【その②】 ヘンゼル 「…………ぐぅ」 ワトソン 「いや喋れよ!? この状況で寝るか普通!? なんなんだよ、お前さん自由な世代なの!?」 ヘンゼル 「…………大丈夫。今はお腹空いてない」 ワトソン 「すごいな! 会話の通じなさすごいな!?」  (続く)
【その③】 ワトソン 「そもそも、この組み合わせはどうなってんだ!? 俺たちは作中で全く絡んでねえだろ……! なんだってこんな番外編で、急に――」 ヘンゼル 「ん……公正なくじ引きによる決定…… ちなみに、君がいない時に実施」 ワトソン 「公正とは!?」 (続く)
【その④】 ワトソン 「そんで…… 俺たちは結局、なにをすりゃいいんだ?」 ヘンゼル 「【Code:Realize ~白銀の奇跡~】を語る……的な。 そんな使命が……ある気がする」 ワトソン 「お前、その手に持ったクッキーなんだ。 さては誰かに言われてやってんな!?」 (続く)
【その⑤】 ヘンゼル 「まあまあ…… クッキー、5分の1あげるから―― それで……ちょっと聞きたい」 ワトソン 「す、すくねえ……! んで? なんだよ、聞きたいことって」 ヘンゼル 「――君、誰?」 ワトソン 「ジョン・H・ワトソンだよ! 分かんないで会話してたのかよ!?」 (続く)
【その⑥】 ヘンゼル 「とにかく――明日から僕達が、 【Code:Realize ~白銀の奇跡~】について、 もりもり盛り上げる……気がするので…… よろしく、ワチョコン」 ワトソン 「誰がワチョコンだ! くそ、ホームズとは違った意味で天然か……! ……さ、先が思いやられるぜ……!」
発売間近記念ワトソン&ヘンゼル劇場 クリスマスルート編 【その①】 ヘンゼル 「……では。お手元の資料をごかくにゅんください」 ワトソン 「出だしから慣れない喋り方で噛んでるじゃねえか……」 (続く)
【その②】 ワトソン 「まあまあ。 こういう場は肩肘張っても仕方ねえのよ。 いつも通りでいこうぜ? 気楽に気楽に」 ヘンゼル 「……なるほど……じゃあ……僕は、お菓子食べてる」 ワトソン 「ん~? 何言ってんだ少年~? それは色々間違ってるよなぁ~?」  (続く)
【その③】 ワトソン 「さてと、今日紹介するのは…… ≪クリスマス≫ルートについてらしいぞ?」 ヘンゼル 「おー……? ええと。サン――サン……?」 ワトソン 「そうそう、サンタ――」 ヘンゼル 「サンジェルマン」 ワトソン 「違うな!? サンタジェルマン伯爵になっちゃうな!?」 (続く)
【その④】 ワトソン 「ま、読んで字のごとくだが―― クリスマスにまつわる、 冬ならではの雰囲気が楽しめるらしい。 俺だったら……そうだなあ、嬢ちゃんと雪だるまでも作るかな。 少年、お前さんは?」 ヘンゼル 「毛布から、出たくない」 ワトソン 「……それっぽいなあ」 (続く)
【その⑤】 ワトソン 「物語の時系列は、 フィーニスルートの後……っつーことらしい。 つまりは誰とも恋仲になってない状態だな」 ヘンゼル 「無限の可能性が、ある……かも?」 ワトソン 「ああ。今までにない銀世界―― それと新規衣装もあるらしいぜ? 楽しみが尽きねえよな!」 (続く)
【その⑥】 ワトソン 「それと。クリスマスルートを代表して、 ルパンから一言貰って来たぜ! 皆、楽しみにまっててくれよな!」 ヘンゼル 「はっぴーはろうぃーん」 ワトソン 「クリスマスだっつーの!」 (続く)
【その⑦】 ヘンゼル 「……明日は、≪カンタレラ≫ルートのお話だって」 ワトソン 「またべっぴんな嬢ちゃんだよなあ。 あれだろ? 巷じゃ有名な歌姫なんだってな」 ヘンゼル 「僕も……歌、歌える。 ん、んん――……ワトソンは~苦労人~♪」 ワトソン 「それは歌か!?」
発売間近記念ワトソン&ヘンゼル劇場 カンタレラルート編 【その①】 ヘンゼル 「今日の僕は…… 何か、すごい気がする。 張り切っていこう……えいえい、おー」 ワトソン 「お、おお? 何がすげえのか全く伝わらねえが…… やる気があるのは何よりだな」 (続く)
【その②】 ワトソン 「そんじゃ、早速いこうか。 今日紹介するのは、≪カンタレラルート≫ってんだ。 ルパン一味の冒険譚として、賑やかで楽しくて、 そんでもって最後は――……って話らしいな」 ヘンゼル 「うん、楽しそう。 歌姫が出るお話だって、聞いた。 歌、聞けるのかな……?」  (続く)
【その③】 ワトソン 「謎多き歌姫と、その父親。 そして歌姫に迫るひとつの影―― うんうん、わくわくするじゃねえか! ホームズじゃねえが……事件のにおいがするぜ!」 ヘンゼル 「え……ワトソン。お風呂、ちゃんと入ってる……?」 ワトソン 「俺がにおうとは言ってねえぞ!?」 (続く)
【その④】 ワトソン 「もちろん新キャラクターも登場だ。 さっきから話題にあがってる歌姫、カンタレラ。 そしてその父親、マイルズ=ストランド」 ヘンゼル 「それと……何だかとっても怪しい仮面の人。 エギーユ男爵――だって」 ワトソン 「どいつもこいつも、ワケありって感じだよな」 (続く)
【その⑤】 ワトソン 「物語の時系列は【創世の姫君】、 その最中にあった出来事として語られるらしいぜ」 ヘンゼル 「ふーん……? ルパン一味って、すごく試練が多いよね……」 ワトソン 「まあな~。 出来る男があんだけ揃えば、 それなりに大変な日常にもなるだろうさ」 (続く)
【その⑥】 ワトソン 「うっし、今日はここまで! 明日はフィーニスアフターの紹介だ」 ヘンゼル 「フィーニスは……すごく、優しいよ。 文句ばっかり言われるけど……クッキーくれるし」 ワトソン 「嬢ちゃんにとっても、 待望の家族との時間だからな。 幸せそうな様子が見れたら最高だよな!」
【その③】 ヘンゼル 「フィーニスが全力で【弟】してるから…… なんだか頭を撫でたくなること、間違いなし」 ワトソン 「へえ? 俺はフィーニスとの交流が多くねえからなあ。 あんま無責任なことは言えねえが…… けど、いいじゃねえか。 幸せな家族ってのは、最高だぜ?」 (続く)
【その④】 ワトソン 「それぞれの関係性も、 ルートならではのもんになってるからな。 これもまた有り得た未来として、楽しんでくれると嬉しいぜ」 ヘンゼル 「僕はよく遊びに行くから…… お菓子を用意してくれれば、喜んであげる」 ワトソン 「なんで上から目線なんだお前は」 (続く)
【その⑤】 ワトソン 「こいつは、 俺がとある筋から入手した極秘画像なんだが…… フィーニスがエプロン着てるじゃねえか! いや~、平和でいいことだなぁ」 ヘンゼル 「うんうん……これでいつでもお菓子を作ってもらえるね」 ワトソン 「お前は菓子をたかることしか頭にねえのか……」 (続く)
発売間近記念ワトソン&ヘンゼル劇場 ショルメアフター編 【その①】 ワトソン 「さあ、今日は我が相棒の――」 ヘンゼル 「……!」 ワトソン 「お……? ど、どうした? なんでそんな震えてんだ……!?」 ヘンゼル 「――お腹すいた」 ワトソン 「誰かー! クッキー持ってこーい!」 (続く)
【その②】 ヘンゼル 「ふう……落ち着いた」 ワトソン 「尋常じゃねえ震えだったけどな……まあ、と、ともかくだ。 今日は我が相棒、ホームズ―― ああ、いやエルロック・ショルメのルートについてだな。 フィーニスと同じくだが…… 【祝福の未来】からの続きの話になってるんだぜ?」  (続く)
【その③】 ワトソン 「今まで頑なにひとりでいるようなやつだったからな…… 相棒で――そんでもって、親友の俺としちゃあ あいつが幸せそうで何よりだよ」 ヘンゼル 「なんと、びっくり。 ワトソンも……ちゃんと、活躍します」 ワトソン 「なんで意外そうな言い方なんだよ……!?」 (続く)
【その④】 ワトソン 「今回のメインはやっぱ、 いまだ嬢ちゃんの身に残る 例の毒をどうするか……って所らしいが――」 ヘンゼル 「……大丈夫。きっと乗り越えられる。 あの子は強い子だし」 ワトソン 「……! ああ、そうだよな。信じるしかねえよな」 (続く)