食器と食パンとペン(@syokupantopen)さんの人気ツイート(リツイート順)

551
俯いたあなたの髪に飾りたい輝きわたる冬の銀河を/飯田彩乃
552
8/28 青でできているのだとおもう空や海のように半分くらいはわたしも(野樹かずみ)
553
猫を追い帰れなくなり電話する。電話がぬるく、やわらかく。嗟(にゃあ)。/御前田あなた
554
2/12 わたしにはわたしがいるよ右の掌で冷えた左の拳を包む(藤澤幸男)
555
4/18 音もなく近づいてきた憂鬱が僕の手首をそつと掴みぬ(門脇篤史)
556
1/14 優秀なペンギンなので空を飛ぶことを望んでなんていません(じゃこ)
557
8/16 またひとつ夏の秘密を分けあってふたり大きな雲になりそう(高松紗都子)
558
9/21 動物は何も言わずに死んでゆく人間だけがとてもうるさい(木下龍也)
559
6/23 すみませんよわいわたしをはなしがいしているわたし こてん ぱん の きゅう(蒼井杏)
560
8/20 西瓜という水ひとつぶの球体をだいじ、だいじと抱えて帰る(千種創一)
561
12/23 生まれつき耳鳴りのある犀の吐く一夜にいちどきりのため息(岡野大嗣)
562
4/2 飼ったこともない猫に名をつけている天気予報に桜はあふれ(虫武一俊 )
563
11/2 そんじょそこらの旗なんか刺さらないつよいつよいオムライスください(加賀田優子)
564
2/27 地下駅に季節がふいに目をさます 「春は前駅をでました」/杉崎恒夫
565
いい孤独
566
世界からサランラップが剥がせない/川合大祐
567
真夜中の広場で閉じた噴水は鯨になった夢をみている/加賀田優子
568
10/3 胸の中なんにもなくて怖くなる補充のしかたなんて知らない(斎藤見咲子)
569
4/5 春色の汽車に乗れない僕ですがあなたを海に連れてゆきます(木下龍也)
570
放たれたまま永遠に飛び続けてる弾丸のように眠たい/やじこ
571
9/18 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない(杉崎恒夫)
572
たんぽぽのぽぽよりたんが楽しくて足下も見ず踊っちゃうよね/谷じゃこ
573
9/17 もう声は思い出せない でも確か 誕生日たしか昨日だったね(岡野大嗣)
574
4/16 重力があってよかった 僕たちが眠りについた後もよろしく(ながや宏高)
575
ハムレタスサンドは床に落ちパンとレタスとハムとパンに分かれた/岡野大嗣