24: きらきらした金粉が綺麗な空色のドリンク。 お酒かな、って思ったけど違うみたい。 しゅわしゅわ甘くてとっても美味しい。 お礼を言ったら、男の子は嬉しそうにはにかんでいた。 飲み終わったらお部屋に行かなくちゃ。
22: 「こんちは! 新人さんっすよね。 「部屋の準備、終わりましたんで呼びに来ました! 「あー、そうなんすよ。これまでオレがベッドメイクとかも兼任してて。 「だからホント、助かるっす! 「これ、オレからの歓迎ってことで。どぞ!
21: もう大丈夫だから、あんまり泣かないでね。 さて、そろそろ行かなくちゃ。 >立ち上がった私に声を掛けたのは…。
20: 水面が揺らめいて、違う景色が写り込んだ。 長い髪の女の子が泣いている…。
18: 〜中庭〜 うーん……、あれ? 私、寝ちゃってたみたい。 目が覚めたら、そこは緑が綺麗な中庭だった。 ぼんやり光る蝶が飛んで行く先には、噴水があった。
17: そろそろホテルに帰ろうかな。 引き返す途中、並んだ墓石中にひとつだけ、とても新しいお墓があった。 お墓に刻まれた名前は、 ………。 目の前の景色が歪んでいく…。
16: 墓地から少し離れたところにお墓がひとつ、ぽつんと立っていた。 支配人さんはそこにぴかぴかした飾りを巻いていく。 なんだかクリスマスツリーみたい。 お墓を飾るなんて不思議だな…。
15: 墓地を歩いていたら、突然支配人さんに声を掛けられちゃった。 お部屋の準備をしているんじゃ…? 墓地の奥に向かって行ったけど、何かあるのかな? >ちょっと気になるかも。
14: 「やっほー! 調子はどう? 「…ふーん、その感じだともう少しかな。 「なんでもないよ、こっちの話。 「じゃ、またね!
13: ………。 話の内容も気になるけど…なんだろう、不思議な気分。 頭の奥がそわそわする。 あのふたり、どこかで見たことあるような…。 >気になるけどここは退散! さて、どこに逃げよう。
12: 「聖水とはまた古典的な…こんなことでアイツが浄化されるとは思えませんけど。 「何事も試してみなくちゃわからないだろ?
11: 〜チャペル〜 少し建物から離れてみようかな。 墓地の向こうに小さなチャペルを見つけた。 古くて、ところどころ壊れかけているけどなんだか素敵。 割れたステンドグラスの模様が少し懐かしいような…。 あれ、誰かが居るみたい…。
10: 歌が終わっても、拍手の音はしなかった。 >邪魔をしたら悪いし、そろそろ違う場所に行こうかな。
09: 男の人が小さい生き物と一緒に歌ってる。 女の子に歌を聴かせているみたい。 あの子、全然目を開けないけど眠っているのかな?
08: 「じゃチビ共合わせるぞ〜、さんはい! 「わ〜 「わ〜 「わ〜
07: 何かの音…これって歌声? 歌声を辿ってみたら、ずいぶん遠くまで来ちゃったな。 ここは…どこだろう? なんだか特別なフロアに見える。 薄く開いた扉の向こうから、誰かと誰かの歌が聞こえる…。
06: 包帯でぐるぐるの男の子、大怪我してるようには見えなかったけど、何か事情があるのかな。 …それにしても、あの子誰と話してたんだろう? >次はどこへ行こうかな
05: 「ねえ、僕の包帯でツリー飾るのやめてよぉ…。 「俺なんもやってないよ! 「やめ…言ってるそばから包帯ほどくのやめてよおぉ〜〜もぉぉ〜〜!!
04: 〜エントランスホール〜 わあ、大きなクリスマスツリー! 今はクリスマスなのかなあ。 あれっ、このツリーの飾りってよく見たら包帯? 飾り付けをしている誰かの声が聞こえてくる…。
03: そう言って、マントの男の子は行ってしまった。 ここはどこ? 私はだれ? 新人って本当かな。 わからないけど、ジッとしていると余計不安になっちゃいそう。 >どこかに行ってみよう。どこが良いかな?
02: 「ところで今、君の部屋を用意している所なんだけど、少し時間がかかりそうなんだ。 「だから…そうだなァ。 準備ができるまで、ホテルの中でも見学して待っていてくれる? 「それじゃあ、また後でね。
01: 「……やあ、ようこそゴーストホテルへ! 「目が覚めたね。気分はどう? え、なんにも思い出せないって? ヘーキヘーキ、みんなそうだから。 「ここはホテル。 そして君は今日から住み込みで働いて貰う予定の新人さんだよ!
00: じゅんびちゅう そのうち あける しばしまて
11月16日はクリスマスな花子くんが表紙なGファンタジー12月号の発売日🎄 本編48話はセンターカラーでお届けです⭐️ カフェのお知らせもっけ! もっけ! もっけ!もっけ! もっ