1652
この世で一番醜いものが差別なら、一番強いものは真実。
1653
不運だ、ついてない。そう嘆いていると、その言葉や思いがその人にまとわりついて、余計に不運を呼び寄せます。
1654
あなたの人生は、あなたが選んで、あなた自身が創り上げるものなのです
1655
自信とうぬぼれは違います。「自分を信じる」と書いて自信というのです。それは実力に裏打ちされてこそいえるのです。実力の裏打ちのない思い込みは、単なるうぬぼれです。
1656
幸せになる呪文を、ひとつだけ教えてあげましょう。「ありがとう」
1659
人は誰でも、自分と違う人間を、容易には認めようとしません。自分とは違う人間を異常と思うことで、自分をマトモだと思いたがるファシストなんですよ。「あいつは何々だからマトモじゃない。俺は何々じゃないからマトモ」と、どんな形であれ、いままで思ったことのない人など、まずいないでしょう。
1660
自分は正しい、自分はこれでいいんだ、自分はこうなんだ。そう思い込み、自分を肯定してしまうと、進化がなくなります。
1661
渦巻き自身には自分の形が見えない。向こう岸から観察すれば、同じ所をぐるぐる回っているのが分かる。少し離れて冷静に物事を見れば、真実の別の姿が見えるのです。
1662
文句ばかり言っていてもダメなんです。行動を起こさないと何も始まりません。
1664
男らしい男、女らしい女など、空想の産物にすぎません。大切にすべきは、“人間らしさ”です。
1665
先のことを考えすぎると、取り越し苦労をしたり、誇大妄想に陥ったりして、必ず人生を損します。大切なことはひとつだけ。明日の朝、もしも目が覚めなくても、後悔しないと思える今日を送ればいいのです。
1666
生まれ落ちてから物心がつくまでは、親が育ててくれます。しかし、人間は物心がついてからあと、死ぬまでは自分が自分の親になって自分を育てていかなければならないのです。
1667
どこに住んだにしても、イヤな人なんて山といるわよ。 極楽じゃあるまいし、極楽に住んでいるようなわけにはいきませんよ。あなたの住んでいるのは地球なの。イヤな人がいて当然なのよ。
1671
いいこと、悪いことは、コインのように、常に表裏一体を成している。表も裏も幸せでできたコインはありません。生きることには死ぬことが、深い喜びには深い悲しみや苦しみが、光には影が、必ず対になっているのです。それは常にひとつの中にあり、いつどちらに転ぶかは、誰にもわからない。
1672
今はみんな、恋愛で救われようとしています。恋愛や愛欲が、ヘンな宗教みたいになってしまっています。恋愛さえしていれば安心。でも、恋愛していない自分は価値がないような、仲間はずれみたいな気持ちになっているのです。
1673
人からの幸せの「出前」はありません。自分が食べたいものは何なのか、好みや満足感は、自分にしかわからないのですから。
1674
好きな人のために何かしてあげたい。しかし、その気持ちの根底には、「だから自分にも優しくして」「もっと尽くして」という見返りを求める気持ちが微塵もないとは言い切れません。そこに愛はないのです。