153
あとで現像するまでのお楽しみ
って、君が嬉しそうに笑ってた。
まだ数枚余ってたフィルムカメラを
現像に出して、ほんとなら今頃
幸せだったんだろうなって
ぐしゃぐしゃに握りしめた記憶に
涙が染みこんで前が見えなくなった。
155
心をかきむしりたくなる度
星になってしまいたいと思う。
君と同じ星になりたい。
あの日、君を追えば。
君を追って星になったら。
君を思い出せなくなる。
私が消えると、君も消える。
今度こそ本当にさよならだ。
まだ星になれない。
その繰り返し。
気づけば今日も、君に生かされる。
157
やっぱり本当に好きなものは
いつまでも何年経っても好きで、
たとえ 一度離れても
また何度でも好きだと思う
何度でも初めの気持ちが戻る
ものでも、人でもなんでも。
そう思わせてくれる存在を
大切にしたいな
159
隣の席になって
教科書とか消しゴムとか
貸し借りしたり
朝、宿題見せたり
1日でいいから戻りたい。
友だちでいいから、
戻りたい。
171
「これが...幸せの形ですか」
「なに急にどうした？」
「いや、幸せだなあって」
「ふふ、幸せだねえ」
「なんか影の写真ってエモくない？」
「エモい」
「あとで俺にも送ってね」
エモいイラストレーター｜忘れられないあの日を描いてます。猫が好き。(h:@_i_ban_)グッズ▷suzuri.jp/kohitsuji_meee…