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面白くなりそうだからこそ、時間をかけて作り込みたい。今、駆け込むように弦野編に入って行くのは、もったいない気がする。もっと練り込めるはずだ。
そんなことを神海先生に話して、他の色んなエピソードの構想を出しまくったのです。
自分自身、弦野編が一番面白いことを分かっていながら。
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実は、当時、「弦野編」に突入していいものかどうか、わたくし担当は、かなり悩んでいたんです。
いやいや、弦野編に自信がなかったわけではなくて、むしろ逆で、この弦野との話はメチャクチャ熱くて面白い話になるだろうなと燃えていたわけで。
ただ、だからこそ不安もあったのです。
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それは、ズバリ「木戸雅編」の完結回の打ち合わせでした。
………いや、すみません、もっと正確に言うと、「弦野編」の導入について、死ぬほど悩んだ回の打ち合わせです。
街のチンピラが鳴苑女子の2人に絡んだ際、弦野が颯爽と現れる、あの回ですね(笑)。
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メリクリで年の瀬で、寒い日が続くせいか、神海先生とした、ある日の打ち合わせのことが思い出されて、ちょっと深夜につぶやかせていただこうかな、なんて(笑)。
ソルキャの、これまでの打ち合わせの中で、12時間かかった回があります(これが最長です)。
去年の冬のことです。
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