食器と食パンとペン(@syokupantopen)さんの人気ツイート(リツイート順)

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よい言葉と恋よ。/コジヤジコ (よいことばとこいよ)#回文
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2/19 ほんものの熊より大きなテディベア作りたいほど今日はご機嫌(山上秋恵)
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5/27 風という名前をつけてあげました それから彼を見ないのですが(笹井宏之)
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6/16 星ひとつ滅びゆく音、プルタブをやさしく開けてくれる深爪(田丸まひる)
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4/16 勇敢であったことなんて一度もない卵をときながら春の朝に(フラワーしげる)
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8/7 もう一度。空を忘れてもう一度。しずかに消えていける気がする(小林朗人)
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【木曜のわるねこ】 木曜泊めたわるねこは ピンチを襲いにやけます 何故きみ敢えて(シッポ揺れ) ブーツ噛むのさ(ベロぬらり) もくようとめたわるねこは ひんちをおそいにやけます なせきみあえてしっほゆれ ふーつかむのさへろぬらり いろはねこ曜日/コジヤジコ
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3/31 暮れるまで眺めていたが春の日の何も現れない水平線(瀧音幸司)
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4/20 土砂降りの街へくり出すやくざ猫・盗賊かもめ・刺青金魚(鈴木加成太)
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6/18 少しずつ月を喰らって逃げている獣のように生きるしかない(虫武一俊)
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たやすみ、は自分のためのおやすみで「たやすく眠れますように」の意/岡野大嗣『たやすみなさい』
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わたくしの心臓として適当なりんごをひとつ買ってください/有村桔梗
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11/26 水の無い星にうまれた生き物のように涙を流さずに泣く(山本左足)
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5/2 ハムレタスサンドは床に落ちパンとレタスとハムとパンに分かれた(岡野大嗣)
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5/2 ポケットの硬貨2枚をネクターに変えて五月の風のなか飲む (岡野大嗣)
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倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使 /岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
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8/25 「あいにくと奇跡は売っておりません」ふかぶか耳を丸めるうさぎ(田中ましろ)
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リプトンをカップにしずめてゆっくりと振り子のように記憶をゆらす/蒼井杏『瀬戸際レモン』
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11/23 花束に顔をうずめているあいだ逃げ方ばかり考えていた(佐伯紺)
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12/16 オムレツが金色だった朝もある全部まぶしくて気付かなかった(倉野いち)
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5/9 暗闇で眠りを待っているときの心臓の音 波音に似て(下楠絵里)
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10/27 登っても登っても近く見えてこない月まで続く階段を行く(瀧音幸司)
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2/8 溜息もその他の息も真つ白でからつぽになるやうな気がする(荻原裕幸)
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7/1 青く青く夏の匂いが立ち込めて僕らはいつか迷子になった(都季)
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6/7 長靴も合羽も傘も黄の色でスキップせずにいられなくなる(山上秋恵)