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#天気の子 で雪がしんしんと降るなかで雷が落ちるシーン、雷は積乱雲でしか発生しなくて、冬の日本海側だとよく積乱雲の雪雲が落雷を起こしてます。ただ積乱雲は上昇流強くて雲内に過冷却水滴が豊富なために霰や雹が降りやすいので、落雷のシーン直後で雹を降らせてもらいました。
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#天気の子 で関東に大雨・大雪をもたらす低気圧は2014年2月14-15日関東大雪事例の南岸低気圧をモデルにしつつ、アナウンサーさんに気温低下の要因を説明してもらってます。天気図も描き下ろしました。雲が台風ぽいですがアリューシャン付近で閉塞してスパイラル状の雲構造もつ低気圧も参考にしてます。
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#天気の子 に出てきそうな天使の梯子の空の風景。
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積乱雲に含まれる水の量をレーダー観測によって推定した研究があり、ひとつの発達した積乱雲に最大で約600万トンの水が含まれていたことがわかっています。これは茨城県牛久沼や千葉県手賀沼の貯水量と同じくらいで、(小さめだけど)湖ひとつ分くらいの水が積乱雲に含まれているといえます。#天気の子
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現実で積乱雲の研究してるんですが、作中でも積乱雲の研究してて楽しいです。#天気の子
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#天気の子 に雲野郎も本人役で出演してて声もやっているんですが、研究室にこの「積乱雲の一生」イラストが貼ってあるらしいのでぜひ見つけてください…!
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積乱雲が限界まで発達して横に広がったかなとこ雲の上にできるモクモクしたところは、積乱雲内の非常に強い上昇気流が発達限界を超えた「オーバーシュート」です。オーバーシュートまで緻密に表現されているアニメ映画は #天気の子 くらいかもしれない。
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#天気の子 は雨の表現がすごすぎるんです。雨の強さによって水面での波紋のできかたや雨粒の跳ねかたが違い、それが忠実に描写されています。雨粒ひとつひとつがまるで生きているかのようです。
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#天気の子 では天使の梯子の色にも注目です。天使の梯子は薄明光線という大気光象のひとつで、大気中の微粒子などで光の経路が見えるようになるチンダル現象によって起こります。太陽高度が高いと白っぽいですが太陽高度が下がる夕方はレイリー散乱で暖色強めに。とても忠実に描写していただきました。
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#天気の子 では天使の梯子が見どころのひとつです。雨が降ってるシーンの天使の梯子、光の筋のなかがキラキラ光ってるのわかりますか?実はこれ、雨滴による幾何学的散乱で煌かせてもらったのです。ごく短時間のシーンにめっちゃ情報量多いのでぜひ注目してみてください。
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雲記事でました。
『天気の子』の気象監修を担当した”雲研究者”が語る「雲って人間みたいなところがあるんですよ」 sitakke.jp/post/4654/
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#天気の子 放送ということで上映当時を振り返ると、「天気の子に出てくる上部が平らな雲は実際にあるの?」とよく聞かれました。これは限界まで発達した積乱雲の構造で、かなとこ雲と呼ばれています。画像は積乱雲の一生です。作中に描かれている積乱雲がどの段階なのかぜひチェックしてみてください🌦
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すっごい大規模な彩雲!
上空の強い風に乗ってレンズ状になった巻積雲に現れたもの。 twitter.com/hoshiisaki72/s…