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9/9 ねこの夢みてた、と笑う そのねこがわたしだったと気づかないまま（氏橋奈津子）
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11/24 「生きろ」より「死ぬな」のほうがおれらしくすこし厚着をして冬へ行く／虫武一俊
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誰からも怒られぬ日とだれからも愛されぬ日がほそぼそつづく／熊谷純『真夏のシアン』
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12/19 降りぎわに「じゃあ」と握った手のかたち合えば二人の「またね」は祈り ／岡野大嗣
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7/21 ぼうっとしてゐるあなたが好きでぼくはもうこんなところまできてしまった（中山明）
好きな短歌から絵を描きます。『食器と食パンとペン わたしの好きな短歌』は絶版、復刊予定なしです。