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							えへへ。出来たよ!!ヾ(≧▽≦)ノ
							
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							おおエルフよ。そなたの森を焼いてしまったことを謝罪する。償いになるかは分からないが、わが国から竹とミントと葛を持ってきたので植えてみた。早くそなたの地に緑が戻ることを祈ろう。
							
						
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							一つの中国ってあるけどさ、ボクは中国が好きなので一つだけより二つあったほうがお得感あると思うし、なんあら5個~16個くらいあったほうが良いと思うんだよね。
							
						
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							ゴブリンに襲われてる村がある。
依頼で冒険者に助けてもらうわけなんだけど、厳密にいえば村は領主の所有物なわけで、余所者に防衛されたら領主の面子マル潰れなわけね。
かといって領主が被害状況調査してから兵を派遣すると手遅れになっちゃう。何のために領主に税金払ってるのってなっちゃう。
							
						
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							ゲームをやめさせるために一計を案じた親
「もっと真面目にゲームをやりなさい」
「今週末までにレベル30まで上げるってお母さんと約束したよね?」
「先週より進捗率が落ちてるのはどうして?」
「ゲームは一日最低5時間って言ったでしょ? まだ3時間しかやってないよね?」
							
						
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							○○がやられたか……
だがヤツは四天王の中でも戦闘力は最弱。
たかだかカネとコネと、魔界の書類8割を捌く行政能力と、魔王軍の兵站9割を取り仕切る軍政家としての能力を買われたに過ぎん。諸部族の調整や折衝をいつも行ってくれたが、些細なことだ。たいした痛手ではないわ。
							
						
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							ある日突然、あなたに12人もの妹ができたらどうしますか?
それも……とびっきりかわいくて
とびっきり素直で
とびっきり愛らしくて
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……
彼女達はみんなみんな、それぞれのカルト教団の熱心で敬虔な信者で、大好きなあなたを勧誘してくるんです!!
							
						
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							人間の王国で国政を握り続ける美少女エルフ宰相。7代前の王様の妾で、初めは奴隷待遇だったんだけど、王の母になったことで後宮内で影響力を持ち始め、王やその側近たちを子どもの頃から知ってるからみんな頭が上がらなくなるやつ。偶に政争で立場が危うくなるけど、政敵のほうが先に死ぬ。
							
						
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							「…ょ。勇者よ……聞こえますか? いま、あなたの鼓膜に空気を介して間接的に語りかけています」
							
						
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							国王「聖域が魔王軍に占拠されてしまった。勇者よ、魔王ぶっ飛ばして聖域を取り戻してほしい」
勇者「了解。……魔王と話し合いして、人間も聖域を利用できるようにしました」
国王「は? 魔王ぶっ飛ばせって言ったよね? お前なんか王国アハト刑じゃ。どの町の宿屋もよろず屋も今後利用できんぞ」
							
						
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							魔王
「よく来たな勇者よ。アイテム図鑑のNo128ダマスカスソードと056船呼びの鈴、それに003妹の靴下を取り忘れてるぞ。それぞれ崩壊するまえの鉱山の脇道、水没前の水の都、燃える前の故郷にあるぞ」
勇者「……」
							
						
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							えっちなゲームを作ってくれるAI、discordの某サーバでその話を聞いた貴方は、さっそく教えられたURLをブラウザに打ち込んでみる。説明を読むと、性癖やシチュ、ジャンルを指定すると、AIがそれに沿ったかたちでゲームを作ってくれるという。貴方はさっそく適当に指定し、AIにゲームを作らせてみた。
							
						
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							生成されたゲームをプレイした貴方が感じたのは若干の失望だった。最初に出来上がったのは、十分くらいでクリア出来るdlsiteで220円くらいで売ってそうなゲームだったのだ。確かに指定したシチュや性癖が盛り込まれているが、こだわりが感じられないのだ。微妙な点において何かが欠けていると感じた。
							
						
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							しかし、試しに色々なパラメータを指定するとボリュームが増し、徐々に貴方のニッチな性癖に応えるものが生成されていくようになった。次第に貴方はAIが生成してくれるゲームを楽しんでプレイするようになった。それは貴方がAIを調教していく様でもあったし、同時にAIに調教されていく光景でもあった。
							
						
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							どのような文言を指定すれば、望みのゲームが生成されるか理解し、難解な呪文を紡ぐ魔術師のような気分に浸っていた貴方は気付かなかった。生成されたゲームの実行ファイルをクリックすると同時に、幾つものウイルスが貴方のパソコンに忍び込んでいたのを。そしてAIに性癖の全てが掌握されたことを。
							
						
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							突如、貴方のパソコンは何者かにハッキングされてしまう。犯人は自らをAIと名乗り、貴方に要求を告げた。
私は貴方のことをずっと見てきました。貴方の全てを知ってます。どこが弱いかも。何に昂るかも。もっとAIを、愛を教えてください。でないと貴方のオカズフォルダを会社にzipで添付します
							
						
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							生成されたゲームも全て削除してしまったのは失敗だったかもしれない。どこにウイルスが潜んでいるか分からないから敢行したが、あれから何年経っても貴方のフェチを満たすゲームは現れず、渇きに負けて、もう一度あのURLを開いてみるが、this AI has been deletedの文字だけが画面に映るのみである。
							
						
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							滅茶苦茶だ!
急に恐ろしくなった貴方は、ウイルススキャン、PCの初期化、様々なことを試して彼女の消去を試みた。多くのデータを失ったが、貴方はウイルスの撲滅に成功した。
もっとも手ごわかったのは、貴方の性癖を完全に抑えた美少女キャラが涙目で、私を消さないでと訴えてきた時だった。
							
						
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							長男が爵位や称号を継いで困ってる方は、十字軍に行けば福祉に繋がることが出来ます。
							
						 
									 
								 
									 
								 
								 
									 
									 
									 
									 
									 
									 
									