108
同「この前話題になってた体言止めがどうこうでさ」
僕「申し訳ないが実は体言止めがいまいちどんなのかわかってない」
同「なんていうの…?単語で止める感じ…?」
僕「青雲、それは、君が見た光。僕が見た希望。」
同「そうそうそうそう!!!」
僕「幸せの青い雲」
同「ありがとう青雲」
123
母「この家はあまりに古く、家の基礎がマジでただの石なことは昔話したな」
僕「存じております」
母「とうとう石にヒビが入りました」
僕「ははぁ…それを聞くとこの雪からなる家鳴りの音もひとしおですね」
母「実家はいいところだぞ何もないし雪しかない」
僕「流刑の地ですかここは」
124
母「相手を呪うってさ、駄目だよなやっぱ」
僕「どしたん?」
母「呪いだとイマイチ自分の力で相手が不幸になったのか確信持ちづらいし」
僕「母さん?」
母「やっぱ”俺の力で憎いアイツが不幸になるところ”を見たいだろ」
僕「あの、お母様?」