなみに答えは「イエス」らしい。
arxiv.org/abs/2203.16580