1
すごい。「歴史探偵」でやってた義経が越えたのは鵯越じゃないって話、しっかり回収するんだ。そしてさらに「歴史はこうやって作られるんだ」と先手を取り返してくる。さすがの脚本だ。同じNHKの番組でやっておいて、無視するわけがないと思ってはいたけれどさすがだ。#鎌倉殿の13人
2
4
信長は十兵衛が好きだった。笑ってほしかった。喜んでほしかった。大人を笑わせようと手を尽くす子供のように、純粋に愛されたかっただけなのかもしれない。
大好きな人に死を突き付けられた悲哀と、彼ならば是非に及ばぬという最後の愛。
事切れた信長の目はどんな夢を見ていたのかな。#麒麟がくる
5
最終回・本能寺の変。
今回の嫉妬渦巻く世界線を受けて予想すると「ああ大好きな十兵衛、やっとわしだけ見てくれたのね。わしのために命がけで来てくれたのね。嬉しい♡是非もなし♡」ってヤンデレ最終形態に進化した織田信長が待ち構えていそうでイワコデジマイワコデジマほん怖五字切り。#麒麟がくる
6
母に捨てられ父の愛に餓えた子が、餓えがゆえに過ちを起こし、父自ら引導を渡しにいく。
信長が帰蝶を母と、十兵衛を父と見立てた言動がやっと腑に落ちる。
道三・高政の長良川合戦も本能寺への伏線であり、同じ過ちを繰り返してなお学ばぬ人類の歴史への作者なりの皮肉なのかもしれない。#麒麟がくる
7
首をもがれた石仏に気付かず信長の手を取る義昭。きっと「覚慶様」ならこの小さな石仏にも気付いていたんだろうな。
視点が変わったこと、視野が狭まったこと。そして今後焼き討ちにされる延暦寺の件がこの一場面で一気に示唆されている。
人に戻った彼に、羽運ぶ蟻はもう見えていない。#麒麟がくる