食器と食パンとペン(@syokupantopen)さんの人気ツイート(新しい順)

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9/3 幸せに僕がなってもいいのですずっと忘れていたことですが(牛隆佑)
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9/1 きみがきみの道を向くとき僕はそのうしろで小さくならえをするよ(岡野大嗣)
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8/31 この朝はほんものなのか胃のかたち確かめながら珈琲を飲む(荻原裕幸)
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8/28 青でできているのだとおもう空や海のように半分くらいはわたしも(野樹かずみ)
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8/25 「あいにくと奇跡は売っておりません」ふかぶか耳を丸めるうさぎ(田中ましろ)
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8/24 失望であふれる我のてのひらにレモンのサンドウィッチをくれる(中込有美)
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8/23 この国でわたしはおもに猫だからあなたの膝にとても詳しい(柳本々々)
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8/22 もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい(岡野大嗣)
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8/21 脳みそがあってよかった電源がなくても好きな曲を鳴らせる(岡野大嗣)
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8/20 西瓜という水ひとつぶの球体をだいじ、だいじと抱えて帰る(千種創一)
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8/18 あと何度謝るかしら死ぬまでに全部ちゃんと忘れられるかしら(伊藤朱里)
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8/17 ゼリーばかり食べている夏たましいの欠けた部分を埋めようとして(鍋島恵子)
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8/16 またひとつ夏の秘密を分けあってふたり大きな雲になりそう(高松紗都子)
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8/15 夏休みお昼ごはんに次々と姿を変えて迫り来る麺(竹林ミ來)
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8/13 要約すると何もない ふんわりとした朝そのままに夜がくる(寺山雄介)
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8/12 きらいだし(きらわせんなよ)罰として蝉の死がいを拾って帰れ(黒崎立体)
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8/11 眠るため召還される羊たち、かぞえないからあそんでおいで(谷川電話)
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8/9 終わったらバケツの中に差しこんで花火の息の根を聞くのです(ながや宏高)
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8/7 もう一度。空を忘れてもう一度。しずかに消えていける気がする(小林朗人)
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8/6 一人きり生まれて死んだ人がいて幸せだったと誰も知らない(山本左足)
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8/4 ここじゃない何処かへ行けばここじゃない何処かがここになるだけだろう(岡野大嗣)
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8/3 一日の終わりにアイスクリームをのせて夜空のない公園へ(実山咲千花)
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8/2 グレゴール・ザムザは蟲になれたのに僕には同じ朝ばかり来る(岡野大嗣)
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8/1 午前二時見張りは少し眠たくてひそかに月を覗いてもいい(秋山生糸)
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7/30 かき氷ちいさな匙で崩すとき夏の速さはどんどん増して(若草のみち)